PowerPoint VBAでスライドを最後尾に移動する方法|初心者向け解説

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PowerPointのプレゼンテーションを作成していると、スライドの順番を変更したくなることがあります。特に、後から追加したスライドを最後に移動したい場合、手動でドラッグするのは面倒ですよね。そこで、VBA(Visual Basic for Applications)を使って、スライドを自動で最後尾に移動する方法をご紹介します。

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VBAを使ってスライドを最後尾に移動する方法

PowerPointのイメージ

PowerPointのイメージ

まずは、VBAを使ってスライドを最後尾に移動する基本的なコードをご紹介します。

Sub MoveSlideToEnd()
Dim slideIndex As Integer
slideIndex = ActiveWindow.View.Slide.SlideIndex
ActivePresentation.Slides(slideIndex).MoveTo ActivePresentation.Slides.Count + 1
End Sub

このコードは、現在表示されているスライドを取得し、そのスライドをプレゼンテーションの最後尾に移動します。

スライドを最後尾に移動した後の表示位置を維持する方法

スライドを移動した後、編集画面での表示位置が変わってしまうことがあります。これを防ぐためには、移動前のスライドのインデックスを記録し、移動後にそのスライドを再度表示するようにします。

Sub MoveSlideToEndAndKeepView()
Dim slideIndex As Integer
slideIndex = ActiveWindow.View.Slide.SlideIndex
ActivePresentation.Slides(slideIndex).MoveTo ActivePresentation.Slides.Count + 1
ActiveWindow.View.GotoSlide slideIndex
End Sub

このコードでは、スライドを移動した後、元のスライドに戻るようにしています。

複数のスライドを一度に最後尾に移動する方法

複数のスライドを一度に最後尾に移動したい場合、以下のようなコードを使用します。

Sub MoveMultipleSlidesToEnd()
Dim slide As slide
For Each slide In ActiveWindow.Selection.SlideRange
slide.MoveTo ActivePresentation.Slides.Count + 1
Next slide
End Sub

このコードは、選択されているすべてのスライドを最後尾に移動します。

よくある質問や疑問

Q1: VBAを使うにはどうすればいいですか?

PowerPointでVBAを使用するには、まず「開発」タブを表示する必要があります。表示方法は、PowerPointの「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」で「開発」にチェックを入れてください。その後、「開発」タブから「Visual Basic」を選択し、VBAエディタを開きます。

Q2: VBAのコードを実行するにはどうすればいいですか?

VBAエディタでコードを入力した後、「実行」ボタン(緑色の再生ボタン)をクリックするか、F5キーを押すことでコードを実行できます。

Q3: VBAのコードを保存するにはどうすればいいですか?

VBAのコードを保存するには、プレゼンテーションを「.pptm」形式で保存する必要があります。これにより、マクロ(VBAコード)を含むプレゼンテーションとして保存できます。

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まとめ

VBAを使うことで、PowerPointの操作を自動化し、効率的に作業を進めることができます。スライドの順番を変更するだけでなく、他にもさまざまな操作を自動化することが可能です。ぜひ、VBAを活用して、プレゼンテーション作成の効率化を図ってみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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