Access VBAでPowerPointを自動作成する方法【初心者向け解決ガイド】

2025.10.07

パソコン操作に自信がない方でも、Access VBAを使ってPowerPointのスライドを自動で作成できる方法をわかりやすくご紹介します。これを読めば、手作業でスライドを作る手間が省け、日々の業務がぐっと楽になりますよ。

Access VBAとは？
PowerPointを自動で作成するメリット
必要な準備
VBAコードの例PowerPointスライドを作成する
コードのポイント解説
よくある質問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Access VBAとは？

PowerPointのイメージ

Access VBA（Visual Basic for Applications）は、Microsoft Accessの中で使えるプログラミング言語です。これを使うと、データベースの操作やレポートの作成を自動化できます。

PowerPointを自動で作成するメリット

時間の節約毎回同じ内容のスライドを手作業で作る必要がなくなります。
ミスの減少手入力による誤りを防げます。
一貫性の確保全てのスライドが統一されたフォーマットで作成されます。

必要な準備

1. Microsoft AccessとPowerPointがインストールされていること
2. AccessでVBAを使えるように設定されていること

VBAコードの例PowerPointスライドを作成する

以下のコードをAccessのVBAエディタにコピー＆ペーストしてみてください。

vba

Sub CreatePowerPointPresentation()

    Dim pptApp As Object

    Dim pptPres As Object

    Dim pptSlide As Object
    ' PowerPointを起動

    Set pptApp = CreateObject("PowerPoint.Application")

    pptApp.Visible = True
    ' 新しいプレゼンテーションを作成

    Set pptPres = pptApp.Presentations.Add
    ' スライドを追加

    Set pptSlide = pptPres.Slides.Add(1, 1) ' 1はタイトルスライドのレイアウト

    pptSlide.Shapes(1).TextFrame.TextRange.Text = "こんにちは、世界！"

    pptSlide.Shapes(2).TextFrame.TextRange.Text = "Access VBAでPowerPointを自動作成"
    ' プレゼンテーションを保存

    pptPres.SaveAs "C:\Users\ユーザー名\Documents\SamplePresentation.pptx"

    pptPres.Close
    ' PowerPointを終了

    pptApp.Quit

' オブジェクトの解放 Set pptSlide = Nothing Set pptPres = Nothing Set pptApp = Nothing End Sub

コードのポイント解説

* `CreateObject(“PowerPoint.Application”)`PowerPointを起動します。
* `pptPres.Slides.Add(1, 1)`1枚目のスライドを追加します。`1`はタイトルスライドのレイアウトを示します。
* `pptSlide.Shapes(1).TextFrame.TextRange.Text`スライドのタイトル部分に文字を入力します。
* `pptPres.SaveAs`指定した場所にプレゼンテーションを保存します。