PowerPointでマクロを記録し、実行する方法｜初心者でもできる自動化ガイド

PowerPointでプレゼンテーションを作成していると、同じ操作を何度も繰り返す場面がありますよね。例えば、「毎回フォントをメイリオに変更する」「スライドに同じロゴを挿入する」などの作業です。これらの作業を手動で行うのは時間がかかりますし、面倒ですよね。

そこで活躍するのが「マクロ」です。マクロを使うと、これらの作業を自動化でき、時間を大幅に節約できます。今回は、PowerPointでマクロを記録し、実行する方法を初心者向けにわかりやすく解説します。

マクロとは？

PowerPointのイメージ

マクロとは、複数の操作をひとまとめにして記録し、ボタン一つで自動的に実行できる機能のことです。例えば、スライドのフォントを「メイリオ」に変更し、文字サイズを「24pt」に設定するという一連の操作をマクロとして記録しておけば、次回からそのマクロを実行するだけで同じ操作を繰り返すことができます。

PowerPointでマクロを記録するには、まず「開発」タブを表示する必要があります。以下の手順で表示できます。

これで「開発」タブが表示されます。

次に、マクロの記録を開始します。

記録中は、PowerPointで行う操作がすべて記録されます。例えば、スライドのフォントを「メイリオ」に変更し、文字サイズを「24pt」に設定するなどの操作を行います。

操作が完了したら、記録を停止します。

これで、マクロの記録が完了しました。

記録したマクロを実行するには、以下の手順で行います。

これで、マクロが実行され、記録した操作が自動的に行われます。

マクロを含むPowerPointファイルを保存する際には、ファイル形式に注意が必要です。通常の「.pptx」形式ではマクロが保存されないため、「.pptm」形式で保存しましょう。

保存手順は以下の通りです。

これで、マクロが含まれた状態でファイルを保存できます。

マクロはセキュリティ上のリスクを伴う可能性があるため、PowerPointはデフォルトでマクロの実行を制限しています。信頼できるマクロのみを有効にするように設定を調整することをお勧めします。

インターネット上には、さまざまなマクロのサンプルコードが公開されています。また、VBAの基本を学ぶことで、自分でコードを作成・編集できるようになります。初心者向けのVBA入門書やオンライン講座を活用してみてください。

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PowerPointでマクロを記録し、実行することで、繰り返し行う作業を自動化し、作業効率を大幅に向上させることができます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると非常に便利な機能です。ぜひチャレンジしてみてください！

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