PowerPointでVBAを使ってみよう！初心者でもできるマクロ活用術

「PowerPointでVBAって何だろう？」「マクロって難しそう…」と感じているあなたへ。今回は、パソコンやスマホの操作に不安がある方でも安心して始められる、PowerPointのVBA（マクロ）活用法をご紹介します。これを読めば、面倒な作業を自動化して、プレゼン作成がぐんと楽になりますよ！

PowerPointでVBAを使う準備をしよう
初心者でもできる！簡単なマクロを作ってみよう
1. メッセージを表示するマクロ
2. すべてのスライドのフォントを変更するマクロ
マクロを実行してみよう
1. VBAエディタから実行する
2. PowerPointから実行する
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まとめ

PowerPointでVBAを使う準備をしよう

PowerPointのイメージ

まずは、PowerPointでVBAを使えるように準備しましょう。

「開発」タブを表示する

PowerPointを開いたら、上部のメニューから「ファイル」をクリックし、「オプション」を選びます。次に、「リボンのユーザー設定」をクリックし、「開発」にチェックを入れて「OK」を押します。これで、リボンに「開発」タブが表示されます。

VBAエディタを開く

「開発」タブをクリックし、「Visual Basic」を選ぶと、VBAエディタが開きます。ここで、マクロのコードを入力します。

標準モジュールを挿入する

VBAエディタが開いたら、左側の「VBAProject」を右クリックし、「挿入」→「標準モジュール」を選びます。これで、コードを入力する場所が準備できました。

初心者でもできる！簡単なマクロを作ってみよう

次に、実際にマクロを作ってみましょう。

メッセージを表示するマクロ

以下のコードを先ほど挿入した標準モジュールに入力してみてください。

Sub メッセージ表示()

    MsgBox "こんにちは、PowerPoint VBA！"

End Sub

このコードは、実行すると「こんにちは、PowerPoint VBA！」と表示されるメッセージボックスを出すものです。

すべてのスライドのフォントを変更するマクロ

次に、プレゼンテーション内のすべてのスライドのフォントを「メイリオ」に変更するマクロを作成してみましょう。

Sub フォントをメイリオに変更()

    Dim sld As Slide

    Dim shp As Shape

    For Each sld In ActivePresentation.Slides

        For Each shp In sld.Shapes

            If shp.HasTextFrame Then

                If shp.TextFrame.HasText Then

                    shp.TextFrame.TextRange.Font.Name = "メイリオ"

                End If

            End If

        Next shp

    Next sld

End Sub

このマクロを実行すると、すべてのスライドのテキストが「メイリオ」フォントに変更されます。