PowerPointを使っていると、「このファイルは読み取り専用です」と表示されて、編集できないことがありますよね。特に、仕事で資料を共有する際や、他の人と共同作業をする場合には、ファイルを「読み取り専用」に設定しておくと便利です。でも、どうやって設定すればいいのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか？
今回は、PowerPointのリボンから簡単に「読み取り専用」を設定・解除する方法をご紹介します。初心者の方でもわかりやすいように、ステップごとに解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
PowerPointのイメージ
PowerPointで「読み取り専用」を設定する方法
リボンから「常に読み取り専用で開く」を設定する
PowerPointを開いたら、まずは「ファイル」タブをクリックしてください。次に、「情報」タブを選択し、「常に読み取り専用で開く」をクリックします。これで、次回からそのファイルを開くときに、編集できない状態で開かれるようになります。
ファイルを最終版として保存する
もう一つの方法は、ファイルを「最終版」として保存することです。これを設定すると、ファイルを開いたときに「最終版です。編集しますか？」と表示され、誤って編集してしまうことを防げます。設定方法は、「ファイル」タブから「情報」→「プレゼンテーションの保護」→「最終版にする」を選択します。
クイックアクセスツールバーに「読み取り専用の設定/解除」ボタンを追加する
頻繁に「読み取り専用」の設定を切り替える場合は、クイックアクセスツールバーにボタンを追加すると便利です。これにより、リボンを開かなくてもワンクリックで設定を変更できます。設定方法は、リボンの任意のボタンを右クリックし、「クイックアクセスツールバーに追加」を選択します。
PowerPointで「読み取り専用」を解除する方法
リボンから「常に読み取り専用で開く」のチェックを外す
「読み取り専用」の設定を解除したい場合は、再度「ファイル」タブをクリックし、「情報」タブを選択します。そして、「常に読み取り専用で開く」のチェックを外すと、次回からそのファイルを編集可能な状態で開けるようになります。
ファイルのプロパティから「読み取り専用」のチェックを外す
もう一つの方法は、ファイル自体のプロパティを変更することです。ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。表示されたウィンドウで「読み取り専用」のチェックを外し、「OK」をクリックすれば、ファイルの「読み取り専用」属性が解除されます。
よくある質問や疑問
Q1: 「読み取り専用」に設定しても、他の人が編集できるのではないですか？
はい、「読み取り専用」に設定しても、他の人が編集することは可能です。しかし、設定しておくことで、誤って編集してしまうリスクを減らすことができます。
Q2: 「最終版にする」と何が違うのですか？
「最終版にする」は、ファイルを開いたときに「最終版です。編集しますか？」と確認される設定です。一方、「読み取り専用」は、ファイルを開いたときから編集できない状態にする設定です。
Q3: クイックアクセスツールバーに追加したボタンは、どのファイルでも使えますか？
はい、クイックアクセスツールバーに追加したボタンは、すべてのPowerPointファイルで共通して使用できます。
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まとめ
今回は、PowerPointで「読み取り専用」をリボンから簡単に設定・解除する方法をご紹介しました。これらの方法を活用することで、ファイルの誤編集を防ぎ、安心して資料を共有・共同作業することができます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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