PowerPointを使っていると、「ノート」という機能を見かけたことがあるかもしれません。これは、スライドごとにメモを書き込むことができる便利な機能ですが、時には表示を非表示にしたいこともありますよね。特に、プレゼンテーション中にノートを見せたくない場合や、デフォルトでノートを表示しないように設定したい場合など、状況に応じて使い分けることが重要です。
この記事では、PowerPointでノートを非表示にする方法と、デフォルトでノートを非表示に設定する方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。
ノートを非表示にする方法
PowerPointでノートを非表示にする方法はいくつかあります。以下に代表的な方法を紹介します。
ステータスバーの「ノート」ボタンをクリック
PowerPointの画面下部にあるステータスバーに、「ノート」と書かれたボタンがあります。このボタンをクリックすることで、ノートペインの表示・非表示を切り替えることができます。
「表示」タブから「ノート」を選択
リボンの「表示」タブをクリックし、「表示」グループ内の「ノート」を選択することで、ノートペインを表示・非表示にすることができます。
ノートペインの境界線をドラッグして非表示に
ノートペインとスライドペインの境界線にマウスポインターを合わせ、上下にドラッグすることで、ノートペインの表示領域を調整できます。最小化することで、事実上ノートを非表示にすることができます。
デフォルトでノートを非表示に設定する方法
PowerPointを起動したときに、ノートがデフォルトで表示されないように設定する方法もあります。これにより、毎回手動で非表示にする手間が省けます。
PowerPointのオプション設定を変更
PowerPointのオプション設定で、ノートペインの表示設定を変更することができます。
- PowerPointを開き、「ファイル」タブをクリックします。
- 「オプション」を選択し、「詳細設定」をクリックします。
- 「表示」セクション内の「この表示ですべてのドキュメントを開く」にある「ノート」を選択します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
この設定を行うことで、PowerPointを起動するたびにノートペインが非表示の状態で開かれるようになります。
ノートマスターを使用してレイアウトを調整
ノートマスターを使用することで、ノートのレイアウトを一括で変更することができます。
- 「表示」タブをクリックし、「ノートマスター」を選択します。
- ノートマスターの編集画面が表示されるので、ノートのプレースホルダーを選択し、サイズや位置を調整します。
- 編集が完了したら、「ノートマスター」タブの「マスター表示を閉じる」をクリックして、通常の編集画面に戻ります。
これにより、すべてのスライドで統一されたノートのレイアウトを適用することができます。
よくある質問や疑問
Q1: ノートを非表示にしても、プレゼンテーション中にノートを確認できますか?
はい、プレゼンテーション中でも「発表者ツール」を使用することで、スライドと一緒にノートを確認することができます。発表者ツールは、スライドショーを開始した際に、手元のパソコンに表示される特別な画面で、ノートや次のスライドのプレビュー、タイマーなどを確認することができます。
Q2: ノートの文字サイズやフォントを変更できますか?
はい、「ノート表示モード」を使用することで、ノート内の文字サイズやフォントを変更することができます。リボンの「表示」タブから「ノート」を選択し、表示されたノートペイン内で文字の編集を行うことができます。
Q3: ノートを印刷することはできますか?
はい、ノートを印刷することができます。印刷設定で「ノート」を選択することで、スライドと一緒にノートを印刷することができます。また、「ノートのみ」を選択することで、ノートだけを印刷することも可能です。
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まとめ
PowerPointのノート機能は、プレゼンテーションの際に自分用のメモを残すのに非常に便利です。しかし、状況によってはノートを非表示にしたい場合もあります。今回紹介した方法を活用して、ノートの表示・非表示を自在にコントロールできるようになりましょう。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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