PowerPointの画面切り替え効果「変形」の使い方｜初心者向けガイド

PowerPointのプレゼンテーションで、スライドの切り替え時に動きや変化を加えることで、より印象的な発表が可能になります。中でも「変形（Morph）」という画面切り替え効果は、スライド間でオブジェクトが滑らかに移動・変化するため、視覚的に非常に魅力的です。

今回は、PowerPoint初心者の方でもわかりやすく、実際の操作手順を交えながら「変形」の使い方をご紹介します。これを読めば、プレゼン資料が一段とプロフェッショナルに仕上がりますよ。

変形（Morph）とは？

PowerPointのイメージ

「変形」は、前のスライドと共通のオブジェクトを次のスライドに引き継ぎ、そのオブジェクトが移動・変形するアニメーション効果です。例えば、タイトル文字がスライド上で移動したり、図形が変形して次のスライドに現れるような演出が可能です。

変形を使うための準備

変形効果を適用するためには、以下の準備が必要です

変形効果を適用する手順

変形効果を適用するには、以下の手順を実行します

変形の効果のオプションを活用する

「変形」効果には、さらに細かな設定が可能です

• 効果のオプション「効果のオプション」ボタンをクリックすると、オブジェクト単位、単語単位、文字単位での変形が選択できます。文字単位での変形を選ぶと、文字ごとに移動するアニメーションが適用されます。
• 図形の変形図形を変形させる場合、図形の名前を「!!」で始めることで、変形対象として認識させることができます。

変形効果を活用するシーン

変形効果は、以下のようなシーンで効果的に活用できます

• サービス紹介サービスの概要から詳細へとスムーズに移行する際に、サービス名やアイコンが変形して次のスライドに現れる演出が可能です。
• データの変化数値やグラフの変化を視覚的に表現する際に、前のスライドのデータが変形して次のスライドに現れるように設定できます。
• ストーリーテリング物語の進行に合わせて、登場人物や背景が変形して次のシーンに移行する演出が可能です。

よくある質問や疑問

Q1: 変形効果が適用されない場合はどうすれば良いですか？

変形効果が適用されない場合、前のスライドと次のスライドに共通のオブジェクトが正しく配置されているか確認してください。また、オブジェクトの名前に「!!」を付けることで、変形対象として認識させることができます。

Q2: 変形効果を全スライドに適用するにはどうすれば良いですか？

「画面切り替え」タブの「すべてに適用」ボタンをクリックすると、選択した変形効果を全スライドに適用できます。

Q3: 変形効果のプレビューが表示されない場合はどうすれば良いですか？

プレビューが表示されない場合、スライドショーの設定で「タイミングを使用」にチェックが入っているか確認してください。チェックが入っていると、スライドの切り替えが自動で行われ、プレビューが表示されないことがあります。

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まとめ

PowerPointの「変形」効果を活用することで、スライド間の移行が滑らかになり、視覚的に魅力的なプレゼンテーションが可能になります。初心者の方でも、共通のオブジェクトを配置し、スライドを複製して位置やサイズを変更するだけで、簡単に変形効果を適用できます。

プレゼンテーションの内容や目的に合わせて、変形効果を上手に活用し、より印象的な発表を目指しましょう。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。