プレゼンテーションを控えているけれど、時間配分や進行に不安がある方へ。PowerPointの「リハーサル機能」を使えば、スライドごとの表示時間を計測し、発表時間を調整することができます。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、リハーサル機能の使い方と活用法を解説します。
リハーサル機能とは？
PowerPointのイメージ
PowerPointのリハーサル機能は、スライドショーを実際に進めながら、各スライドの表示時間を計測できる機能です。これにより、発表時間を把握し、時間内に収めるための調整が可能になります。
リハーサル機能の主なポイント
- スライドごとの表示時間を計測各スライドが表示されている時間を記録します。
- 発表全体の所要時間を把握プレゼンテーション全体にかかる時間を確認できます。
- タイミングの調整が可能表示時間を変更して、発表時間を調整できます。
リハーサル機能の使い方
リハーサル機能を開始する
- PowerPointを開き、リボンの「スライドショー」タブをクリックします。
- 「設定」グループ内の「リハーサル」をクリックします。
- スライドショーが開始され、左上にタイマーが表示されます。
スライドを進める
- マウスのクリックや「Enter」キーで、次のスライドに進めます。
- 右側のタイマーで、発表全体の所要時間を確認できます。
リハーサルを終了する
- 最後のスライドまで進んだら、「Esc」キーを押してリハーサルを終了します。
- 「今回のタイミングを保存しますか？」と表示されたら、「はい」をクリックして、タイミングを記録します。
タイミングを確認する
- 「表示」タブの「スライド一覧」をクリックすると、各スライドの右下に表示時間が表示されます。
リハーサル機能の活用法
発表時間の調整
- 各スライドの表示時間を確認し、長すぎる場合は内容を削減し、短すぎる場合は説明を追加するなどして、発表時間を調整します。
自動進行の設定
- リハーサルで記録したタイミングを使用して、スライドショーを自動進行させることができます。
- 「スライドショー」タブの「タイミングを使用」にチェックを入れると、記録したタイミングで自動的にスライドが切り替わります。
タイミングの削除
- リハーサルで記録したタイミングを削除するには、「スライドショー」タブの「スライドショーの記録」から「クリア」を選択し、「すべてのスライドのタイミングをクリア」をクリックします。
よくある質問や疑問
Q1: リハーサル機能を使うと、スライドの進行が自動になりますか？
はい、リハーサルで記録したタイミングを使用すると、スライドショーが自動進行します。手動で進めたい場合は、「スライドショー」タブの「タイミングを使用」のチェックを外してください。
Q2: リハーサル中に間違えた場合、やり直すことはできますか？
はい、リハーサル中に「繰り返し」ボタンをクリックすると、現在のスライドのタイマーがリセットされ、やり直すことができます。
Q3: リハーサル機能はどのバージョンのPowerPointで使用できますか？
リハーサル機能は、PowerPoint 2016以降のバージョンで使用できます。Microsoft 365やPowerPoint 2021、2022でも利用可能です。
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まとめ
PowerPointのリハーサル機能を活用することで、プレゼンテーションの時間配分を把握し、スムーズな進行が可能になります。特に、発表時間に制限がある場合や、緊張してしまう方には、事前のリハーサルが効果的です。ぜひ、リハーサル機能を使って、準備万端で本番に臨んでください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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