PowerPointでスライド番号と総スライド数を自動表示する方法

2025.07.30

PowerPointで「スライド番号」と「総スライド数」を自動的に表示させる方法をご紹介します。特に、資料が多くなると、スライド番号や総スライド数を手動で更新するのは手間がかかりますよね。そこで、初心者の方でも簡単にできる方法を、わかりやすく解説します。

スライド番号と総スライド数を自動で表示する方法
1. VBAを使ってスライド番号と総スライド数を表示する手順
2. 注意点
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

スライド番号と総スライド数を自動で表示する方法

PowerPointのイメージ

PowerPointでは、スライド番号と総スライド数を自動的に表示するために、VBA（Visual Basic for Applications）という機能を使います。VBAを使うことで、スライドの追加や削除をしても、スライド番号と総スライド数が自動で更新されるようになります。

VBAを使ってスライド番号と総スライド数を表示する手順

1. VBAエディタを開く
PowerPointを開き、Alt + F11キーを押してVBAエディタを開きます。

2. 新しいモジュールを追加する
VBAエディタで、「挿入」→「モジュール」を選択し、新しいモジュールを追加します。

3. コードを入力する
以下のコードをコピーして、新しく追加したモジュールに貼り付けます。

vba

   Sub InsertSlideNumbers()

       Dim slide As slide

       Dim slideNumberShape As shape

       Dim totalSlides As Integer

       totalSlides = ActivePresentation.Slides.Count

       For Each slide In ActivePresentation.Slides

           Set slideNumberShape = slide.Shapes.AddTextbox(msoTextOrientationHorizontal, 10, 10, 100, 50)

           slideNumberShape.TextFrame.TextRange.Text = slide.SlideIndex & " / " & totalSlides

           slideNumberShape.TextFrame.TextRange.Font.Size = 12

           slideNumberShape.TextFrame.TextRange.Font.Color.RGB = RGB(0, 0, 0)

       Next slide

   End Sub

4. マクロを実行する
コードを貼り付けたら、F5キーを押してマクロを実行します。これで、すべてのスライドに「スライド番号 / 総スライド数」が表示されます。