PowerPointで変更履歴を記録する方法｜初心者でもわかる手順解説

2025.07.25

PowerPointでプレゼンテーションを作成していると、他の人と共同作業をする場面が増えてきます。そんなとき、誰がどこを変更したのかを把握できると、作業がスムーズに進みますよね。今回は、PowerPointで変更履歴を記録する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

変更履歴を記録する方法

PowerPointのイメージ

PowerPointには、変更履歴を記録するための「比較と結合」機能があります。これを使うと、元のファイルと変更後のファイルを比較し、どこがどう変わったのかを確認できます。

まず、変更前の元のファイルを保存しておきましょう。これで、後から変更内容を比較する際に便利です。

次に、元のファイルをコピーして、変更を加えた新しいファイルを作成します。この新しいファイルを他の人に送って、コメントや修正を依頼します。

変更が終わったら、元のファイルを開きます。次に、「校閲」タブの「比較」グループにある「比較」をクリックします。表示されたダイアログボックスで、変更後のファイルを選択し、「結合」をクリックします。すると、変更履歴が表示され、どこがどう変わったのかが一目でわかります。

リアルタイムでの共同作業には向かない
この「比較と結合」機能は、ファイルを個別に編集してから比較する方法です。複数人が同時に作業する場合は、OneDriveやSharePointを使って、リアルタイムで共同編集する方が効率的です。

変更履歴は手動で管理する
PowerPointには自動で変更履歴を記録する機能はありません。そのため、変更履歴を残すには、こまめに「比較と結合」を行う必要があります。

比較と結合機能は、PowerPoint 2016以降のバージョンで利用できます。ただし、Microsoft 365の最新バージョンでは、比較と結合機能が廃止されているため、代わりにリアルタイム共同編集機能を利用することをおすすめします。

いいえ、比較と結合機能を使っても、元のファイルは変更されません。新しいファイルとして変更内容が保存されるので、安心して作業できます。

はい、比較と結合機能を使うと、他の人が加えたコメントも確認できます。コメントはスライド上に表示され、内容を確認することができます。

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PowerPointで変更履歴を記録することで、共同作業がスムーズに進みます。特に、複数人でプレゼンテーションを作成する際には、変更履歴を確認することで、誰がどこを変更したのかを把握でき、作業の効率が向上します。

最後に、もしPowerPointの使い方や変更履歴の管理について、さらに詳しい情報が必要であれば、お気軽にLINEからお声掛けください。