iPadでPowerPointを使っていると、「資料を縦向きで作りたいけれど、どうすればいいの？」と悩んだことはありませんか？特に、チラシやポスター、スマホで見やすい資料を作りたいときには、縦向きのスライドが便利です。今回は、iPad版PowerPointを使って、スライドを縦向きに変更する方法を、初心者の方でもわかりやすく解説します。
iPad版PowerPointでスライドを縦向きにする手順
PowerPointのイメージ
「デザイン」タブを開く
まず、iPadでPowerPointを開きます。画面上部にある「デザイン」タブをタップしてください。
「スライドのサイズ」を選択
「デザイン」タブ内にある「スライドのサイズ」をタップします。これで、スライドのサイズ設定画面が表示されます。
「標準 (4:3)」を選択
表示されたメニューから「標準 (4:3)」を選択します。これで、スライドの縦横比が4:3に変更され、縦向きのスライドに適したサイズになります。
スライドの向きを縦に設定
次に、スライドの向きを縦に設定します。再度「デザイン」タブ内の「スライドのサイズ」をタップし、「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選択します。
表示されたダイアログボックスで、「印刷の向き」の「スライド」を「縦」に設定します。設定が完了したら、「OK」をタップしてください。
コンテンツの調整
スライドの向きを変更すると、既存のコンテンツがスライドに収まらない場合があります。表示されるダイアログボックスで、「最大化」または「サイズに合わせて調整」のいずれかを選択します。
* 「最大化」を選択すると、コンテンツが大きく表示されますが、スライドからはみ出す可能性があります。
* 「サイズに合わせて調整」を選択すると、コンテンツがスライド内に収まるように縮小されます。
用途に応じて、適切なオプションを選択してください。
iPad版PowerPointで文字を縦書きにする方法
縦向きのスライドに文字を縦書きで入力したい場合、以下の手順で設定できます。
テキストボックスを挿入
スライド上で文字を入力したい場所をタップし、「挿入」タブから「テキストボックス」を選択します。
文字列の方向を変更
挿入したテキストボックスを選択し、「ホーム」タブ内の「配置」ボタンをタップします。表示されるメニューから「文字列の方向」を選択し、「積み上げ」をタップします。これで、縦書きの文字が入力できるようになります。
iPad版PowerPointで縦横混在のスライドを作成する方法
iPad版PowerPointでは、1つのプレゼンテーション内で縦向きと横向きのスライドを混在させることはできません。しかし、以下の方法で対応できます。
縦向きのスライドを別のプレゼンテーションとして作成
縦向きのスライドを別のPowerPointファイルとして作成します。
横向きのスライドにハイパーリンクを設定
横向きのスライド内に、縦向きのスライドに移動するためのハイパーリンクを設定します。これにより、プレゼンテーション中にリンクをクリックすることで、縦向きのスライドに移動できます。
プレゼンテーションを実行
スライドショーを実行し、リンクをクリックして縦向きのスライドに移動できることを確認します。
よくある質問や疑問
Q1: iPad版PowerPointでサイズの縦向きスライドを作成できますか？
はい、できます。スライドのサイズ設定で「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選択し、幅を21cm、高さを29.7cmに設定することで、サイズの縦向きスライドを作成できます。
Q2: 文字を縦書きにする際、フォントの種類に制限はありますか？
はい、あります。縦書きに対応していないフォントを使用すると、文字が正しく表示されない場合があります。縦書きに対応したフォントを使用することをおすすめします。
Q3: PowerPointのスライドを縦向きに変更した後、レイアウトが崩れた場合の対処法はありますか？
はい、あります。レイアウトが崩れた場合は、スライドのコンテンツを手動で調整する必要があります。テキストボックスや画像の位置を再配置し、スライド内に収めるようにしてください。
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まとめ
iPad版PowerPointを使って、スライドを縦向きに変更する方法は簡単です。プレゼンテーションの目的や用途に応じて、縦向きのスライドを活用することで、より効果的な資料作成が可能になります。操作に不安がある方も、今回の手順を参考にして、ぜひ挑戦してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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