PowerPointで資料を作成していると、「図形を一括で選択したい！」という場面がよくありますよね。例えば、スライド上のすべての図形の色を一度に変えたいときや、まとめて移動させたいときなどです。今回は、そんなときに役立つ「図形の全選択方法」を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
図形を全選択する基本の方法
PowerPointのイメージ
まずは、PowerPointで図形を全選択する最も基本的な方法をご紹介します。
Ctrl + A キーで全選択
最も簡単な方法は、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「A」キーを押すことです。これで、スライド上のすべてのオブジェクト（図形、テキストボックス、画像など）が選択されます。
「選択」メニューから「すべて選択」を選ぶ
PowerPointのメニューからも全選択が可能です。上部のメニューから「ホーム」タブを選び、「編集」グループ内の「選択」をクリックし、ドロップダウンメニューから「すべて選択」を選びます。これでもスライド上のすべてのオブジェクトが選択されます。
特定の図形だけを選択する方法
次に、スライド上の特定の図形だけを選択したい場合の方法をご紹介します。
Ctrl キーを使って個別選択
複数の図形を個別に選択したいときは、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら、マウスで選択したい図形をクリックします。これで、選択した図形だけをまとめて操作できます。
Shift キーを使って範囲選択
連続した図形をまとめて選択したいときは、最初の図形をクリックし、次に「Shift」キーを押しながら最後の図形をクリックします。これで、最初と最後の間にあるすべての図形が選択されます。
図形の選択範囲を拡張する方法
さらに、選択範囲を広げていくテクニックもあります。
Ctrl + A を繰り返し押す
「Ctrl + A」を繰り返し押すことで、選択範囲を段階的に広げることができます。例えば、最初に同じ種類の図形をすべて選択し、次に異なる種類の図形を選択することができます。
Shift キーと矢印キーを組み合わせる
キーボードの「Shift」キーを押しながら、矢印キー（↑↓←→）を使って、選択範囲を拡大することができます。これにより、細かい調整が可能になります。
図形の選択を解除する方法
選択した図形を解除したいときの方法も覚えておきましょう。
空白部分をクリック
スライド上の空白部分をクリックすることで、現在の選択を解除できます。
Esc キーを押す
キーボードの「Esc」キーを押すことでも、選択を解除できます。
よくある質問や疑問
Q1: 図形を全選択しても、テキストボックスや画像は選択されません。どうすればいいですか？
「Ctrl + A」を使用すると、スライド上のすべてのオブジェクトが選択されますが、特定のオブジェクトタイプ（例えば、図形のみ）を選択したい場合は、「選択」メニューから「選択ウィンドウ」を開き、表示されているオブジェクトを個別に選択することができます。
Q2: 図形の選択範囲を拡張する際、どの方法が最も効率的ですか？
作業内容によりますが、複数の図形を順番に選択したい場合は「Ctrl キー」を、連続した図形を一度に選択したい場合は「Shift キー」を使用すると効率的です。
Q3: 図形の選択を解除したいとき、どの方法が一番簡単ですか？
スライド上の空白部分をクリックするか、「Esc」キーを押すことで、簡単に選択を解除できます。
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まとめ
PowerPointで図形を全選択する方法は、キーボードの「Ctrl + A」キーを使うのが最も簡単です。しかし、特定の図形だけを選択したい場合や、選択範囲を拡張したい場合には、「Ctrl」キーや「Shift」キーを組み合わせることで、より細かい操作が可能になります。
資料作成の効率を上げるためにも、これらの選択テクニックを活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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