PowerPointで資料を作成していると、「この図形をくっつけて新しい形を作りたい！」と思うこと、ありますよね。例えば、「水滴の形を作りたい」「クラウドのアイコンを自作したい」といったときに便利なのが、PowerPointの「図形の結合」機能です。
今回は、初心者の方でもわかりやすいように、図形をくっつける方法を、実際の操作手順とともにご紹介します。これを覚えれば、資料作成の幅がぐっと広がりますよ！
図形をくっつける前に知っておきたい基本操作
PowerPointのイメージ
まずは、図形をくっつける前に、基本的な操作をおさらいしておきましょう。
図形を挿入する方法
PowerPointで図形を挿入するには、以下の手順で行います。
- 「挿入」タブをクリックします。
- 「図形」をクリックし、表示される一覧から挿入したい図形を選びます。
- スライド上でドラッグして、図形の大きさを調整します。
これで、スライドに図形が挿入されます。
図形のサイズや位置を調整する方法
挿入した図形のサイズや位置を調整するには、以下の方法があります。
- サイズの変更図形をクリックすると表示されるハンドルをドラッグして、サイズを変更します。
- 位置の移動図形をクリックしてドラッグすることで、位置を移動できます。
- 回転図形をクリックすると表示される回転ハンドルをドラッグして、回転させます。
これらの操作を組み合わせることで、図形の配置を自由に調整できます。
図形をくっつける方法5つの結合オプション
PowerPointの「図形の結合」機能には、5つのオプションがあります。それぞれの特徴と使い方を見ていきましょう。
接合（Union）
複数の図形を1つにまとめることができます。例えば、円と長方形を重ねて接合すると、1つの新しい図形ができます。
型抜き/合成（Combine）
重なっている部分を削除して、新しい図形を作成します。例えば、円と長方形を重ねて型抜きすると、重なった部分が抜けた形になります。
切り出し（Fragment）
重なっている部分を切り出して、複数の図形に分割します。例えば、円と長方形を重ねて切り出しを行うと、重なった部分がそれぞれ独立した図形になります。
重なり抽出（Intersect）
重なっている部分だけを抽出して、新しい図形を作成します。例えば、円と長方形を重ねて重なり抽出を行うと、重なった部分だけが残ります。
単純型抜き（Subtract）
一方の図形から、重なっている部分を削除します。例えば、長方形から円を引き算すると、円の部分が削除されます。
実際の操作手順
それでは、実際に図形をくっつける手順を見ていきましょう。
- くっつけたい図形を複数選択します。Shiftキーを押しながらクリックすると、複数の図形を選択できます。
- 「図形の書式設定」タブをクリックします。
- 「図形の結合」をクリックし、表示されるメニューから目的のオプションを選択します。
これで、選択した図形が指定した方法で結合されます。
よくある質問
Q1: 図形をくっつけた後、元に戻すことはできますか？
はい、できます。結合した図形を選択し、「Ctrl + Z」を押すことで、操作を元に戻すことができます。
Q2: 図形をくっつけた後、個別に編集することはできますか？
結合した図形は1つのオブジェクトとして扱われますが、「頂点の編集」機能を使うことで、個別に編集することが可能です。
Q3: 図形をくっつける際、順番に注意する必要がありますか？
はい、結合する図形を選択する順番によって、結果が異なる場合があります。目的の形になるように、順番を調整してみてください。
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まとめ
PowerPointの「図形の結合」機能を使えば、複数の図形を組み合わせて、オリジナルの図形を簡単に作成することができます。これを活用すれば、資料作成の幅が広がり、より魅力的なプレゼンテーションが可能になります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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