Word VBAでExcelを開く方法とは？初心者でもできる簡単ステップ

2025.05.292025.05.30

パソコン操作に不安がある方でも安心してできる、Word VBAを使ってExcelファイルを開く方法をご紹介します。これから一緒に、手順を追って学んでいきましょう。

Word VBAとは？
Word VBAでExcelを開く手順
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Word VBAとは？

Wordのイメージ

Word VBA（Visual Basic for Applications）は、Microsoft Wordに組み込まれたプログラミング言語です。これを使うことで、Wordの操作を自動化したり、他のアプリケーションと連携したりすることができます。

例えば、WordからExcelを開いてデータを操作したり、逆にExcelからWordを操作したりすることが可能です。

Word VBAでExcelを開く手順

では、実際にWord VBAを使ってExcelファイルを開く方法を見ていきましょう。

Excelを操作するための準備

まず、Word VBAからExcelを操作するためには、Excelのオブジェクトライブラリへの参照設定が必要です。

Wordを開きます。
「Alt」キーを押しながら「F11」キーを押して、VBAエディタを開きます。
メニューから「ツール」→「参照設定」を選択します。
一覧から「Microsoft Excel xx.x Object Library」にチェックを入れます（xx.xはバージョン番号です）。
「OK」をクリックして設定を保存します。

これで、WordからExcelを操作する準備が整いました。

Excelファイルを開くコードを書く

次に、実際にExcelファイルを開くためのVBAコードを記述します。

以下のコードをVBAエディタに入力してください。

vba

Sub OpenExcelFile()

    Dim xlApp As Object

    Dim xlBook As Object

    Dim filePath As String
    ' Excelのファイルパスを指定

    filePath = "C:\path\to\your\file.xlsx" ' 実際のファイルパスに置き換えてください
    ' Excelを起動

    Set xlApp = CreateObject("Excel.Application")

    xlApp.Visible = True ' Excelを表示

' 指定したファイルを開く Set xlBook = xlApp.Workbooks.Open(filePath) End Sub

このコードを実行すると、指定したExcelファイルが開きます。

Excelファイルを操作する

Excelファイルを開いた後、必要に応じてセルの値を取得したり、変更したりすることができます。

例えば、セルの値を取得するには以下のように記述します。

vba

Dim cellValue As String

cellValue = xlBook.Sheets(1).Range("").Value

また、セルに新しい値を設定するには以下のように記述します。

vba

xlBook.Sheets(1).Range("").Value = "新しい値"

よくある質問や疑問

Q1: Excelファイルが開かない場合はどうすればよいですか？

ファイルパスが正しいか、ファイルが存在するかを確認してください。また、Excelがインストールされているかも確認してください。

Q2: Excelの特定のシートを開くにはどうすればよいですか？

以下のように、シート名を指定してアクセスできます。

vba

Set xlSheet = xlBook.Sheets("Sheet1")

Q3: Excelを非表示で開くにはどうすればよいですか？

Excelを非表示で開くには、`xlApp.Visible = False`と設定します。

vba

xlApp.Visible = False

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まとめ

Word VBAを使ってExcelファイルを開く方法について、基本的な手順とコードを紹介しました。これらのステップを踏むことで、WordとExcelを連携させた作業を自動化することができます。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。