Word VBAで「元に戻す(Undo)」を活用しよう!初心者でもできる簡単マクロ講座

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Wordで文章を作成しているとき、誤って文字を消してしまったり、書式を変更してしまったりすることがありますよね。そんなときに便利なのが「元に戻す(Undo)」機能です。今回は、VBA(Visual Basic for Applications)を使って、この「元に戻す」機能を自分のマクロに組み込む方法をご紹介します。パソコン操作に不安がある方でも、わかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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Word VBAで「元に戻す(Undo)」を使う方法

Wordのイメージ

Wordのイメージ


Wordでは、操作を元に戻すための機能が標準で備わっています。通常、Ctrl + Zキーを押すことで直前の操作を取り消すことができますが、VBAを使うと、これを自動化することができます。

例えば、次のようなコードで、直前の操作を元に戻すことができます。

ActiveDocument.Undo

これにより、直前の操作が取り消されます。しかし、複数の操作をまとめて元に戻したい場合には、少し工夫が必要です。

複数の操作をまとめて元に戻す方法

複数の操作を一度に元に戻すには、「UndoRecord」オブジェクトを使用します。これを使うと、一連の操作をひとまとめにして元に戻すことができます。

以下のコードは、文書のフッターにメタデータを挿入する処理を、ひとまとめの操作として記録し、元に戻す方法を示しています。

Dim objUndo As UndoRecord

Sub AddDocMetadata()
Dim rngFooter As Range

Set objUndo = Application.UndoRecord
objUndo.StartCustomRecord ("Add Doc Metadata")

Set rngFooter = ActiveDocument.Sections(1).Footers(wdHeaderFooterPrimary).Range
With rngFooter
.Delete
.Fields.Add Range:=rngFooter, Type:=wdFieldFileName, Text:="\p"
.InsertAfter Text:=vbTab & vbTab
.Collapse Direction:=wdCollapseStart
.Fields.Add Range:=rngFooter, Type:=wdFieldAuthor
End With

objUndo.EndCustomRecord
End Sub

このコードを実行すると、「Add Doc Metadata」という名前の操作が「元に戻す」リストに追加され、ひとつの操作としてまとめて取り消すことができます。

注意点とベストプラクティス

VBAで「元に戻す」機能を使用する際には、以下の点に注意してください。

ここがポイント!

  • StartCustomRecordEndCustomRecordの間に記述された操作が、ひとまとめの「元に戻す」操作として記録されます。
  • 操作を記録する際には、必ずEndCustomRecordを呼び出して記録を終了してください。これを忘れると、意図しない動作になる可能性があります。
  • 文書を切り替えるなど、操作の流れが途切れるような処理を行うと、「元に戻す」操作が正しく記録されない場合があります。

よくある質問や疑問

Q1: VBAで「元に戻す」機能を使うには、どのような準備が必要ですか?

VBAを使用するには、まずWordの「開発」タブを表示し、「Visual Basic」エディタを開きます。そこで新しいモジュールを作成し、VBAコードを記述します。特別な準備は必要ありませんが、VBAの基本的な操作方法を理解しておくとスムーズです。

Q2: 複数の操作をまとめて元に戻すには、どのようにコードを記述すればよいですか?

上記で紹介したように、StartCustomRecordで記録を開始し、EndCustomRecordで記録を終了することで、複数の操作をひとまとめにすることができます。これにより、複雑な操作も「元に戻す」リストで一度に取り消すことができます。

Q3: 「元に戻す」機能を使う際の注意点はありますか?

はい、いくつかの注意点があります。まず、記録を開始したら必ず終了すること、操作の途中で文書を切り替えないことなどです。詳細は上記の「注意点とベストプラクティス」で説明していますので、そちらをご参照ください。

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まとめ

Word VBAを使って「元に戻す」機能を活用することで、文書作成時のミスを簡単に取り消すことができます。特に、複数の操作をまとめて元に戻す際には、UndoRecordオブジェクトを使用することで、効率的に作業を進めることができます。パソコン操作に不安がある方でも、少しの工夫で作業がぐっと楽になりますので、ぜひ試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。

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