PowerPointマクロの使い方:初心者でもできる自動化の第一歩
2025.05.16
パソコン操作に自信がない方でも、PowerPointのマクロ機能を使えば、スライド作成の手間をぐっと減らすことができます。今回は、PowerPointマクロの基本から、実際に使える例まで、わかりやすくご紹介します。これを読めば、スライド作成がもっと楽しく、効率的になりますよ。
PowerPointマクロとは?
PowerPointのイメージ
PowerPointマクロとは、スライド作成時の繰り返し作業を自動化するための機能です。例えば、毎回同じフォントサイズに変更したり、特定の位置に図形を配置したりする作業を、ボタン一つで実行できるようになります。
マクロを使うメリット
ここがポイント!
時間の節約 同じ作業を何度も繰り返す必要がなくなります。
ミスの減少 手作業によるミスを防げます。
作業の効率化 複雑な操作も簡単に実行できます。
マクロの作り方初心者でも安心のステップアップ
ステップ1開発者タブを表示する
まず、PowerPointの「開発者」タブを表示させる必要があります。これを行うことで、マクロの作成や実行が可能になります。
PowerPointを開き、「ファイル」タブをクリックします。
「オプション」を選択し、「リボンのユーザー設定」をクリックします。
右側の「メイン タブ」から「開発者」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
これで、「開発者」タブがリボンに表示されます。
ステップ2マクロを作成する
次に、実際にマクロを作成してみましょう。
「開発者」タブをクリックし、「マクロ」を選択します。
マクロ名を入力し、「作成」をクリックします。
VBAエディタが開くので、以下のコードを入力します
Sub ChangeFontSize()
Dim slide As slide
Dim shape As shape
For Each slide In ActivePresentation.Slides
For Each shape In slide.Shapes
If shape.HasTextFrame Then
shape.TextFrame.TextRange.Font.Size = 24
End If
Next shape
Next slide
End Sub
コードを入力したら、VBAエディタを閉じます。
「マクロ」ダイアログに戻り、作成したマクロを選択して「実行」をクリックします。
これで、プレゼンテーション内のすべてのテキストのフォントサイズが24に変更されます。
ステップ3マクロをボタンに割り当てる
マクロを頻繁に使用する場合、ボタンに割り当てておくと便利です。
「開発者」タブから「挿入」を選択し、「ボタン(フォームコントロール)」をクリックします。
スライド上でボタンを描画し、「マクロの登録」ダイアログが表示されたら、先ほど作成したマクロを選択します。
「OK」をクリックすると、ボタンが作成されます。
これで、ボタンをクリックするだけでマクロが実行されるようになります。
実際に使えるマクロ例
全スライドのフォントサイズを変更する 上記の「ChangeFontSize」マクロを使用します。
スライドをPDFとして保存する
Sub SaveAsPDF()
Dim pptName As String
Dim PDFName As String
pptName = ActivePresentation.FullName
PDFName = Left(pptName, InStr(pptName, ".")) & "pdf"
ActivePresentation.ExportAsFixedFormat PDFName, ppFixedFormatTypePDF
End Sub
特定のテキストを検索して置換する
Sub FindAndReplaceText()
Dim slide As slide
Dim shape As shape
For Each slide In ActivePresentation.Slides
For Each shape In slide.Shapes
If shape.HasTextFrame Then
shape.TextFrame.TextRange.Replace "旧テキスト", "新テキスト"
End If
Next shape
Next slide
End Sub
よくある質問や疑問
Q1: マクロを使うとPowerPointが重くなりませんか?
通常、マクロはPowerPointの動作に大きな影響を与えることはありません。ただし、大量のデータを処理するマクロや複雑な処理を行うマクロは、実行時に時間がかかる場合があります。適切に設計されたマクロを使用すれば、快適に作業できます。
Q2: マクロを使うにはVBAの知識が必要ですか?
基本的なマクロの作成は、VBAの知識がなくても可能です。PowerPointには「マクロの記録」機能があり、これを使うと自分の操作を記録してマクロを作成できます。さらに高度な自動化を行いたい場合は、VBAの学習をおすすめします。
Q3: 作成したマクロを他の人と共有できますか?
はい、作成したマクロを含むプレゼンテーションファイル(.pptm形式)を他の人と共有することができます。ただし、マクロを有効にするには、受け取った人がマクロを有効にする設定を行っている必要があります。
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まとめ
PowerPointのマクロ機能を使うことで、スライド作成の効率が大幅に向上します。最初は難しく感じるかもしれませんが、基本を押さえれば誰でも活用できるようになります。ぜひ、今回ご紹介したステップを試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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