突然、PowerPointの大切な資料を消してしまった経験、ありませんか？「あれ、どうしよう…」と焦る気持ち、よくわかります。今回は、そんな時に慌てずに済むための対策と、消えてしまったファイルを取り戻す方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
操作を元に戻す（Ctrl + Z）
PowerPointのイメージ
操作を元に戻す方法
PowerPointでは、誤って内容を消してしまった場合でも、簡単に元に戻すことができます。まず、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「Z」キーを押してください。これで、直前の操作が取り消されます。
もし、複数の操作を元に戻したい場合は、「Ctrl + Z」を繰り返し押すことで、さらに前の状態に戻すことができます。
注意点
ただし、保存を行った後に閉じたファイルや、PowerPointを終了させた場合など、一部の操作は元に戻すことができません。そのため、作業中はこまめに保存することをおすすめします。
保存されていないプレゼンテーションの回復
自動保存機能を活用する
PowerPointには、自動保存機能が備わっています。作業中に突然の電源断やアプリケーションのクラッシュが発生しても、保存されていないプレゼンテーションを回復できる可能性があります。
手順は以下の通りです
- PowerPointを再度起動します。
- 「ファイル」タブをクリックし、「情報」を選択します。
- 「プレゼンテーションの管理」をクリックし、「保存されていないプレゼンテーションの回復」を選択します。
- 表示されたリストから、回復したいファイルを選択し、「開く」をクリックします。
注意点
この機能は、PowerPointが正常に終了しなかった場合に有効です。正常に保存されていれば、このリストには表示されません。
ごみ箱から削除したファイルの復元
ごみ箱を確認する
誤ってPowerPointファイルを削除してしまった場合でも、ごみ箱に残っていることがあります。まずは、ごみ箱を開いて、削除したファイルが残っていないか確認してください。
もしファイルが見つかれば、それを右クリックして「元に戻す」を選択することで、元の場所に復元できます。
ごみ箱を空にした場合
ごみ箱を空にしてしまった場合でも、データ復元ソフトを使用することで、削除されたファイルを復元できる可能性があります。例えば、「Recoverit」や「iMyFone D-Back for PC」などのソフトがあります。
これらのソフトを使用する際は、公式サイトからダウンロードし、指示に従って操作してください。
「以前のバージョンの復元」を利用する
ファイルのプロパティから復元する
PowerPointファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。次に、「以前のバージョン」タブをクリックすると、過去のバージョンが表示されます。
復元したいバージョンを選択し、「復元」をクリックすることで、その時点の状態に戻すことができます。
注意点
この機能は、Windowsの「ファイル履歴」や「システムの復元」が有効になっている場合に利用できます。事前に設定しておくことで、万が一の際に役立ちます。
よくある質問や疑問
質問1: 保存していないファイルでも復元できますか？
はい、PowerPointには自動保存機能があり、保存していないファイルでも回復できる場合があります。手順に従って「保存されていないプレゼンテーションの回復」を試みてください。
質問2: ごみ箱を空にした場合、ファイルは完全に消えてしまいますか？
ごみ箱を空にしてしまった場合でも、データ復元ソフトを使用することで、削除されたファイルを復元できる可能性があります。ただし、成功率は状況によりますので、早めの対応をおすすめします。
質問3: 「以前のバージョンの復元」はどのような場合に利用できますか？
「以前のバージョンの復元」は、Windowsの「ファイル履歴」や「システムの復元」が有効になっている場合に利用できます。事前に設定しておくことで、過去の状態に戻すことができます。
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まとめ
PowerPointで「間違えて消した！」と焦る前に、まずは落ち着いて以下の方法を試してみてください
- 操作を元に戻す（Ctrl + Z）
- 保存されていないプレゼンテーションの回復
- ごみ箱から削除したファイルの復元
- 「以前のバージョンの復元」を利用する
これらの方法でファイルを取り戻せる可能性があります。万が一、これらの方法で復元できない場合は、データ復元ソフトの使用を検討してください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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