皆さん、こんにちは。今日は、PowerPointでオブジェクトを自由に動かすことができる「アニメーションの軌跡」についてお話しします。特に、複数の軌跡を連続して設定する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
アニメーションの軌跡とは？
PowerPointのイメージ
まず、「アニメーションの軌跡」についてご説明します。これは、スライド上のオブジェクトを指定した道筋に沿って動かすことができる機能です。例えば、飛行機のイラストを左から右へ飛ばすといった動きを簡単に作成できます。
基本的なアニメーションの軌跡の設定方法
では、実際にアニメーションの軌跡を設定してみましょう。
- 動かしたいオブジェクトをクリックして選択します。
- 上部の「アニメーション」タブをクリックします。
- 「アニメーションの追加」をクリックし、表示される一覧から「アニメーションの軌跡」の中の「直線」や「カーブ」など、お好みの軌跡を選択します。
- 選択すると、オブジェクトに緑の開始点と赤の終了点を持つ軌跡が表示されます。これをドラッグして、開始位置と終了位置を調整します。
この手順で、オブジェクトが指定した軌跡に沿って動くアニメーションを作成できます。
複数のアニメーションの軌跡を連続して設定する方法
一つのオブジェクトに対して、複数の軌跡を連続して設定することも可能です。例えば、オブジェクトをジグザグに動かしたい場合などに有効です。
- 最初の軌跡を設定したオブジェクトを選択します。
- 再度「アニメーションの追加」をクリックし、別の軌跡を選択します。
- 「アニメーションウィンドウ」を開き、追加したアニメーションの順序やタイミングを調整します。例えば、2つ目のアニメーションの開始を「直前の動作の後」に設定すると、スムーズに連続して動作します。
このように、複数の軌跡を組み合わせることで、より複雑で魅力的なアニメーションを作成できます。
カスタムパスで自由な軌跡を描く
決まった形の軌跡だけでなく、自分で自由にパスを描くこともできます。
- オブジェクトを選択し、「アニメーションの追加」から「ユーザー設定パス」を選びます。
- マウスを使って、オブジェクトに動いてほしい道筋を描きます。描き終わったら、ダブルクリックで終了します。
- 必要に応じて、開始点や終了点をドラッグして調整します。
これにより、オブジェクトを思い通りの軌跡で動かすことができます。
よくある質問や疑問
Q1: アニメーションの軌跡を削除したい場合はどうすればいいですか？
削除したいアニメーションの軌跡を選択し、キーボードのDeleteキーを押すことで削除できます。
Q2: 複数のオブジェクトに同じ軌跡を適用することはできますか？
はい、可能です。複数のオブジェクトを選択した状態で、同じ手順でアニメーションの軌跡を設定すると、すべてのオブジェクトに同じ軌跡が適用されます。
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まとめ
PowerPointのアニメーションの軌跡機能を活用することで、プレゼンテーションに動きを加え、視覚的に訴求力のあるスライドを作成できます。ぜひ試してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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