皆さん、PowerPointでプレゼンテーションを作成する際、特定の部分を強調したり、全体を俯瞰するためにズームアウトのアニメーションを使ってみたいと思ったことはありませんか?今回は、初心者の方でも簡単にできる、PowerPointでのズームアウトアニメーションの設定方法をご紹介します。
ズームアウトアニメーションとは?
ズームアウトアニメーションとは、スライド内の特定のオブジェクトや部分を拡大表示した後、元のサイズに戻すアニメーション効果のことです。これにより、聴衆に重要なポイントを強調しつつ、全体の流れをスムーズに伝えることができます。
ズームアウトアニメーションの設定方法
では、具体的な設定手順を見ていきましょう。
- PowerPointを開き、ズームアウト効果を適用したいスライドを選択します。
- 強調したいオブジェクト(画像やテキストなど)をクリックして選択します。
- 上部の「アニメーション」タブをクリックします。
- 「アニメーションの追加」をクリックし、表示されるメニューから「拡大/縮小」を選択します。
- 設定したアニメーションを右クリックし、「効果のオプション」を選択します。
- 「効果」タブ内の「サイズ」欄で、開始サイズと終了サイズを設定します。例えば、開始サイズを150%(拡大)、終了サイズを100%(元のサイズ)に設定すると、ズームアウト効果が得られます。
- 「OK」をクリックして設定を完了します。
これで、選択したオブジェクトにズームアウトのアニメーションが適用されました。スライドショーで確認してみましょう。
変形(モーフィング)機能を使ったズームアウト
PowerPoint 2016以降のバージョンでは、「変形」機能を使ってより滑らかなズームアウト効果を作成できます。
- ズームアウトさせたいスライドを右クリックし、「スライドの複製」を選択します。
- 複製したスライドで、強調したいオブジェクトのサイズや位置を調整して拡大表示します。
- スライド一覧で、複製したスライドを選択し、上部の「画面切り替え」タブをクリックします。
- 「変形」を選択します。
これにより、スライドショー中に前のスライドからスムーズにズームアウトする効果が得られます。
よくある質問や疑問
Q1. ズームアウトアニメーションを適用した後、元のサイズに戻すにはどうすればいいですか?
アニメーションの「効果のオプション」で、開始サイズと終了サイズを設定することで、アニメーション終了後にオブジェクトが元のサイズに戻ります。
Q2. 変形機能はどのバージョンのPowerPointで使用できますか?
変形機能は、PowerPoint 2016以降のバージョンで使用可能です。古いバージョンでは利用できないため、最新のバージョンにアップデートすることをおすすめします。
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まとめ
いかがでしたか?PowerPointのズームアウトアニメーションを活用することで、プレゼンテーションに動きと深みを加えることができます。ぜひ試してみてくださいね。不明点があればLINEからご相談ください。
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