PowerPointを使っていて、スライドの名前を変更したいと思ったことはありませんか？
実は、スライド自体には「名前」という概念はなく、各スライドには「タイトル」を設定することで管理しやすくなります。今回は、初心者の方でも簡単にできるスライドのタイトル変更方法をご紹介します。
スライドにタイトルを設定する方法
スライドにタイトルを設定することで、プレゼンテーション全体の構成がわかりやすくなります。以下の手順で設定してみましょう。
- PowerPointを開き、タイトルを設定したいスライドを選択します。
- リボンの「ホーム」タブをクリックし、「レイアウト」を選択します。
- 表示されるレイアウトの中から「タイトルとコンテンツ」や「タイトルスライド」など、タイトル用のプレースホルダーが含まれるレイアウトを選びます。
- スライド上に「クリックしてタイトルを入力」と表示されるので、そこをクリックして任意のタイトルを入力します。
これで、スライドにタイトルが設定されました。タイトルを設定することで、アウトライン表示やナビゲーションがしやすくなります。
既存のスライドのタイトルを変更する方法
既にタイトルが設定されているスライドのタイトルを変更したい場合も、簡単に行えます。
- タイトルを変更したいスライドを選択します。
- スライド上のタイトル部分をクリックし、編集可能な状態にします。
- 新しいタイトルを入力し、Enterキーを押して確定します。
これで、スライドのタイトルが変更されました。
スライドマスターを活用してタイトルの書式を統一する方法
プレゼンテーション全体でタイトルの書式を統一したい場合、スライドマスターを活用すると便利です。
- リボンの「表示」タブをクリックし、「スライドマスター」を選択します。
- 左側のサムネイルで、一番上の「スライドマスター」を選びます。
- タイトルのプレースホルダーをクリックし、フォントやサイズ、色などを設定します。
- 設定が完了したら、「スライドマスター」タブの「マスター表示を閉じる」をクリックします。
これで、全てのスライドのタイトル書式が統一されました。
よくある質問や疑問
スライドにタイトルを設定しないとどうなりますか？
タイトルを設定しない場合、アウトライン表示やスライド一覧で無題のスライドとして表示され、管理が難しくなることがあります。また、視覚障害をお持ちの方がスクリーンリーダーを使用する際、スライドの内容を把握しづらくなる可能性があります。
スライドマスターで設定した書式を一部のスライドだけ変更できますか？
はい、可能です。
スライドマスターで全体の書式を設定した後、個別のスライドで特定のタイトルの書式を変更することができます。ただし、全体の統一感を保つため、個別の変更は最小限にとどめることをおすすめします。
まとめ
PowerPointでスライドのタイトルを適切に設定・変更することで、プレゼンテーションの構成が明確になり、聴衆にも伝わりやすくなります。スライドマスターを活用して全体の書式を統一しつつ、必要に応じて個別のスライドを調整してみてください。これらのポイントを押さえて、より効果的なプレゼンテーションを作成しましょう。
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