OutlookでのNDR（配信不能レポート）とは？初心者向けガイド

皆さん、こんにちは。突然ですが、メールを送ったのに相手に届かず、見慣れないエラーメッセージが返ってきた経験はありませんか？今回は、そんな時によく目にする「NDR」について、わかりやすくお話しします。

NDRって何？

Outlookのイメージ

まず、「NDR」とは何の略でしょうか？これは「Non-Delivery Report」の略で、日本語では「配信不能レポート」と呼ばれます。簡単に言うと、送信したメールが何らかの理由で相手に届かなかったときに、送信者に返される通知のことです。

では、なぜNDRが返ってくるのでしょうか？主な原因をいくつか挙げてみましょう。

ここがポイント！

メールアドレスの間違い例えば、相手のメールアドレスを「yamada@example.com」と入力すべきところを「yamda@example.com」とタイプミスしてしまった場合です。
受信者のメールボックスがいっぱい相手の受信トレイが容量オーバーで新しいメールを受け取れない状態です。
セキュリティ設定によるブロック相手のメールサーバーがセキュリティ上の理由であなたのメールを拒否することがあります。

NDRにはさまざまなエラーメッセージが含まれています。代表的なものをいくつか見てみましょう。

このエラーは、送信先のメールアドレスが存在しない場合に返されます。例えば、相手がメールアドレスを変更した、もしくはアカウントが削除された場合などです。

このエラーは、送信者が正当なユーザーとして認識されなかった場合に発生します。スパムと疑われた場合などに起こります。

このエラーは、セキュリティ設定によりメールの送信が拒否された場合に発生します。例えば、特定のドメインからのメールを受信しない設定になっている場合などです。

では、NDRを受け取った場合、どのように対処すれば良いのでしょうか？以下の手順で確認してみましょう。

メールアドレスの確認まず、相手のメールアドレスに間違いがないか再確認しましょう。特に、スペルミスや余分なスペースがないか注意してください。
オートコンプリートのリセット以前の送信履歴から自動補完されたアドレスが古い場合があります。オートコンプリートリストから該当のアドレスを削除し、再度正しいアドレスを入力してみましょう。
相手に確認上記を試しても解決しない場合は、相手に連絡を取り、メールアドレスが正しいか、または受信トレイがいっぱいでないか確認してもらいましょう。