Outlook VBAでPPAPファイルを自動解凍する方法

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皆さん、こんにちは。今日は、Outlookで受信したパスワード付きZIPファイル、いわゆるPPAPファイルを自動で解凍する方法についてお話しします。特に、パソコンやスマホが苦手な45歳以上の方々に向けて、わかりやすく説明していきますね。

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PPAPとは何か?

Outlookのイメージ

Outlookのイメージ

まず、PPAPという言葉を聞いたことがありますか?ここで言うPPAPは、ピコ太郎さんの曲ではなく、「パスワード付きZIPファイルをメールで送信し、後からパスワードを別のメールで送る」という日本独自のファイル送信方法のことを指します。この方法はセキュリティを高めるために使われていますが、受け取る側にとっては手間がかかることもあります。

Outlook VBAで自動解凍を実現する

では、その手間を省くために、OutlookのVBA(Visual Basic for Applications)を使って自動解凍する方法をご紹介します。VBAは、Outlook内で動作するプログラムを作成するためのツールです。初心者の方でも、手順に沿って進めれば設定できますので、ご安心ください。

1. 開発者タブを表示する

まず、Outlookに「開発者タブ」を表示させる必要があります。

  1. Outlookを開き、上部のメニューから「ファイル」をクリックします。
  2. 次に「オプション」を選択し、「リボンのカスタマイズ」をクリックします。
  3. 右側のリストから「開発者」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

これで、リボンに「開発者」タブが表示されるようになります。

2. VBAエディターを起動する

次に、VBAエディターを開きます。

  1. 「開発者」タブをクリックし、その中の「Visual Basic」を選択します。
  2. VBAエディターが開いたら、左側の「プロジェクトエクスプローラー」から「ThisOutlookSession」をダブルクリックします。

3. マクロを作成する

ここから、実際に自動解凍を行うマクロを作成します。以下のコードをコピーして、先ほど開いた「ThisOutlookSession」に貼り付けてください。

vba
Private Sub Application_NewMailEx(ByVal EntryIDCollection As String)
Dim objNamespace As Outlook.NameSpace
Dim objMail As Outlook.MailItem
Dim objAttachments As Outlook.Attachments
Dim objAttachment As Outlook.Attachment
Dim strFilePath As String
Dim strUnzipPath As String
Dim strPassword As String
Dim varEntryIDs As Variant
Dim i As Integer

' 初期設定
Set objNamespace = Application.GetNamespace("MAPI")
varEntryIDs = Split(EntryIDCollection, ",")
strUnzipPath = "C:\解凍先フォルダ\" ' 解凍先のフォルダパスを指定
strPassword = "your_password" ' ZIPファイルのパスワードを指定

' 新着メールごとに処理
For i = LBound(varEntryIDs) To UBound(varEntryIDs)
Set objMail = objNamespace.GetItemFromID(varEntryIDs(i))
If objMail.Attachments.Count > 0 Then
Set objAttachments = objMail.Attachments
' 添付ファイルごとに処理
For Each objAttachment In objAttachments
If Right(objAttachment.FileName, 4) = ".zip" Then
strFilePath = strUnzipPath & objAttachment.FileName
objAttachment.SaveAsFile strFilePath
' ZIPファイルを解凍する処理をここに追加
' 例: ShellExecuteで外部解凍ソフトを呼び出すなど
End If
Next
End If
Next
End Sub

※注意上記のコードはサンプルであり、実際の解凍処理を行うには、外部の解凍ソフトを呼び出す必要があります。例えば、7-Zipなどのコマンドラインツールを利用すると良いでしょう。

4. マクロのセキュリティ設定を変更する

マクロを実行するためには、セキュリティ設定を変更する必要があります。

  1. 「開発者」タブから「マクロのセキュリティ」をクリックします。
  2. 「マクロの設定」で「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」を選択し、「OK」をクリックします。

これで、マクロが実行可能な状態になります。

よくある質問や疑問

Q1. マクロを実行しても何も起こりません。どうすれば良いですか?

マクロのセキュリティ設定が適切に行われているか確認してください。また、VBAエディターでコードが正しく入力されているか、エラーがないかをチェックしましょう。

Q2. 解凍先のフォルダを変更したいのですが、どうすれば良いですか?

上記のコード内にある`strUnzipPath`の値を、ご希望のフォルダパスに変更してください。例えば、デスクトップに解凍したい場合は、`”C:\Users\あなたのユーザー名\Desktop\”`と指定します。

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まとめ

今回は、OutlookのVBAを使ってPPAPファイルを自動解凍する方法をご紹介しました。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば、毎回手動で解凍する手間が省けてとても便利です。ぜひ試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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