初心者でもできる！Outlook マクロ作成方法完全ガイド

Outlookを使っているあなた、もっと効率的に作業をしたいと思っていませんか？実は、Outlookには「マクロ」という便利な機能があって、繰り返しの作業を自動化したり、作業の手間を減らしたりできるんです。でも、「マクロって何だか難しそう…」と思っている方も多いのでは？今回は、初心者向けに、Outlookマクロを簡単に作成する方法をお伝えします。パソコンにあまり詳しくない方でも、安心して読んでいただける内容にしていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

Outlookのマクロとは？
Outlookマクロの作成手順
Outlookマクロでよくある質問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Outlookのマクロとは？

Outlookのイメージ

Outlookのマクロは、日々の作業を自動化してくれるツールです。例えば、毎日同じメールを送信したり、特定のフォルダにファイルを自動で整理したりすることができます。これを手動で行うとかなりの時間と手間がかかりますが、マクロを使えば一瞬で終わらせることができるんです。

マクロの作成方法は少しだけ学習が必要ですが、一度覚えてしまえば、今後の作業がとても楽になります。難しく思われがちですが、心配しないでください！少しずつ丁寧に説明していきますので、安心して読み進めてくださいね。

Outlookマクロの作成手順

Outlookでマクロを作成するためには、まず「Visual Basic for Applications（VBA）」というツールを使います。VBAは、プログラムの知識がなくても、簡単な命令を入力することで、いろんな作業を自動化できるツールです。それでは、具体的にどのようにマクロを作成するか、手順を見ていきましょう。

Outlookを開いてVBAエディタを起動する

まず、Outlookを開きます。そして、「Alt」キーと「F11」キーを同時に押すことで、VBAエディタが起動します。このエディタは、マクロを作成するための「作業スペース」のようなものです。

新しいマクロを作成する

VBAエディタが開いたら、「挿入」メニューから「モジュール」を選択します。これで、マクロを記述できる空の場所ができます。ここに、実際に自動化したい作業内容を「コード」として書き込んでいきます。

マクロのコードを書く

ここでは、簡単なコードを一つ紹介します。例えば、Outlookで受信したメールを自動で特定のフォルダに移動するマクロを作りたい場合、次のようにコードを入力します。

vba

Sub MoveEmailToFolder()

    Dim objMail As Object

    Dim objFolder As Object

    Set objMail = Application.ActiveExplorer.Selection.Item(1)

    Set objFolder = Application.GetNamespace("MAPI").GetFolderFromID("フォルダのID")

    objMail.Move objFolder

End Sub

このコードでは、選択したメールを指定したフォルダに自動で移動させる命令が含まれています。「フォルダのID」を設定する必要がありますが、これはOutlookの設定から簡単に取得できます。