皆さん、こんにちは。今日は、Outlookで受信したメールを自動的に転送する方法をご紹介します。パソコンやスマートフォンの操作がちょっと苦手な方でも大丈夫です。ゆっくりと一緒に学んでいきましょう。
メールの自動転送って何?
まず、メールの自動転送とは何でしょうか?これは、特定の条件に合ったメールを、自動的に別のメールアドレスに送る仕組みのことです。例えば、仕事用のメールを自宅のメールアドレスに自動で転送することで、重要なメールを見逃さずに済みます。
Outlook VBAとは?
次に、Outlook VBAについてお話しします。VBAとは「Visual Basic for Applications」の略で、Microsoftのアプリケーションを自動化するためのプログラミング言語です。Outlook VBAを使うと、Outlookの操作を自動化できます。難しそうに聞こえますが、基本を押さえれば大丈夫です。
Outlookで自動転送を設定する手順
では、実際にOutlookで自動転送を設定する手順を見ていきましょう。
- Outlookを開くまず、Outlookを起動します。
- 「開発」タブを表示する初めてVBAを使う場合、「開発」タブが表示されていないことがあります。表示するには、以下の手順を行います。
- Outlookの上部メニューから「ファイル」をクリックします。
- 「オプション」を選択します。
- 「リボンのユーザー設定」をクリックし、右側の「開発」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
- VBAエディタを開く「開発」タブをクリックし、「Visual Basic」を選択してVBAエディタを開きます。
- 新しいモジュールを追加するVBAエディタで、左側のプロジェクトエクスプローラー内の「ThisOutlookSession」をダブルクリックします。
- コードを入力する以下のコードをコピーして、開いたウィンドウに貼り付けます。
vb
Private Sub Application_NewMailEx(ByVal EntryIDCollection As String)
Dim objItem As Object
Set objItem = Application.Session.GetItemFromID(EntryIDCollection)If objItem.Class = olMail Then
Dim objMail As MailItem
Set objMail = objItem' 転送するメールを作成
Dim objForward As MailItem
Set objForward = objMail.Forward' 転送先のメールアドレスを設定
objForward.To = "転送先のメールアドレスをここに入力"' 件名に「転送」を追加
objForward.Subject = "転送" & objMail.Subject' メールを送信
objForward.Send
End If
End Sub
- コードを保存して閉じるコードを入力したら、上書き保存してVBAエディタを閉じます。
これで、Outlookで新しいメールを受信すると、自動的に指定したアドレスへ転送されるようになります。
よくある質問や疑問
Q1: VBAコードを編集する際に注意すべき点は何ですか?
A1: コード内の「転送先のメールアドレスをここに入力」の部分を、実際に転送したいメールアドレスに変更してください。また、コードを編集する際は、誤って他の部分を変更しないよう注意しましょう。
Q2: この設定を解除するにはどうすればいいですか?
A2: 自動転送を停止するには、再度VBAエディタを開き、先ほど入力したコードを削除するか、コメントアウト(コードの先頭に「’」を追加)してください。
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まとめ
いかがでしたか?OutlookのVBAを使って、メールの自動転送を設定する方法をご紹介しました。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、一度設定してしまえばとても便利です。ぜひ試してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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