Outlookで「送信済みアイテム」に送信したメールが保存されないと、後で内容を確認できずに困ってしまいますよね。特に、パソコンやスマホの操作に不安がある方にとっては、原因がわからないと不安が募るばかりです。今回は、そんなお悩みを解決するために、初心者の方でもわかりやすく、ステップ・バイ・ステップで対処法をご紹介します。
送信済みメールが保存されない主な原因とその対策
Outlookのイメージ
「送信済みアイテムにメッセージのコピーを保存する」設定がオフになっている
まず最初に確認すべきなのが、この設定です。Outlookでは、送信したメールを「送信済みアイテム」フォルダに自動で保存する設定がありますが、これがオフになっていると、送信したメールが保存されません。
対処法
- Outlookを開き、画面左上の「ファイル」をクリックします。
- 「オプション」を選択し、表示されるウィンドウで「メール」をクリックします。
- 「メッセージの保存」セクションにある「送信済みアイテムにメッセージのコピーを保存する」にチェックを入れます。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
これで、送信したメールが「送信済みアイテム」に保存されるようになります。
送信トレイにメールが残っている
送信ボタンを押しても、メールが「送信済みアイテム」に移動せず、「送信トレイ」に残ったままの場合があります。これは、Outlookがインターネットに接続されていない、または接続が不安定なために、メールの送信が完了していない可能性があります。
対処法
- Outlookを再起動し、インターネット接続が正常であることを確認します。
- 「送信トレイ」に残っているメールを手動で「送信」します。
- それでも送信されない場合は、メールアカウントの設定を確認し、必要に応じて再設定を行います。
自動仕分けルールやフィルターが影響している
Outlookには、自動でメールを特定のフォルダに振り分ける「ルール」や「フィルター」機能があります。これらが設定されていると、送信したメールが「送信済みアイテム」ではなく、別のフォルダに移動されてしまうことがあります。
対処法
- 「ホーム」タブから「ルール」をクリックし、「ルールと通知の管理」を選択します。
- 設定されているルールを確認し、不要なものや送信メールに影響を与えているものを無効化または削除します。
- 「迷惑メール」フォルダも確認し、誤って振り分けられていないかチェックします。
共有メールボックスから送信している
企業などで複数人で同じメールボックスを共有している場合、共有メールボックスから送信したメールは、個人の「送信済みアイテム」ではなく、共有メールボックスの「送信済みアイテム」に保存されることがあります。
対処法
- 管理者に依頼し、共有メールボックスから送信したメールも個人の「送信済みアイテム」に保存されるよう設定を変更してもらいます。
- 個人のアカウントから直接送信するように心がけます。
Outlookのプロファイルに問題がある
Outlookの設定やデータが破損していると、正常に動作しないことがあります。
対処法
- 「コントロールパネル」から「メール」を選択し、「プロファイルの表示」をクリックします。
- 「追加」をクリックして新しいプロファイルを作成し、新しいプロファイルでOutlookを起動します。
- 新しいプロファイルで問題が解決する場合、古いプロファイルを削除しても構いません。
よくある質問や疑問
Q1: 設定を確認したのに、送信済みメールが保存されません。
上記の対処法を試しても解決しない場合、Outlookのバージョンや使用しているアカウントの種類（IMAP、POP、Exchange）によって設定方法が異なることがあります。お使いの環境に合わせた設定を確認してください。
Q2: モバイル版Outlookでも同じ設定が必要ですか？
はい、モバイル版Outlookでも「送信済みアイテムにメッセージのコピーを保存する」設定が必要です。モバイル版の設定方法は、PC版と少し異なる場合がありますので、アプリ内の設定メニューから確認してください。
Q3: それでも解決しない場合はどうすればよいですか？
上記の対処法を試しても問題が解決しない場合、Outlookの再インストールや、Microsoftサポートへの問い合わせを検討してください。
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まとめ
Outlookで「送信済みアイテム」にメールが保存されない問題は、設定の確認や調整で解決できることが多いです。特に、「送信済みアイテムにメッセージのコピーを保存する」設定がオフになっていることが主な原因となります。設定を見直し、必要な調整を行うことで、問題を解決できるでしょう。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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