VBAでOutlookメールの本文形式を設定する方法

2025.02.27

こんにちは！今日は、VBAを使ってOutlookのメール本文の形式を設定する方法についてお話しします。パソコンやスマホがちょっと苦手な方でも大丈夫ですよ。ゆっくり一緒に学んでいきましょう。

Outlookのメール本文形式とは？
VBAでメール本文の形式を設定する方法
注意点形式を変更するときのポイント
よくある質問や疑問
1. Q1: なぜメールの形式を変更する必要があるのですか？
2. Q2: HTML形式のメールが正しく表示されないのはなぜですか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Outlookのメール本文形式とは？

Outlookのイメージ

まず、Outlookのメールには、以下の3つの本文形式があります

ここがポイント！

テキスト形式シンプルな文字だけの形式です。装飾や画像は使えません。
リッチテキスト形式（RTF）文字の色や太さ、箇条書きなどの基本的な装飾が可能です。
HTML形式ウェブページのように、画像やリンク、さまざまなデザインが可能な形式です。

それぞれの形式には特徴があり、用途に応じて使い分けることが大切です。

VBAでメール本文の形式を設定する方法

では、実際にVBAを使ってメールの本文形式を設定してみましょう。以下の手順で進めていきます。

Outlookを起動し、VBAエディタを開きます。
新しいモジュールを挿入します。
以下のコードを入力します。

vba

Sub CreateFormattedMail()

    ' Outlookアプリケーションを起動

    Dim objOutlook As Object

    Set objOutlook = CreateObject("Outlook.Application")
    ' 新しいメールアイテムを作成

    Dim objMail As Object

    Set objMail = objOutlook.CreateItem(0) ' 0はメールアイテムを示します
    With objMail

        ' 件名を設定

        .Subject = "こんにちは！"
        ' 本文形式をHTMLに設定

        .BodyFormat = 2 ' 2はHTML形式を示します
        ' HTML形式の本文を設定

        .HTMLBody = "
こんにちは！
これはHTML形式のメールです。
"

' メールを表示 .Display End With End Sub

このコードを実行すると、HTML形式で装飾されたメールが作成されます。

注意点形式を変更するときのポイント

本文の形式を変更する際には、以下の点に注意してください

リッチテキスト形式からHTML形式、またはその逆に変更すると、すべてのテキストの装飾が失われます。これは、形式ごとにサポートしている機能が異なるためです。
HTML形式では、ウェブページと同じようにデザインできますが、Outlookでは一部のHTMLやCSSが正しく表示されない場合があります。例えば、背景画像やフォームなどはサポートされていません。