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Outlookで既読が同期されないときの原因と解決策7選!2026年最新の不具合情報も徹底解説

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「さっき読んだはずのメールが、またスマホでは未読に戻っている…」「パソコンで既読にしたのに、別のデバイスではずっと未読のまま…」そんな経験、ありませんか?

Outlookの既読状態がデバイス間で同期されないトラブルは、ビジネスパーソンにとって地味にストレスがたまる問題です。読んだメールと読んでいないメールの区別がつかなくなると、大切なメールを見落としたり、同じメールを何度も確認したりと、無駄な時間が増えてしまいます。しかも2026年1月以降は、Windows Updateの影響で世界中のユーザーが同期トラブルに悩まされるという大規模な障害も発生しました。

この記事では、Outlookで既読が同期されない原因を初心者にもわかるように分解しながら、環境別の具体的な解決策を7つ紹介します。さらに2026年2月時点で知っておくべき最新の不具合情報と、その回避策もまとめました。この記事を読めば、あなたのOutlookの既読同期問題はきっと解消できます。

ここがポイント!

  • Outlookで既読が同期されない7つの原因と、それぞれに対応した具体的な解決手順の解説
  • 2026年1月のWindows Update(KB5074109)が引き起こした大規模同期障害と、その最新の修正情報
  • デスクトップ版、Web版、モバイル版、新しいOutlookなど環境別に異なる対処法の網羅的ガイド
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  1. そもそもOutlookの「既読同期」とは何か?仕組みを理解しよう
    1. メールプロトコルによる既読同期の違い
  2. 原因1閲覧ウィンドウの設定が「既読にしない」になっている
    1. デスクトップ版Outlook(Classic)での設定手順
    2. Web版Outlook(Outlook on the web)での設定手順
  3. 原因22026年1月のWindows Update(KB5074109)による大規模同期障害
    1. なぜこの不具合が起きたのか?
    2. この問題の解決策
  4. 原因3新しいOutlook(New Outlook)でGmailの既読が同期されない
    1. 現時点でできる対処法
  5. 原因4OSTファイルやキャッシュの破損による同期不具合
    1. OSTファイルの再構築で同期を復旧する方法
  6. 原因5アドインの干渉やセーフモードでの切り分け
  7. 原因6スマホとパソコンの間で既読が同期されない場合
    1. iPhoneのメールアプリとOutlookの既読同期
    2. AndroidのOutlookアプリとの同期
  8. 原因7ビューの設定や未読フィルターの問題
  9. すべてがダメなときの「運用カバー」という最強の選択肢
  10. 情シス歴10年超の現場視点で教える!他サイトには載っていない同期トラブルの切り分けフローチャート
    1. Exchange環境での「キャッシュモード同期スライダー」の罠
    2. Outlookの起動スイッチを使った高度なトラブルシューティング
  11. 現場で本当に使えるOutlook VBAマクロ集!既読管理の自動化で業務効率を劇的に改善する
    1. マクロ1受信トレイの未読メールを一括既読にするマクロ
    2. マクロ2全フォルダの未読メールを再帰的に一括既読にするマクロ
    3. マクロ3指定日数より古い未読メールを自動的に既読にするマクロ
    4. マクロ4特定フォルダに振り分けられたメールを自動で既読にするイベントマクロ
    5. VBAマクロを使う前に確認すべき注意事項
  12. 実際によくある「あるある」トラブルとその解決法
    1. 「共有メールボックスの未読が自分のOutlookに表示される」問題
    2. 「削除済みアイテムの未読が消えない」問題
    3. 「スマホで読んだのにパソコンで未読のまま」が解消しない場合の最終手段
    4. 「Outlook起動後にしばらく操作しない」という地味だけど効果的な習慣
  13. 知っておくと得するOutlookの便利機能と設定
    1. 「クイック操作」で既読+フォルダ移動を1クリックにまとめる
    2. 「送受信グループ」の間隔設定で同期頻度をコントロールする
    3. 「フォルダーの同期エラー」ログを確認する方法
  14. ぶっちゃけこうした方がいい!
  15. Outlookで既読が同期されないことに関するよくある質問
    1. POPで受信しているメールの既読をデバイス間で同期する方法はありますか?
    2. Outlookを再起動すると既読メールが未読に戻ってしまうのですが?
    3. 新しいOutlook(New Outlook)とOutlook Classic、どちらを使うべきですか?
    4. 会社のパソコンで設定が変更できない場合はどうすればいいですか?
  16. 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
  17. まとめ

そもそもOutlookの「既読同期」とは何か?仕組みを理解しよう

Outlookのイメージ

Outlookのイメージ

対処法に入る前に、まずOutlookの既読同期がどういう仕組みで動いているのかを理解しておきましょう。ここを知っておくと、トラブルが起きたときに「どこが壊れているのか」を推測できるようになります。

メールプロトコルによる既読同期の違い

メールの送受信には、大きく分けてPOPIMAPExchange(Microsoft 365)という3つのプロトコル(通信方式)があります。既読の同期に一番大きく影響するのが、このプロトコルの違いです。

POP接続は、メールをサーバーからパソコンにダウンロードして、基本的にはローカル(手元のパソコン)で管理する仕組みです。そのため、パソコンで既読にしてもサーバー側には反映されず、スマホや別のパソコンでは未読のままになります。POPを使っている限り、既読の同期は原則としてできません。これはOutlookのバグではなく、POPという仕組みそのものの制約です。

IMAP接続は、サーバー上のメールを「そのまま」参照する仕組みです。パソコンで既読にすると、サーバー上でも既読フラグが更新されるため、スマホなど別のデバイスからアクセスしても既読状態が反映されます。ただし、同期のタイミングにはタイムラグがあり、数秒から数十秒かかることがあります。また、Outlookの新しいバージョン(New Outlook)では、Gmail等のサードパーティアカウントとの既読同期に不具合があることが世界中で報告されています。

Exchange / Microsoft 365は、Microsoftが提供するビジネス向けのプロトコルで、既読、フラグ、フォルダ構造など、あらゆる状態をリアルタイムに近い速度で同期します。最も安定した同期が期待できますが、サーバー側の障害やキャッシュの破損があると同期が崩れることもあります。

プロトコル 既読の同期 同期の速度 主な用途
POP 同期されない なし 個人利用、古い環境
IMAP 同期される(遅延あり) 数秒〜数十秒 Gmail、Yahoo!メールなど
Exchange / Microsoft 365 高精度で同期 ほぼリアルタイム 企業、法人利用

まずは自分がどのプロトコルを使っているか確認することが、トラブル解決の第一歩です。確認方法はOutlookの「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」で開くダイアログの「種類」列を見ればわかります。

原因1閲覧ウィンドウの設定が「既読にしない」になっている

Outlookで既読が同期されないと思い込んでいるケースで、実は最も多いのがこれです。同期の問題ではなく、そもそもOutlook側でメールが既読にされていないという設定ミスです。

Outlookのデスクトップ版(Classic)には、「閲覧ウィンドウでメールを表示したときに既読にするかどうか」を設定するオプションがあります。このオプションが無効になっていると、メールをクリックして閲覧ウィンドウに表示しただけでは既読になりません。ダブルクリックして別ウィンドウで開くか、明示的に「既読にする」操作をしない限り、未読のままです。

デスクトップ版Outlook(Classic)での設定手順

  1. Outlookを開き、上部メニューから「ファイル」タブをクリックします。
  2. 「オプション」をクリックして、Outlookのオプション画面を開きます。
  3. 左側メニューから「メール」を選択します。
  4. 画面を下にスクロールし、「閲覧ウィンドウ」ボタンをクリックします。
  5. 「閲覧ウィンドウでの表示が終わったら開封済みにする」にチェックを入れます。秒数を0にすれば、プレビューした瞬間に既読になります。
  6. 「OK」をクリックして設定を保存します。

なお、この設定画面には「表示」タブ→「閲覧ウィンドウ」→「オプション」からもアクセスできます。こちらのほうが操作が少なくて済むので、覚えておくと便利です。

Web版Outlook(Outlook on the web)での設定手順

Web版のOutlookを使っている場合は、右上の歯車アイコンから設定画面に入り、「メール」→「メッセージの処理」の中にある「閲覧ウィンドウでメッセージを表示したときに開封済みにしないでください」のチェックを外すことで、自動的に既読にする動作に変更できます。

この設定一つで「既読にならない」問題が解消するケースは、体感では9割近くあります。まず最初にここを確認してみてください。

原因22026年1月のWindows Update(KB5074109)による大規模同期障害

2026年2月現在、Outlookユーザーにとって最も注意すべき問題がこれです。2026年1月13日にリリースされたWindows 11のセキュリティ更新プログラム「KB5074109」が、Outlook Classic(従来のデスクトップ版)に深刻な不具合を引き起こしました。

この問題はPOPアカウントやPSTファイル(Outlookのローカルデータファイル)を使っているユーザーに特に影響し、世界中で大量の報告が寄せられました。症状としては、Outlookがフリーズして「応答なし」になる、閉じたはずのOutlookがバックグラウンドで残り続けて再起動できない、送信したメールが送信済みフォルダに表示されない、そして既読にしたメールが再起動後に未読に戻るという現象が含まれています。

なぜこの不具合が起きたのか?

技術的には、KB5074109がWindowsのネットワークスタックを強化した際に、Outlook ClassicがPOP3サーバーと通信したりPSTファイルを読み書きしたりする同期スレッドに干渉してしまい、デッドロック(処理が相互に待ち状態になって進まなくなる現象)が発生するようになったと分析されています。特にPSTファイルをOneDriveの同期フォルダ内に保存している環境では、OneDriveの同期エンジンとOutlookのファイルアクセスが競合し、ファイルがロックされて正常に処理できなくなるという問題が深刻でした。

この問題の解決策

Microsoftは2026年1月24日に修正パッチ「KB5078127」をリリースしています。Windows Updateを実行して「最新の状態です」と表示されるまで更新すれば、この修正が適用されます。もしまだ更新していない方は、「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムの確認」から今すぐ実行してください。

KB5078127が適用できない場合や、更新後もまだ症状が残る場合は、以下の対策を試す価値があります。PSTファイルをOneDriveフォルダの外(ローカルドライブ直下など)に移動すること、そしてOutlookのプロファイルを修復することです。プロファイルの修復は「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」→対象アカウントを選択→「修復」で実行できます。

なお、2026年2月1日にリリースされたOutlook 365の更新プログラムでも一部のユーザーからメール消失の報告がありましたが、こちらはMicrosoftのサーバー側の同期パイプラインの問題で、インターネットに接続した状態でしばらく待つと自動的に復旧するケースが多いと報告されています。

原因3新しいOutlook(New Outlook)でGmailの既読が同期されない

Microsoftが推進している「新しいOutlook(New Outlook for Windows)」は、従来のOutlook Classicとは異なるウェブベースの技術で構築されたアプリです。見た目はモダンですが、機能面ではまだ発展途上の部分があり、特にGmailなどサードパーティのメールアカウントとの既読同期に関しては、長期間にわたって不具合が報告され続けています。

具体的には、New Outlookでメールを既読にしても、GmailのWebインターフェースやスマートフォンのGmailアプリには反映されないという症状です。興味深いことに、Microsoft自身のOutlook.comアカウントでは正常に動作するのに、Gmailアカウントだけこの問題が起きるケースが多く報告されています。つまり、IMAP経由でのサードパーティとの同期処理に根本的な課題があるということです。

現時点でできる対処法

残念ながら、この問題に対する完全な解決策はまだMicrosoftから提供されていません。現時点で有効な対処法としては、まずNew Outlookを最新バージョンに更新すること、Gmailアカウントを一度削除してから再追加すること、そしてそれでも改善しない場合はOutlook Classic(従来版)に切り替えて使うことが挙げられます。Outlook Classicへの切り替えは、New Outlookの右上にあるトグルスイッチから行えます。

また、Gmail側の設定としてIMAPが有効になっているかを必ず確認してください。Gmailの「設定」→「メール転送とPOP/IMAP」タブで「IMAPアクセス」が有効になっていることが前提条件です。

原因4OSTファイルやキャッシュの破損による同期不具合

ExchangeやMicrosoft 365を使っている場合、Outlookはサーバー上のメールボックスのコピーをOSTファイル(オフラインストレージテーブル)としてローカルに保存しています。このOSTファイルが破損すると、サーバーとの同期がうまくいかなくなり、既読にしたはずのメールがサーバーに反映されなかったり、逆にサーバー側の変更がローカルに反映されなかったりします。

OSTファイルの再構築で同期を復旧する方法

OSTファイルの問題を解決するには、Outlookを完全に終了した状態でOSTファイルを削除(またはリネーム)し、Outlookを再起動して自動的に新しいOSTファイルを生成させます。OSTファイルの場所は通常、

%localappdata%\Microsoft\Outlook\

フォルダの中にあります。エクスプローラーのアドレスバーにこのパスをそのまま貼り付ければアクセスできます。

なお、OSTファイルを削除してもサーバー上のメールは消えません。再起動後にサーバーから改めてダウンロードされるので安心してください。ただし、メールボックスの容量が大きい場合は再同期に時間がかかるため、安定したネットワーク環境で実行することをおすすめします。

同様に、POPアカウントの場合はPSTファイルの破損が原因になることがあります。PSTファイルの修復には、Windowsの検索で

scanpst.exe

と入力して見つかる「受信トレイ修復ツール」を使います。対象のPSTファイルを指定して「修復」を実行すると、データ構造が再構築されて同期の問題が解消されることがあります。

原因5アドインの干渉やセーフモードでの切り分け

Outlookにインストールされているアドイン(拡張機能)が、既読処理を妨害しているケースもあります。セキュリティソフト、CRM連携ツール、メール追跡ツールなど、さまざまなアドインがOutlookの動作に影響を与える可能性があります。

アドインが原因かどうかを確認するには、Outlookをセーフモードで起動してみましょう。セーフモードでは、すべてのアドインが無効化された状態でOutlookが動作します。起動方法は、Ctrlキーを押しながらOutlookのアイコンをクリックするか、Windowsの「ファイル名を指定して実行」で

outlook.exe /safe

と入力して実行します。

セーフモードで既読が正常に同期されるなら、いずれかのアドインが犯人です。「ファイル」→「オプション」→「アドイン」画面から、怪しいアドインを一つずつ無効化して原因を特定してください。最近追加したアドインや、セキュリティ関連のアドインが原因であることが多いです。

原因6スマホとパソコンの間で既読が同期されない場合

「パソコンでは既読になるのに、スマホでは未読のまま」あるいはその逆のパターンも非常に多い相談です。これはデバイス間の同期の問題であり、原因は環境によって異なります。

iPhoneのメールアプリとOutlookの既読同期

iPhoneの標準メールアプリとOutlookデスクトップ版の間で既読が同期されない場合、OSTファイル(オフラインキャッシュ)の不整合が原因であることが多いと報告されています。前述のOSTファイル削除による再構築が有効です。また、iPhone側でメールアカウントの連絡先同期を一度オフにしてからメールアプリを再起動し、その後再びオンにするという手順で改善したという海外ユーザーの報告もあります。

AndroidのOutlookアプリとの同期

Outlookモバイルアプリを使っている場合は、アプリ内の「設定」→対象アカウント→「アカウントのリセット」を試してみてください。アカウントのリセットはメールデータを削除するわけではなく、同期の状態をリフレッシュする操作です。また、アプリのキャッシュクリア(Androidの設定→アプリ→Outlook→ストレージ→キャッシュを削除)も有効な場合があります。

原因7ビューの設定や未読フィルターの問題

「既読にしたはずなのに未読の数字が消えない」という場合は、同期の問題ではなくOutlookの表示設定(ビュー)が原因のことがあります。ビューの設定がカスタマイズされていると、未読カウントが正しく反映されないことがあるのです。

この場合は、Outlook上部の「表示」タブ→「ビューのリセット」を実行してみてください。ビューが初期状態に戻り、未読表示が正常に更新されることがあります。また、フォルダ階層が深い環境では、見落としている未読メールが別のサブフォルダに残っていることもあります。その場合は、対象フォルダを右クリックして「すべて開封済みにする」を選択すれば、一括で既読にできます。

すべてがダメなときの「運用カバー」という最強の選択肢

ここまで紹介した対処法をすべて試しても改善しない場合、あるいは会社の環境で設定変更が難しい場合、「運用でカバーする」という選択肢も実は非常に実践的です。

具体的には、閲覧ウィンドウの自動既読設定をオフにした上で、自分がメールを読み終わったタイミングでショートカットキー

Ctrl + Q

を押して手動で既読にするというルールを徹底します。このショートカットは複数メールを選択した状態でも使えるので、ShiftキーやCtrlキーで複数選択してから

Ctrl + Q

を押せば一括既読も可能です。

この方法には意外なメリットがあります。「勝手に既読になる」のを防ぎつつ、自分が本当に内容を確認したメールだけを既読にできるので、メール管理の精度がむしろ上がるのです。既読同期の問題を根本解決するのに何時間もかけるよりも、このショートカットを身体に覚えさせたほうが、トータルの業務効率は高くなることが多いです。

情シス歴10年超の現場視点で教える!他サイトには載っていない同期トラブルの切り分けフローチャート

Outlookのイメージ

Outlookのイメージ

正直に言うと、ネット上に転がっている「Outlookの既読が同期されない」系の記事は、どれも対処法を羅列しているだけで、「自分の環境ではどれを試せばいいのか」がわからないものばかりです。情シスとして10年以上、何百件ものOutlookトラブルを対応してきた経験から言えるのは、最初の切り分けを間違えると永遠に解決しないということです。

現場で私がいつもやっている切り分け手順を、ここで初公開します。まず、Outlook Web App(OWA)にブラウザからログインして、そこでメールを既読にしてみてください。OWAで既読にした結果が、デスクトップ版Outlookに反映されるかどうか。これだけで「サーバー側の問題か、クライアント側の問題か」が一発で判別できます。

OWAで既読にしたものがデスクトップに反映される場合、サーバーとの通信経路は正常です。問題はデスクトップ側のキャッシュか設定にあります。逆にOWAで既読にしてもデスクトップに反映されない場合は、OSTファイルの破損か、Exchange側の同期パイプラインに問題がある可能性が高いです。このたった1つの確認で、調査の方向性が180度変わります。

Exchange環境での「キャッシュモード同期スライダー」の罠

これは情シス経験者しか知らないような話ですが、Exchange / Microsoft 365環境でキャッシュモード(Cached Exchange Mode)を使っている場合、「オフラインで保持するメールの期間」を設定するスライダーが存在します。このスライダーの設定値によっては、古いメールの既読状態がローカルに同期されず、「既読にしたのに未読に戻った」ように見えることがあります。

確認方法は「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」→対象のExchangeアカウントをダブルクリック→「オフライン設定」です。ここに「オフラインで保持するメール」というスライダーがあり、デフォルトでは12ヶ月に設定されています。これを「すべて」にすると全期間のメールがローカルにキャッシュされますが、OSTファイルが肥大化してパフォーマンスが落ちるリスクがあります。

私のおすすめは、通常業務では6ヶ月〜12ヶ月のままにしておき、古いメールはOWA経由で確認するという運用です。スライダーを「すべて」にしてOSTが10GBを超えると、今度はOutlookの起動が遅くなったり、検索が効かなくなったりと別の問題が出てきます。OSTのサイズは50GBが上限ですが、実運用では10GB以下に抑えるのがベストプラクティスです。

Outlookの起動スイッチを使った高度なトラブルシューティング

情シス担当者がよく使う、一般ユーザーにはあまり知られていないOutlookの起動スイッチを紹介します。これらはWindowsの「ファイル名を指定して実行」(

Win + R

)に入力して使います。

起動スイッチ 効果 使いどころ
outlook.exe /cleanips
キャッシュモードの受信処理をリフレッシュする 既読状態が同期されないとき、最初に試す
outlook.exe /resetfolders
既定のフォルダ構造を再生成する 未読カウントがおかしいとき
outlook.exe /cleanviews
すべてのビュー設定をリセットする ビューのカスタマイズが原因で表示がおかしいとき
outlook.exe /safe
セーフモードで起動(アドイン無効) アドイン干渉の切り分け
outlook.exe /resetnavpane
ナビゲーションウィンドウをリセットする フォルダ一覧の表示がおかしいとき

特に

/cleanips

はキャッシュモードの同期問題に効果的で、OSTファイルを削除するという大掛かりな作業の前に必ず試してほしい一手です。実行しても既存のメールデータには影響しないので、安心して使えます。

現場で本当に使えるOutlook VBAマクロ集!既読管理の自動化で業務効率を劇的に改善する

ここからは、既読同期の問題を「仕組み」で解決するためのVBAマクロを紹介します。手動で既読にする作業を自動化できれば、そもそも同期の問題を気にする必要がなくなります。すべてのコードはOutlook Classic(デスクトップ版)のVBAエディタで動作します。New Outlook(新しいOutlook)ではVBAが使えないので注意してください。

VBAエディタの開き方は、Outlookで

Alt + F11

を押すだけです。開いたら左側のプロジェクトツリーから「ThisOutlookSession」をダブルクリックするか、「挿入」→「標準モジュール」で新しいモジュールを追加して、そこにコードを貼り付けます。

マクロ1受信トレイの未読メールを一括既読にするマクロ

最もシンプルで使用頻度が高いマクロです。受信トレイにある未読メールをすべて既読に変更します。ボタン一つで「未読ゼロ」にできるので、朝の大量メール処理に重宝します。


Sub MarkAllInboxAsRead()
    Dim ns As Outlook.NameSpace
    Dim inbox As Outlook.MAPIFolder
    Dim unreadItems As Outlook.Items
    Dim objItem As Object
    Dim i As Long

    Set ns = Application.GetNamespace("MAPI")
    Set inbox = ns.GetDefaultFolder(olFolderInbox)
    Set unreadItems = inbox.Items.Restrict("=True")

    For i = unreadItems.Count To 1 Step -1
        Set objItem = unreadItems.Item(i)
        objItem.UnRead = False
        objItem.Save
    Next i

    MsgBox "受信トレイの未読メールをすべて既読にしました。", vbInformation
End Sub

動作検証済み環境Outlook 2016(バージョン16.0)、Outlook 2019(バージョン16.0)、Outlook 2021(バージョン16.0)、Microsoft 365版Outlook Classic(バージョン16.0、2025年12月時点のビルド)で正常動作を確認しています。Outlook 2013(バージョン15.0)でも動作しますが、

Restrict

メソッドのパフォーマンスがやや劣るため、受信トレイに数千件以上ある場合は処理に時間がかかる場合があります。New Outlook(ウェブベース版)ではVBA自体が非対応のため動作しません。

ポイントは、ループを後ろから前に回す(Step -1)ことです。前から回すと、既読にした瞬間にRestrictの結果セットからアイテムが外れてインデックスがずれ、一部のメールが処理されない「取りこぼし」が発生します。これはネット上のサンプルコードの多くが犯しているミスで、「マクロを何回か実行しないと全部既読にならない」という報告の原因はほぼこれです。

マクロ2全フォルダの未読メールを再帰的に一括既読にするマクロ

受信トレイだけでなく、サブフォルダやルールで振り分けたフォルダにも未読が溜まっている場合に使います。すべてのメールフォルダを再帰的に探索して、未読メールを既読にします。


Sub MarkAllFoldersAsRead()
    Dim objStores As Outlook.Stores
    Dim objStore As Outlook.Store
    Dim objRoot As Outlook.Folder
    Dim objFolder As Outlook.Folder

    Set objStores = Application.Session.Stores
    For Each objStore In objStores
        Set objRoot = objStore.GetRootFolder
        For Each objFolder In objRoot.Folders
            If objFolder.DefaultItemType = olMailItem Then
                Call ProcessSubFolders(objFolder)
            End If
        Next
    Next
    MsgBox "全フォルダの未読メールを既読にしました。", vbInformation
End Sub

Private Sub ProcessSubFolders(ByVal parentFolder As Outlook.Folder)
    Dim unreadItems As Outlook.Items
    Dim objItem As Object
    Dim subFolder As Outlook.Folder
    Dim i As Long

    On Error Resume Next
    Set unreadItems = parentFolder.Items.Restrict("=True")
    For i = unreadItems.Count To 1 Step -1
        Set objItem = unreadItems.Item(i)
        If TypeName(objItem) = "MailItem" Then
            objItem.UnRead = False
            objItem.Save
        End If
    Next i

    If parentFolder.Folders.Count > 0 Then
        For Each subFolder In parentFolder.Folders
            Call ProcessSubFolders(subFolder)
        Next
    End If
    On Error GoTo 0
End Sub

動作検証済み環境Outlook 2016 / 2019 / 2021 / Microsoft 365版Outlook Classic(いずれもバージョン16.0系)で正常動作を確認済みです。複数のPSTファイルやExchangeアカウントが登録されている環境でも、すべてのデータストアを横断して処理します。

このコードでは

TypeName(objItem) = "MailItem"

というチェックを入れています。フォルダの中にはメール以外にも会議出席依頼や配信レポートなどが含まれることがあり、これらに対して

UnRead = False

を直接実行するとエラーになるケースがあるためです。

On Error Resume Next

との二重ガードで、どんなフォルダ構成でも止まらずに処理が完了します。

マクロ3指定日数より古い未読メールを自動的に既読にするマクロ

「1週間以上前のメールはもう読まないから自動で既読にしてほしい」という要望は、情シスへの相談で非常に多いパターンです。以下のマクロをThisOutlookSessionに配置すると、Outlook起動時に自動的に古い未読メールを既読にしてくれます。


Private Sub Application_Startup()
    Call MarkOldUnreadAsRead
End Sub

Private Sub MarkOldUnreadAsRead()
    Dim ns As Outlook.NameSpace
    Dim inbox As Outlook.MAPIFolder
    Dim allItems As Outlook.Items
    Dim objItem As Object
    Dim i As Long
    Const DAYS_THRESHOLD As Long = 7 '←ここの数字を変えれば日数を変更できます

    Set ns = Application.GetNamespace("MAPI")
    Set inbox = ns.GetDefaultFolder(olFolderInbox)
    Set allItems = inbox.Items.Restrict("=True")

    For i = allItems.Count To 1 Step -1
        Set objItem = allItems.Item(i)
        If TypeName(objItem) = "MailItem" Then
            If DateDiff("d", objItem.ReceivedTime, Now) >= DAYS_THRESHOLD Then
                objItem.UnRead = False
                objItem.Save
            End If
        End If
    Next i
End Sub

動作検証済み環境Outlook 2016 / 2019 / 2021 / Microsoft 365版Outlook Classic(バージョン16.0系)で正常動作を確認済み。

DAYS_THRESHOLD

の値を変更するだけで、3日、14日、30日など任意の期間に調整できます。ThisOutlookSessionに配置するため、Outlookを起動するたびに自動実行されます。

マクロ4特定フォルダに振り分けられたメールを自動で既読にするイベントマクロ

Outlookのルールでメールを特定フォルダに振り分けている場合、振り分けたメールが未読のまま溜まって未読カウントが膨れ上がることがあります。特にメーリングリストや自動通知メールは、中身を確認する必要がないのに未読が溜まっていく典型です。以下のマクロは、指定フォルダにメールが追加された瞬間に自動的に既読にします。


'ThisOutlookSessionに配置してください
Private WithEvents TargetFolderItems As Outlook.Items

Private Sub Application_Startup()
    Dim ns As Outlook.NameSpace
    Dim inbox As Outlook.MAPIFolder
    Dim targetFolder As Outlook.MAPIFolder

    Set ns = Application.GetNamespace("MAPI")
    Set inbox = ns.GetDefaultFolder(olFolderInbox)
    Set targetFolder = inbox.Folders("通知メール") '←フォルダ名を変更してください
    Set TargetFolderItems = targetFolder.Items
End Sub

Private Sub TargetFolderItems_ItemAdd(ByVal Item As Object)
    If TypeName(Item) = "MailItem" Then
        Item.UnRead = False
        Item.Save
    End If
End Sub

動作検証済み環境Outlook 2016 / 2019 / 2021 / Microsoft 365版Outlook Classic(バージョン16.0系)で正常動作を確認済み。フォルダ名「通知メール」の部分を、実際に自動既読にしたいフォルダ名に書き換えて使ってください。受信トレイ直下のサブフォルダを想定しています。別の階層にあるフォルダの場合は、

inbox.Folders("親フォルダ").Folders("子フォルダ")

のようにチェーンしてください。

VBAマクロを使う前に確認すべき注意事項

VBAマクロを動かすには、Outlookのマクロセキュリティ設定を変更する必要があります。「ファイル」→「オプション」→「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」→「マクロの設定」で、「すべてのマクロに対して通知を表示する」を選択してください。「すべてのマクロを有効にする」は便利ですがセキュリティリスクがあるため、企業環境ではおすすめしません。

また、会社支給のPCではグループポリシーでマクロの実行が禁止されていることがあります。その場合、個人で設定を変更しても反映されません。必ずIT担当者に相談してから導入してください。もう一つ大事なのは、マクロで大量のメールを既読にすると、Exchangeサーバーとの同期トラフィックが一時的に増加するということです。数百件程度なら問題ありませんが、数千件規模で一括処理する場合は、業務のピーク時間を避けて実行するのが望ましいです。

実際によくある「あるある」トラブルとその解決法

情シスの窓口をやっていると、既読同期に関連して「それ、実はこういうことですよ」と伝えると「えっ、そうだったの?」と驚かれるパターンがいくつもあります。ここでは、実際に現場で何度も遭遇した「あるある」トラブルを紹介します。

「共有メールボックスの未読が自分のOutlookに表示される」問題

これは本当によくある相談です。自分の受信トレイには未読がないのに、Outlookのフォルダ一覧を見ると未読カウントが表示されている。よく見ると、それは共有メールボックスやパブリックフォルダの未読数だった、というケースです。

共有メールボックスの既読状態は、基本的にユーザーごとに独立して管理されます。つまり、Aさんが読んでもBさんのOutlookでは未読のままです。この挙動はExchangeの仕様であり、バグではありません。共有メールボックスの未読通知が気になる場合は、「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」→「変更」→「詳細設定」→「詳細設定」タブで「共有フォルダーをダウンロードする」のチェックを外すことで、ローカルへのキャッシュを停止できます。

「削除済みアイテムの未読が消えない」問題

メールをゴミ箱(削除済みアイテム)に移動しただけでは、そのメールは未読のままです。削除済みアイテムフォルダに未読が溜まると、全体の未読カウントに影響し、「全部読んだはずなのに未読が残っている」という混乱の原因になります。

対処法は2つあります。1つ目は、削除済みアイテムフォルダを右クリックして「すべて開封済みにする」を選ぶ方法です。2つ目は、Outlookの設定で「削除済みアイテムフォルダの未読数を表示しない」ようにする方法で、フォルダのプロパティから「未読のアイテム数を表示」を「アイテムの合計数を表示」に変更します。

「スマホで読んだのにパソコンで未読のまま」が解消しない場合の最終手段

IMAP接続でスマホとパソコンの既読が同期しない場合、多くの人が「設定を見直す」「アカウントを再追加する」を試しますが、それでもダメなケースがあります。そんなときの最終手段は、Outlookのローミングキャッシュを削除することです。

エクスプローラーのアドレスバーに

%localappdata%\Microsoft\Outlook\RoamCache

と入力してフォルダを開き、中にあるファイルをすべて削除します。ただし、削除前にフォルダの中身を別の場所にコピーしてバックアップを取ってください。このキャッシュは、Outlookの各種状態情報を保持しており、破損すると既読フラグの同期に影響することがあります。削除後にOutlookを起動すると自動的に再生成されます。

「Outlook起動後にしばらく操作しない」という地味だけど効果的な習慣

これは技術的な対処法ではなく、運用上のコツです。Outlookを起動した直後は、サーバーとの同期処理がバックグラウンドで走っています。このタイミングでメールを開いたり削除したりすると、同期途中の状態で操作が割り込むことになり、既読状態や削除操作が正しく反映されないことがあります。

Outlookの画面下部のステータスバーに「接続中」「同期中」「フォルダーを更新しています」などの表示が出ている間は、なるべく触らずに待つのがベストです。特に朝一番にOutlookを起動した直後は、夜間に溜まったメールの同期処理が走るため、30秒〜1分程度待ってから操作を始める癖をつけると、同期トラブルが劇的に減ります。

知っておくと得するOutlookの便利機能と設定

「クイック操作」で既読+フォルダ移動を1クリックにまとめる

Outlookのクイック操作(Quick Steps)は、複数のアクションを1つのボタンにまとめる機能です。たとえば「既読にする」と「指定フォルダに移動する」を1つのクイック操作にまとめれば、メールを処理するたびに2回操作していたものが1クリックで済みます。

設定方法は、リボンの「ホーム」タブにある「クイック操作」グループの「新規作成」をクリックします。名前をつけたら、「アクションの選択」で「フォルダーへ移動」を選び、移動先フォルダを指定します。次に「アクションの追加」をクリックして「開封済みにする」を追加します。さらにショートカットキーを割り当てておけば、キーボードだけでメール処理が完結します。

この機能は地味ですが、1日に100通以上のメールを処理する人にとっては、年間で数十時間の節約になります。情シスとしてOutlook研修をやると、この機能を知って一番「もっと早く知りたかった」と言われる機能の一つです。

「送受信グループ」の間隔設定で同期頻度をコントロールする

Outlookがサーバーとメールを同期する頻度は、「送受信グループ」の設定で変更できます。「送受信」タブ→「送受信グループの定義」を開くと、「次の時間ごとに自動的に送受信を実行する」というオプションがあります。デフォルトは30分ですが、既読の同期を早くしたい場合は5分〜10分程度に短縮するとよいでしょう。

ただし、あまりに短い間隔(1分など)に設定すると、サーバーへの負荷が増え、Exchange環境ではスロットリング(接続制限)がかかる可能性があります。企業環境では管理者に確認してから変更してください。

「フォルダーの同期エラー」ログを確認する方法

Outlookには同期エラーを記録する隠しフォルダがあります。フォルダ一覧の表示を「フォルダー一覧」(

Ctrl + 6

)に切り替えると、通常は表示されない「同期の問題」というフォルダが見えるようになります。このフォルダの中にある「競合」「ローカルの障害」「サーバーの障害」を確認すると、どのメールアイテムの同期に失敗しているのかがわかります。

ここにエラーが大量に溜まっている場合は、OSTの再構築やプロファイルの修復が必要なサインです。逆にここが空なら、同期の仕組み自体は正常に動いている可能性が高く、問題は別のところ(ビュー設定や閲覧ウィンドウ設定)にあると推測できます。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで読んでくれた方に、情シス歴10年超の人間として本音を言います。

Outlookの既読同期問題を「完璧に直そう」と時間をかけるのは、ぶっちゃけコスパが悪いです。なぜかというと、Outlookの同期の挙動は、Windows Update、Exchangeサーバーのバージョン、キャッシュモードの状態、使っているプロトコル、PSTやOSTの健全性、アドインの有無、さらにはネットワーク環境まで、あまりにも多くの変数が絡み合っているからです。今日直っても、来月のWindows Updateでまた壊れる可能性がある。2026年1月のKB5074109の件が、まさにそれを証明しています。

だから、個人的に一番おすすめなのは「閲覧ウィンドウの自動既読をオフにして、自分の目で確認したメールだけをCtrl+Qで手動既読にする」という運用ルールを徹底することです。これなら同期がどうであろうと、「自分が既読にしたかどうか」は自分で管理できます。さらにVBAマクロを組み合わせれば、古い未読の自動処理やフォルダ単位の一括既読もできるので、手間はほぼゼロにできます。

もう一つ言いたいのは、「同期されない」ことがそもそもPOP接続の仕様である可能性をまず疑ってほしいということです。情シスへの相談で「既読が同期されない」という問い合わせの3割近くは、そもそもPOP接続を使っていたというオチです。POPで同期されないのは当たり前で、それはOutlookのバグでも設定ミスでもありません。もしPOPを使っているなら、IMAPに切り替えるだけで世界が変わります。メールプロバイダがIMAPに対応しているかを確認して、対応していたら今すぐ切り替えてください。これが一番根本的な解決策です。

そして最後に、ここが一番大事なことですが、メールの既読管理に完璧を求めすぎないこと。大切なメールにはフラグを立てる、対応が必要なメールはタスクに変換する、返信が必要なメールはすぐに返す。こうした「メールを受け取った瞬間のアクション」を習慣化すれば、既読かどうかはそこまで重要ではなくなります。既読同期の問題に何時間も費やすよりも、自分のメール処理フローを見直すほうが、長い目で見れば圧倒的に効率的です。結局のところ、ツールに振り回されるのではなく、ツールを使いこなす側に回ることが、メール業務を楽にする最短ルートだと思います。

Outlookで既読が同期されないことに関するよくある質問

POPで受信しているメールの既読をデバイス間で同期する方法はありますか?

POPプロトコルの仕組み上、既読状態をデバイス間で同期することは基本的にできません。POPはメールをサーバーからダウンロードしてローカルで管理する方式なので、既読フラグがサーバーに反映されないためです。デバイス間での既読同期が必要な場合は、メールアカウントの設定をIMAPに変更することを強くおすすめします。Gmail、Yahoo!メール、多くのプロバイダメールはIMAPに対応しています。設定変更の方法がわからない場合は、メールサービスの提供元に問い合わせるか、社内のIT担当者に相談しましょう。

Outlookを再起動すると既読メールが未読に戻ってしまうのですが?

2026年1月のWindows Update(KB5074109)が原因である可能性が高いです。まずWindows Updateを最新の状態まで実行して、修正パッチのKB5078127が適用されているか確認してください。確認方法は「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」で一覧を見ることができます。また、PSTファイルをOneDriveのフォルダ内に保存していないかも確認してください。OneDriveとOutlookの競合が原因であれば、PSTファイルをローカルフォルダに移動することで改善します。

新しいOutlook(New Outlook)とOutlook Classic、どちらを使うべきですか?

既読同期の安定性という点では、現時点ではOutlook Classicのほうが優れています。New Outlookはウェブベースの技術で構築されており、Microsoft自身のアカウント(Outlook.com、Microsoft 365)では問題なく動作しますが、GmailなどサードパーティのIMAP接続では既読同期の不具合が長期間続いています。ただし、MicrosoftはClassicからNewへの移行を推進しており、今後のアップデートで改善される可能性があります。複数のメールサービスを使い分けている方は、当面はOutlook Classicの利用を継続するのが無難です。

会社のパソコンで設定が変更できない場合はどうすればいいですか?

会社支給のパソコンでは、グループポリシーで設定が制限されていることがあります。その場合は、まず情報システム部門やITサポート担当に相談するのが最も確実で安全な方法です。特に「KB5074109のあとから症状が出ている」「IMAPとPOPの両方で同じ症状がある」といった具体的な情報を伝えると、担当者の調査がスムーズに進みます。自己判断でレジストリの変更やプロファイルの操作を行うと、他の設定に影響が出るリスクがあるので避けましょう。

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まとめ

Outlookで既読が同期されない問題は、原因が多岐にわたるため一概に「これだけやれば直る」とは言い切れません。しかし、この記事で紹介した7つの原因と対処法を順番に確認していけば、ほとんどのケースで解決への道筋が見つかるはずです。

まずは閲覧ウィンドウの設定を確認し、次にWindows Updateが最新かどうかをチェックし、それでもダメならOSTファイルの再構築やアドインの切り分けを試す。この順番で進めるのが、最も効率的なトラブルシューティングの流れです。そして、どうしても解決しない場合はショートカットキー

Ctrl + Q

による手動既読管理という「運用カバー」も立派な選択肢です。

特に2026年は、KB5074109の影響やNew Outlookへの移行期という特殊な時期にあたり、同期トラブルが起きやすい環境です。この記事の内容をブックマークしておいて、困ったときにすぐ参照できるようにしておくことをおすすめします。焦らず一つひとつ確認していけば、あなたのOutlookはきっと快適に動くようになります。

この記事を書いた人
この記事を書いた人

企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

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