OutlookでBCCを自動設定するマクロの作り方|初心者でもできる簡単ガイド

パソコンパソコン・スマホ教室
スポンサーリンク

メールを送るとき、「自分にも送信したい」「送信内容を記録として残したい」と思ったことはありませんか?そんなときに便利なのが、Outlookの「BCC(ブラインドカーボンコピー)」機能です。今回は、Outlookでメールを送るたびに自動でBCCを設定するマクロの作り方を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

スポンサーリンク

目次

Outlookのイメージ

Outlookのイメージ

OutlookでBCCを自動設定するマクロとは?

Outlookには、メールを送るたびに自動でBCCを設定する機能は標準では備わっていません。しかし、VBA(Visual Basic for Applications)というプログラムを使うことで、これを実現することができます。

BCCを自動設定することで、以下のようなメリットがあります

ここがポイント!

  • 送信したメールの控えを自分宛に送信できる
  • 送信内容を後で確認しやすくなる
  • 複数の人と共有する際に便利

必要な準備証明書の作成とセキュリティ設定

マクロを実行するためには、まず「自己証明書」を作成し、Outlookのセキュリティ設定を変更する必要があります。これらの準備を行うことで、マクロが正常に動作するようになります。

自己証明書の作成

自己証明書は、マクロが信頼されて実行されるために必要です。以下の手順で作成します

  1. Windowsのスタートメニューから「SELFCERT」を検索して実行します。
  2. 「証明書の名前」にわかりやすい名前(例自分の名前)を入力し、「OK」をクリックします。
  3. 証明書の作成が完了したら、「OK」をクリックして閉じます。

Outlookのセキュリティ設定の変更

Outlookのセキュリティ設定を変更して、マクロが実行できるようにします

  1. Outlookを開き、「ファイル」→「オプション」を選択します。
  2. 「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」をクリックします。
  3. 「マクロの設定」で「すべてのマクロに対して警告を表示する」を選択し、「OK」をクリックします。

マクロの作成自動BCCを設定するコード

次に、実際にマクロを作成します。以下の手順で進めてください

VBAエディタの起動

  1. Outlookを開き、「Alt」+「F11」を同時に押して、VBAエディタを起動します。
  2. 左側の「Project1」→「Microsoft Outlook Objects」→「ThisOutlookSession」をダブルクリックします。

マクロコードの入力

以下のコードを「ThisOutlookSession」に貼り付けます

Private Sub Application_ItemSend(ByVal Item As Object, Cancel As Boolean)
Dim objMe As Recipient
Set objMe = Item.Recipients.Add("自分のメールアドレス")
objMe.Type = olBCC
objMe.Resolve
Set objMe = Nothing
End Sub

このコードでは、メール送信時に自動で自分のメールアドレスをBCCに追加します。自分のメールアドレス部分を実際のものに置き換えてください。

マクロへのデジタル署名

作成したマクロにデジタル署名を付けて、信頼されるようにします

  1. VBAエディタで、「ツール」→「デジタル署名」を選択します。
  2. 先ほど作成した証明書を選択し、「OK」をクリックします。
  3. 「OK」をクリックして、VBAエディタを閉じます。

Outlookの再起動とマクロの信頼設定

Outlookを再起動すると、マクロの信頼設定を求められます

  1. 「署名の詳細を表示」をクリックし、作成した証明書が表示されていることを確認します。
  2. 「この発行者のドキュメントをすべて信頼する」を選択し、「OK」をクリックします。

テスト送信

実際にメールを送信して、BCCに自分のメールアドレスが追加されているか確認します。確認後、問題がなければ設定完了です。

よくある質問や疑問

Q1: 自動BCCを設定すると、他の受信者に自分のメールアドレスが見られますか?

いいえ、自動で追加されるBCCのアドレスは他の受信者には表示されません。BCCは「ブラインドカーボンコピー」の略で、受信者同士のアドレスを隠すための機能です。

Q2: マクロを無効にすると、BCCの自動設定はどうなりますか?

マクロが無効になっている場合、自動BCCは機能しません。マクロを有効にすることで、再度自動BCCが動作します。

Q3: 複数のメールアドレスをBCCに追加することはできますか?

はい、できます。コード内で複数のメールアドレスを追加するように変更すれば、複数のBCCを設定できます。

今すぐ解決したい!どうしたらいい?

LINE公式

いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します!
「エラーメッセージ、フリーズ、接続不良…もうイライラしない!」

あなたはこんな経験はありませんか?

✅ ExcelやWordの使い方がわからない💦
✅ 仕事の締め切り直前にパソコンがフリーズ💦
✅ 家族との大切な写真が突然見られなくなった💦
✅ オンライン会議に参加できずに焦った💦
✅ スマホの重くて重要な連絡ができなかった💦

平均的な人は、こうしたパソコンやスマホ関連の問題で年間73時間(約9日分の働く時間!)を無駄にしています。あなたの大切な時間が今この悩んでいる瞬間も失われています。

LINEでメッセージを送れば即時解決!

すでに多くの方が私の公式LINEからお悩みを解決しています。

最新のAIを使った自動応答機能を活用していますので、24時間いつでも即返信いたします。

誰でも無料で使えますので、安心して使えます。

問題は先のばしにするほど深刻化します。

小さなエラーがデータ消失重大なシステム障害につながることも。解決できずに大切な機会を逃すリスクは、あなたが思う以上に高いのです。

あなたが今困っていて、すぐにでも解決したいのであれば下のボタンをクリックして、LINEからあなたのお困りごとを送って下さい。

相談しに行く

ぜひ、あなたの悩みを私に解決させてください。

まとめ

Outlookでメール送信時に自動でBCCを設定するマクロを作成することで、送信したメールの控えを自分宛に送信したり、送信内容を記録として残すことができます。初心者の方でも、上記の手順を順番に進めることで、簡単に設定できます。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました