メールを送る際に、他の受信者に自分のメールアドレスを知られたくない場合、Outlookの「BCC(ブラインド・カーボン・コピー)」機能が便利です。しかし、初期設定ではBCC欄が表示されていないため、毎回手動で表示させる必要があります。今回は、BCC欄を常に表示させる方法と、その活用術について、初心者の方にもわかりやすく解説します。
OutlookでBCC欄を常に表示させる方法
新しいメール作成画面での設定
新しいメールを作成する際に、BCC欄を常に表示させる設定方法は以下の通りです。
- Outlookを開き、「新しいメール」をクリックします。
- メール作成画面のリボン(上部のメニュー)から「オプション」タブをクリックします。
- 「表示フィールドの選択」グループ内の「BCC」をクリックします。
これで、次回から新しいメール作成時にBCC欄が常に表示されるようになります。
既存のメールにBCC欄を追加する方法
既に開いているメールにBCC欄を追加する場合は、以下の手順で設定できます。
- メール作成画面のリボンから「オプション」タブをクリックします。
- 「表示フィールドの選択」グループ内の「BCC」をクリックします。
これで、現在のメールにBCC欄が追加されます。
BCC機能の活用術と注意点
他の受信者に自分のメールアドレスを知られたくないとき
BCC欄を使用することで、他の受信者に自分のメールアドレスを知られずにメールを送信できます。例えば、取引先に自社の関係者を知らせたくない場合などに有効です。
メールアドレスの一斉送信時の注意点
BCC欄を使って一斉送信する際には、以下の点に注意が必要です。
- メールアドレスの入力間違いに注意すること。
- 個人情報や機密情報の漏洩に注意すること。
- Outlookの送信制限に注意すること(1日あたりの受信者数5000人、1通あたりの最大受信者数500人)。
- 特定電子メール法の順守が求められること。
BCC欄を非表示にする方法
BCC欄を非表示にするには、以下の手順で設定できます。
- メール作成画面のリボンから「オプション」タブをクリックします。
- 「表示フィールドの選択」グループ内の「BCC」をクリックします。
これで、BCC欄が非表示になります。
よくある質問や疑問
質問BCC欄を表示させると、他の受信者に自分のメールアドレスが知られるのではないか心配です。
回答BCC欄に入力したメールアドレスは、他の受信者には表示されません。自分のメールアドレスが知られることはありません。
質問BCC欄を表示させる設定を元に戻すにはどうすればよいですか?
回答BCC欄を非表示にするには、再度「表示フィールドの選択」グループ内の「BCC」をクリックすることで、BCC欄を非表示にできます。
質問BCC欄を使って一斉送信する際の注意点はありますか?
回答BCC欄を使って一斉送信する際には、メールアドレスの入力間違いや個人情報の漏洩に注意し、Outlookの送信制限や特定電子メール法の順守も確認してください。
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まとめ
OutlookのBCC機能を活用することで、他の受信者に自分のメールアドレスを知られずにメールを送信できます。設定方法も簡単で、初心者の方でも安心して利用できます。メールのプライバシーを守るために、ぜひBCC機能を活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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