OutlookでBCC（ブラインドカーボンコピー）を設定する方法【初心者向け解決ガイド】

1. Outlookを開き、「新しいメール」をクリックします。
2. メール作成画面が表示されたら、上部の「オプション」タブをクリックします。
3. 「表示フィールドの選択」グループの中から「BCC」を選択します。

これで、Outlook on the web版でもBCC欄が常に表示されるようになります。

BCCを使う際の注意点

5.1 メールアドレスの入力ミスに注意

BCC欄に多くのメールアドレスを入力する際、入力ミスが起こりやすくなります。誤ったメールアドレスが設定されたまま送信してしまうと、正しい宛先に届かず、場合によっては関係のない相手に重要な情報が漏れてしまう恐れもあります。アドレス帳などを活用してミスを防ぐとともに、正確なアドレスなのかを慎重に確認することが大切です。

5.2 個人情報や機密情報の漏えいに注意

メールアドレスの入力間違いがあると、個人情報や機密情報が漏えいするリスクがあります。実際に、ある団体の職員が自動転送を行うメールアドレスを誤って設定してしまい、添付されていたファイルから個人情報が流出してしまったという情報セキュリティ事故が発生しました。また、ある自治体が複数の関係者宛てにテストメールを一斉送信する際に、「BCC」ではなく「宛先（TO）」に送信先メールアドレスを入力してしまったことで、関係者に個人のメールアドレスが漏えいするという事案が発生しました。

5.3 Outlookの送信制限に注意

Outlookには、「1日あたりの受信者数 5,000人」「メッセージ1通あたりの最大受信者数 500人」という送信制限があります。そのため、メールマガジンや取引先への担当者変更の連絡などで、一度に多数の方に向けてメールを送信する場合には注意が必要です。1通あたりの送信者数を調整するなど送信制限に注意してください。

よくある質問や疑問

質問1: BCCを使うと、受信者には誰が送信したのかわからないのですか？

はい、BCCを使うと、受信者には他の受信者のメールアドレスが表示されません。そのため、誰が送信したのかはわかりません。

質問2: BCCを使うと、メールが迷惑メールとして扱われることがありますか？

はい、BCCを多くの受信者に使用すると、スパムと判断される可能性があります。送信する際は、受信者数を適切に管理し、必要に応じて複数回に分けて送信することをおすすめします。

質問3: BCCを使っても、メールが届かないことがありますか？

はい、BCCを使っても、受信者のメールサーバーの設定やフィルタリングにより、メールが届かないことがあります。受信者に迷惑メールフォルダを確認してもらうなど、対処が必要な場合があります。

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まとめ

OutlookでBCCを設定することで、他の受信者に自分のメールアドレスを知られずにメッセージを送ることができます。これを活用することで、プライバシーを守りながら効率的なコミュニケーションが可能になります。設定方法や注意点をしっかり理解し、適切に活用しましょう。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。