Outlook VBAで「起動時に実行」する方法|初心者向けガイド
こんにちは!今回は、Outlookを起動したときに自動で特定の処理を実行する方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。パソコンやスマホの操作に自信がない方でも安心して取り組める内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
Outlook VBAとは?

Outlookのイメージ
まず、Outlook VBA(Visual Basic for Applications)とは、Outlookの動作を自動化するためのプログラム言語です。たとえば、Outlookを起動したときに自動で「おはようございます」と表示したり、特定のメールを自動で送信したりすることができます。
Outlook起動時に自動で処理を実行する方法
Outlookを起動したときに自動で処理を実行するには、VBAの「Application\_Startup」イベントを利用します。以下の手順で設定できます。
- Outlookを開き、「Alt + F11」キーを押してVisual Basic for Applications(VBA)エディタを開きます。
- 左側の「プロジェクト」ウィンドウで「ThisOutlookSession」をダブルクリックします。
- 表示されたコードウィンドウに、以下のコードを入力します。
Private Sub Application_Startup()
MsgBox "おはようございます!Outlookが起動しました。"
End Sub
- コードを入力したら、「Ctrl + S」で保存し、VBAエディタを閉じます。
- Outlookを再起動すると、起動時に「おはようございます!」とメッセージが表示されます。
これで、Outlookを起動するたびに自動でメッセージが表示されるようになります。
実用的な活用例
この「Application\_Startup」イベントを活用すると、さまざまな自動化が可能です。例えば
- 毎朝の予定を表示するOutlookを起動したときに、その日の予定を自動で表示することができます。
- 定期的なタスクを自動実行毎週月曜日に特定の処理を自動で実行するように設定できます。
- 特定のメールを自動送信Outlook起動時に、あらかじめ設定した内容のメールを自動で送信することができます。
これらの自動化により、日々の業務が効率化され、手間を減らすことができます。
よくある質問や疑問
Q1: Outlookを最小化して起動すると、VBAのApplication_Startupイベントが動作しません。
Outlookを最小化して起動すると、VBAのイベントが正しく動作しない場合があります。Outlookを通常の状態で起動するようにしてください。
Q2: 他のPCでも同じ設定を使いたい場合、どうすればよいですか?
他のPCで同じ設定を使うには、VBAのコードをエクスポートして、他のPCの「ThisOutlookSession」にインポートする必要があります。詳細な手順は、VBAのヘルプやオンラインのリソースを参照してください。
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まとめ
Outlook VBAを使って「起動時に実行」する設定を行うことで、日々の業務が効率化され、手間を減らすことができます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、手順に沿って進めていけば、誰でも実現可能です。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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