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Outlookで祝日を表示する方法とは?全バージョン対応の完全ガイド【2026年最新版】

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「Outlookの予定表を開いたら、祝日がどこにも表示されていない……」そんな経験はありませんか? 実はOutlookは初期状態では祝日が一切登録されていません。せっかくのスケジュール管理ツールなのに、祝日が空欄のまま使っていると、打ち合わせを祝日に入れてしまったり、連休の計画が立てにくかったりと、地味にストレスがたまりますよね。

この記事では、従来のクラシックOutlookから2024年リリースの新しいOutlook、さらにはWeb版やスマホアプリまで、あらゆるバージョンでの祝日表示の設定方法を徹底的に解説します。加えて、2026年2月時点のMicrosoft最新アップデート情報や、祝日データが2026年までしか入っていない問題への対処法、.holファイルを使った独自の祝日配布テクニックまで、他の記事では触れられていないノウハウもたっぷり盛り込みました。

ここがポイント!

  • 新旧すべてのOutlookバージョンで日本の祝日を予定表に追加する具体的手順の解説
  • 2026年以降の祝日が表示されない問題への3つの対処法と.holファイル活用術
  • 祝日の重複・誤表示を防ぐ削除テクニックとCopilot連携など最新機能の紹介
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  1. そもそもOutlookの予定表に祝日が表示されない理由を知っておこう
  2. クラシックOutlookで日本の祝日を追加する手順
    1. オプション画面から祝日をインポートする方法
    2. 追加した祝日に色を付けてわかりやすくする方法
  3. 新しいOutlook(Outlook for Windows new)での祝日表示方法
    1. 新しいOutlookではデフォルトで祝日が表示される場合がある
    2. 新しいOutlookで「分割ビュー」に注意しよう
  4. Outlook on the web(ブラウザ版)で祝日を設定する方法
  5. Outlookモバイルアプリ(iPhone・Android)での祝日表示
  6. 2026年以降の祝日が表示されない問題への対処法
    1. 対処法1Outlook on the webの祝日カレンダーに切り替える
    2. 対処法2Outlookの更新プログラムをインストールする
    3. 対処法3.holファイルを自分で作成して祝日をインポートする
  7. 祝日を一括削除する方法と重複を解消するコツ
    1. クラシックOutlookでのリストビューを使った一括削除
    2. 新しいOutlookやWeb版での祝日カレンダー削除
  8. 知っておくと差がつく祝日カレンダー活用テクニック
    1. 祝日を「外出中」に設定して会議招集を防ぐ
    2. 六曜や旧暦の表示もカスタマイズできる
    3. 他国の祝日を追加して海外チームとの調整に活かす
  9. 2026年2月時点のOutlook最新動向もチェックしよう
  10. 2026年(令和8年)の日本の祝日一覧
  11. 情シス歴15年超の現場で遭遇するOutlook祝日トラブルと解決策
    1. 祝日を追加したのに予定表が「予定あり」にならず会議を入れられてしまう問題
    2. 祝日を二重に追加してしまったときのクリーンアップ手順
    3. 新しいOutlookとクラシックOutlookを併用しているときの祝日カレンダー競合
  12. 現場で即使えるOutlook祝日関連VBAマクロ集
    1. VBA①祝日の公開方法を一括で「外出中」に変更するマクロ
    2. VBA②2027年以降の日本の祝日を一括登録するマクロ
    3. VBA③祝日の重複を検出して一括削除するマクロ
    4. VBA④特定の年の祝日をすべて削除するマクロ
  13. VBAマクロを使う前に必ず確認すべき3つのポイント
  14. .holファイル作成で情シスが踏みがちな3大トラップ
    1. トラップ1エンコードの選択ミスで文字化けする
    2. トラップ2ヘッダー行の件数とデータ行数が一致しない
    3. トラップ3BOM(バイトオーダーマーク)が付いてインポートに失敗する
  15. Outlookの予定表をさらに便利にする隠れた設定テクニック
    1. 祝日の前日にリマインダーを自動表示する方法
    2. 稼働日数を正確に把握するための「稼働日計算」設定
    3. Power Automateを使って祝日の通知をTeamsに自動投稿する
  16. Outlook祝日にまつわる「よくあるけど検索しても出てこない」問題
    1. 春分の日・秋分の日の日付がOutlookと実際で異なっている場合は?
    2. Exchange Online環境で祝日が同期されないときの確認ポイント
    3. 共有メールボックスの予定表に祝日を追加したい場合はどうする?
  17. ぶっちゃけこうした方がいい!
  18. Outlookで祝日を表示する方法に関するよくある疑問
    1. クラシックOutlookと新しいOutlookの両方で祝日を追加すると重複しますか?
    2. Outlookの祝日データが間違っていた場合はどうすれば修正できますか?
    3. MacのOutlookでも祝日を追加できますか?
    4. 会社独自の休日(創立記念日や夏季休暇など)もOutlookに追加できますか?
    5. 祝日が2026年までしか入っていないのですが、2027年以降はどうすればいいですか?
  19. 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
  20. まとめ

そもそもOutlookの予定表に祝日が表示されない理由を知っておこう

Outlookのイメージ

Outlookのイメージ

Outlookを使い始めたばかりの方が最初に戸惑うポイントが、「予定表に祝日が何も表示されていない」という点です。これはバグではなく、Microsoftの仕様によるものです。Outlookは世界中のユーザーが利用するソフトウェアなので、どの国の祝日をデフォルトで表示するかを決められません。そのため、初期状態ではすべての祝日が非表示になっています。

つまり、日本の祝日を表示させるには自分で設定をする必要があるということです。逆に考えれば、日本だけでなくアメリカや中国、ドイツなど複数の国の祝日を同時に表示させることもできるので、外資系企業や海外チームとやりとりがある方にはとても便利な仕組みとも言えます。

もう1つ知っておきたいのが、Outlookにはいくつかのバージョンが存在し、それぞれ祝日の追加方法が異なるという点です。現在主に使われているのは、従来のデスクトップ版であるクラシックOutlook、2023年から段階的にリリースされている新しいOutlook(Outlook for Windows new)、そしてブラウザでアクセスするOutlook on the webの3つです。さらにiPhoneやAndroidのOutlookモバイルアプリもあります。自分が使っているバージョンに合った方法で設定しましょう。

クラシックOutlookで日本の祝日を追加する手順

Office 2016、2019、2021、2024、またはMicrosoft 365サブスクリプションに含まれるクラシックOutlook(四角いアイコンが目印)をお使いの場合は、以下の手順で祝日を追加できます。

オプション画面から祝日をインポートする方法

  1. Outlookを起動し、画面左上の「ファイル」タブをクリックします。ウィンドウを縮小表示している場合はオプションが見えないことがあるので、最大化してから操作してください。
  2. 左側のメニューから「オプション」をクリックし、「Outlookのオプション」ウィンドウを開きます。
  3. 左側メニューの「予定表」をクリックし、右側に表示される「予定表オプション」セクション内の「祝日の追加」ボタンをクリックします。
  4. 「予定表に祝日を追加」ダイアログが表示されるので、「日本」にチェックを入れて「OK」をクリックします。複数の国にチェックを入れれば、同時に複数国の祝日を追加できます。
  5. 「予定表に祝日が追加されました」というメッセージが出たら「OK」をクリックして完了です。

この操作で追加される祝日は終日の予定として登録されます。分類項目として「祝日」、場所として「日本」が自動的に設定されるのが特徴です。振替休日も含まれているので、たとえば2026年5月6日の振替休日や、9月22日の国民の休日なども正しく表示されます。

ただし1点注意があります。クラシックOutlookで提供される祝日データはグレゴリオ暦2016年から2026年までの範囲に限られています。つまり2027年以降の祝日は含まれていません。この問題については後のセクションで詳しく対処法を解説します。

追加した祝日に色を付けてわかりやすくする方法

インポートした祝日は初期状態では色分類項目が未設定で白い状態です。赤やオレンジなど好きな色を割り当てることで、通常の予定と祝日を視覚的に区別しやすくなります。方法は簡単で、予定表上の任意の祝日を右クリックし、「分類」から好みの色を選ぶだけです。一括で色を変更したい場合は、次のセクションで紹介するリストビューを使うと効率的です。

新しいOutlook(Outlook for Windows new)での祝日表示方法

2023年頃から提供が開始された新しいOutlookは、封筒型のアイコンが目印で、UIがモダンなデザインに刷新されています。Microsoftは2025年以降、段階的にクラシックOutlookから新しいOutlookへの移行を進めており、2026年2月時点ではオプトアウト段階に入っています。つまり新しいOutlookがデフォルトのメールクライアントになりつつある状況です。

新しいOutlookではデフォルトで祝日が表示される場合がある

新しいOutlookの大きな特徴として、アカウントのロケーション設定に基づいて、初期状態から祝日が自動表示される場合があります。もし日本の祝日が表示されていない場合は、以下の手順で追加してください。

  1. 左側の予定表アイコンをクリックして予定表画面を開きます。
  2. カレンダーグリッドの下にある「予定表の追加」をクリックします。
  3. 表示された画面の左側メニューから「祝日」を選択します。
  4. 右側に各国の一覧が表示されるので、「日本」にチェックを入れます。フィルター機能を使って検索すると素早く見つかります。
  5. チェックを入れたら右上の「✕」をクリックしてウィンドウを閉じます。保存ボタンを押す必要はありません。

新しいOutlookで追加された祝日カレンダーは、ナビゲーションウィンドウの「個人の予定表」セクションに「日本の休日」という名前で表示されます。このチェックボックスのオン・オフで、祝日の表示・非表示を手軽に切り替えられるのが便利なポイントです。

なお、新しいOutlookで追加した祝日カレンダーはサブスクリプション方式になっており、Microsoftが祝日データを更新した際に自動的に反映されます。クラシックOutlookの静的なインポート方式とは異なり、自分で再追加する手間がかからないのが大きなメリットです。

新しいOutlookで「分割ビュー」に注意しよう

新しいOutlookを使い始めた方から「祝日カレンダーを追加したのに予定表に表示されない」という声を聞くことがあります。実はこれは「分割ビュー」が有効になっていることが原因の場合があります。予定表のホーム画面で「Split View」のチェックを外すと、祝日カレンダーがメインの予定表に重ねて表示されるようになります。

Outlook on the web(ブラウザ版)で祝日を設定する方法

ブラウザからOutlookを利用している場合、つまりOutlook.comやMicrosoft 365のWeb版を使っている場合も、祝日カレンダーの追加は可能です。操作もシンプルで、クラシック版よりも直感的に設定できます。

Outlook on the webにアクセスしたら、左側メニューの「予定表」をクリックしてカレンダー画面に移動します。次に「予定表を追加」をクリックし、ポップアップウィンドウの左側メニューから「祝日」を選択します。右側に表示される国名一覧から「日本」にチェックを入れて閉じるだけで完了です。

Web版で追加した祝日カレンダーは、新しいOutlookと同様にサブスクリプション方式です。つまり祝日の追加や変更があった場合に自動で更新される仕組みになっています。Microsoftの職場・学校アカウントをお使いの方には、この方法が最もおすすめです。

ただし注意点が1つあります。Web版で祝日カレンダーを追加したうえで、クラシックOutlookでも祝日をインポートしてしまうと、同じ祝日が二重に表示されてしまいます。どちらか一方の方法に統一するようにしましょう。

Outlookモバイルアプリ(iPhone・Android)での祝日表示

スマートフォンのOutlookアプリでも祝日を表示させることができます。基本的な考え方として、デスクトップ版やWeb版で祝日カレンダーを追加済みであれば、同期が有効になっている限り自動的にモバイルアプリにも反映されます。

もしモバイルアプリ単体で設定したい場合は、アプリを開いて左上のユーザーアイコンまたはメニューアイコンをタップし、歯車アイコンの設定画面に入ります。「カレンダー」セクションの中にある「予定表を追加」「興味のあるカレンダー」から「祝日」を選択し、表示させたい国を選ぶだけです。

もし祝日が同期されない場合は、端末のOSレベルでカレンダー同期が有効になっているか確認してください。iPhoneの場合は「設定」→「カレンダー」→「アカウント」から、AndroidはOutlookアプリの設定内で確認できます。

2026年以降の祝日が表示されない問題への対処法

2026年は多くのOutlookユーザーにとって重要なターニングポイントです。なぜなら、クラシックOutlook(Microsoft 365、Outlook 2016〜2024)に内蔵されている祝日データは2026年までしか含まれていないからです。つまり、2027年以降の祝日は自分で何らかの対策を講じる必要があります。

対処法1Outlook on the webの祝日カレンダーに切り替える

最もシンプルで効果的な方法がこれです。Outlook on the webまたは新しいOutlookで「祝日」カレンダーをサブスクライブすれば、Microsoftがデータを更新する限り自動的に最新の祝日が反映されます。クラシックOutlookで以前にインポートした祝日は先に削除しておくと、重複を防げます。

対処法2Outlookの更新プログラムをインストールする

Microsoftは定期的にOutlookの更新プログラムで祝日データを拡張しています。2026年2月に配信されたクラシックOutlookのセキュリティアップデートでも各種修正が行われています。「ファイル」→「Office アカウント」→「更新オプション」→「今すぐ更新」を実行して、最新の状態にしてから祝日を再追加してみてください。

対処法3.holファイルを自分で作成して祝日をインポートする

最も柔軟性の高い方法が、.hol(Outlook Holidays Format)ファイルを自作する方法です。メモ帳で特定のフォーマットに沿ってテキストを書き、拡張子を「.hol」にして保存するだけで、Outlookに一括インポートできます。チームや会社全体で同じ祝日データを共有したい場合にも非常に便利です。

.holファイルの書式はとてもシンプルです。1行目にカレンダーの名前とイベント数を角括弧で記述し、2行目以降に祝日名とカンマ区切りで日付を記載します。たとえば2027年の元日を追加するなら、次のような形式になります。

3という1行目のあとに、元日,2027/01/01成人の日,2027/01/13建国記念の日,2027/02/11のように続けていきます。数字の「3」は登録する祝日の件数を示すフラグです。

保存するときに重要なのがエンコードを「UTF-16LE」に設定することです。これを忘れるとインポート時に文字化けが起こります。ファイルの種類は「すべてのファイル」を選んでください。保存したら.holファイルをダブルクリックするだけで、Outlookの祝日追加ダイアログが自動的に起動します。

祝日を一括削除する方法と重複を解消するコツ

祝日の追加を繰り返したり、クラシック版とWeb版の両方で設定してしまうと、同じ祝日が重複して表示されるトラブルが発生します。これを解消するには、まず不要な祝日をまとめて削除してからクリーンな状態で再追加するのが確実です。

クラシックOutlookでのリストビューを使った一括削除

クラシックOutlookでは、予定表のビューを切り替えることで祝日を一覧表示し、まとめて削除できます。手順としては、予定表画面で「表示」タブ→「ビューの変更」→「一覧」をクリックします。すると予定がリスト形式で表示されるので、「並べ替え」グループの「分類項目」をクリックして、祝日カテゴリごとにまとめます。

「祝日」分類が見つかったら、削除したい項目をCtrlキーを押しながら複数選択し、右クリックから「削除」を実行します。場所の列で「日本」と表示されている項目だけを選べば、日本の祝日のみを削除することも可能です。削除後は「表示」→「ビューの変更」→「予定表」で通常のビューに戻しましょう。

新しいOutlookやWeb版での祝日カレンダー削除

新しいOutlookやOutlook on the webでは、祝日はサブスクリプションカレンダーとして管理されているため、削除も簡単です。ナビゲーションウィンドウに表示されている祝日カレンダー(「日本の休日」など)を右クリックして「削除」を選び、確認画面でもう一度「削除」をクリックするだけです。

知っておくと差がつく祝日カレンダー活用テクニック

祝日を「外出中」に設定して会議招集を防ぐ

祝日を予定表に追加しただけでは、自分のスケジュール上は「予定あり」にはなりません。そのため、同僚から祝日に会議を入れられてしまう可能性があります。これを防ぐには、祝日の「公開方法」を「外出中」に変更しておきましょう。全祝日を一括で変更するにはVBAマクロやPower Automateを使う方法もありますが、手動で行う場合はリストビューから複数選択して編集するのが効率的です。

六曜や旧暦の表示もカスタマイズできる

日本語版のOutlookでは、予定表の日付に「大安」「仏滅」などの六曜を表示する機能が備わっています。Outlookのオプション画面の「予定表」セクションで、六曜の表示・非表示を切り替えたり、大安のみ表示するといった細かい設定が可能です。冠婚葬祭の日程調整に活用している方も多い隠れた便利機能です。

他国の祝日を追加して海外チームとの調整に活かす

外資系企業やグローバルチームで仕事をしている方は、相手国の祝日も予定表に追加しておくと、メールの返信が来ない理由が一目でわかります。たとえばアメリカの感謝祭やイギリスのバンクホリデーなど、知っておくとコミュニケーションがスムーズになる祝日は意外と多いものです。追加方法は日本の祝日と同じで、祝日追加時に対象国にチェックを入れるだけです。

2026年2月時点のOutlook最新動向もチェックしよう

Microsoftは2026年に入っても新しいOutlookへの機能追加を精力的に続けています。2026年2月のロードマップでは、同僚のカレンダーが左ナビゲーションペインに自動表示される機能が開発中であることが発表されました。上司や直属の部下、チームメンバーのスケジュールが手動設定なしで確認できるようになるため、祝日カレンダーと組み合わせることでさらにスケジュール調整がラクになりそうです。

また、Copilotとの連携も進んでおり、Copilot Chatから直接会議のスケジュールを作成したり、受信トレイやカレンダーの情報をもとにAIが推論してくれる機能が展開中です。Copilotが柔軟とマークされた1対1のミーティングを自動的にリスケジュールする機能も2026年2月に対象リリース向けに配信が始まっています。祝日と自分の予定をCopilotが自動で照合して調整してくれる時代は、もうすぐそこまで来ています。

セキュリティ面でも、2026年2月のアップデートでクラシックOutlookに2件のセキュリティパッチが適用されています。常に最新の更新プログラムを適用して、安全かつ最新の祝日データを利用できる環境を維持することが大切です。

2026年(令和8年)の日本の祝日一覧

Outlookの予定表に祝日を追加したら、正しく反映されているか確認してみましょう。以下が2026年の日本の国民の祝日と休日の一覧です。2026年は特に、5月のゴールデンウィークで5月2日〜6日が4連休になり、9月のシルバーウィークでは敬老の日(21日)と秋分の日(23日)に挟まれた22日が「国民の休日」となるため、19日〜23日の5連休になるのが注目ポイントです。

日付 祝日名 備考
1月1日(木) 元日 年のはじめを祝う
1月12日(月) 成人の日 1月第2月曜日
2月11日(水) 建国記念の日 日付固定
2月23日(月) 天皇誕生日 日付固定
3月20日(金) 春分の日 天文学上の春分日
4月29日(水) 昭和の日 日付固定
5月3日(日) 憲法記念日 日付固定
5月4日(月) みどりの日 日付固定
5月5日(火) こどもの日 日付固定
5月6日(水) 振替休日 憲法記念日の振替
7月20日(月) 海の日 7月第3月曜日
8月11日(火) 山の日 日付固定
9月21日(月) 敬老の日 9月第3月曜日
9月22日(火) 国民の休日 祝日に挟まれた平日
9月23日(水) 秋分の日 天文学上の秋分日
10月12日(月) スポーツの日 10月第2月曜日
11月3日(火) 文化の日 日付固定
11月23日(月) 勤労感謝の日 日付固定

なお、春分の日と秋分の日は法律で具体的な日付が決まっておらず、国立天文台が毎年2月に翌年分を官報で公表しています。Outlookの祝日データはあくまで計算値に基づいているため、まれに実際の日付と異なる可能性がある点は覚えておきましょう。

情シス歴15年超の現場で遭遇するOutlook祝日トラブルと解決策

Outlookのイメージ

Outlookのイメージ

ここからは、社内SEとして15年以上にわたりOutlookのサポート対応を行ってきた経験から、公式ドキュメントやヘルプ記事ではまず触れられない「現場で本当に起きるトラブル」とその解決方法をお伝えします。祝日の設定自体は簡単でも、実際に運用すると「え、そんなことが起きるの?」という問題が次々と出てくるんですよね。

祝日を追加したのに予定表が「予定あり」にならず会議を入れられてしまう問題

これは社内からの問い合わせで断トツに多い問題です。祝日をインポートしたユーザーが「祝日を入れたのに、同僚から祝日に会議招集が来るんですけど……」と困っているケースです。

原因はシンプルで、Outlookの祝日インポート機能で追加された祝日の公開方法(BusyStatus)が「予定なし(Free)」に設定されているためです。つまり、他の人からスケジュールを確認すると「空き時間」として表示されてしまうわけです。Microsoftとしては「祝日=必ずしも休み」とは限らないため、このようなデフォルト設定にしているのでしょうが、日本の企業で祝日が休みの場合はこれが非常に厄介です。

手動で一つずつ変更するのは現実的ではないので、後述するVBAマクロで一括変更するのが最も効率的な方法です。もしVBAを使いたくない場合は、予定表をリストビューに切り替えて「公開方法」でグループ化し、「予定なし」グループに属する祝日をすべて選択してから、右クリックで個別に開いて「外出中」に変更するという方法もあります。ただしこの方法は1件ずつ開く必要があるため、年間16日+振替休日分を変更するのはかなりの手間です。

祝日を二重に追加してしまったときのクリーンアップ手順

これも本当によくある問題です。「祝日が表示されていないから追加しよう」と思ってオプションから「祝日の追加」をクリックしたら、実はすでに追加済みだった。結果、同じ祝日が2つずつ表示されてしまう。Outlookの「祝日の追加」ダイアログでは、すでに追加済みの国にチェックが入っている状態で表示されますが、そのまま「OK」を押すと重複チェックなしで再度追加されてしまうのがこの問題の根本原因です。

解決手順は次のとおりです。まず予定表画面で「表示」→「ビューの変更」→「一覧」を選択してリストビューに切り替えます。次に列ヘッダーの「場所」をクリックして並べ替え、「日本」が設定されている項目を一覧で確認します。同じ日付に同じ祝日名が2件ずつ並んでいるのが見えるはずです。片方だけをCtrl+クリックで選択していき、まとめてDeleteキーで削除します。

ただし正直なところ、この手作業はミスが起きやすいです。「どっちを消せばいいんだ?」と迷ったり、うっかり両方消してしまうこともあります。そのため私の現場では、いったん日本の祝日をすべて削除してから、クリーンな状態で1回だけ再追加するという手順を推奨しています。全削除→再追加の方が、結果的に速いし確実です。

新しいOutlookとクラシックOutlookを併用しているときの祝日カレンダー競合

2025年から2026年にかけて、Microsoftは新しいOutlookへの移行を加速させています。そのため「普段は新しいOutlookを使っているけど、一部の機能のためにクラシックにも切り替える」というユーザーが増えています。

この併用環境で起きるのが祝日カレンダーの競合です。新しいOutlookで「日本の休日」サブスクリプションカレンダーを有効にしつつ、クラシックOutlookでも「祝日の追加」からインポートしていると、予定表に祝日が2セット表示されます。しかも、新しいOutlookのサブスクリプション祝日とクラシックのインポート祝日は管理方法がまったく異なるため、片方を削除しても他方には影響しません。

この場合の正しい対応は、クラシックOutlook側でインポートした祝日をリストビューで全削除し、新しいOutlookのサブスクリプションカレンダーだけを残すことです。サブスクリプション方式は自動更新されるため、将来の祝日変更にも対応できて長期的に管理が楽になります。

現場で即使えるOutlook祝日関連VBAマクロ集

ここでは、情シスの現場で実際に使っている便利なVBAマクロを紹介します。VBAマクロはクラシックOutlookのVBE(Visual Basic Editor)上で動作します。Alt+F11でVBEを開き、「ThisOutlookSession」または新規モジュールにコードを貼り付けて使用してください。

なお、マクロを実行する前に「ファイル」→「オプション」→「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」→「マクロの設定」で、「すべてのマクロを有効にする」か「デジタル署名されたマクロのみ」を選択しておく必要があります。業務環境ではセキュリティポリシーに従ってください。

VBA①祝日の公開方法を一括で「外出中」に変更するマクロ

動作確認環境はOutlook 2016、Outlook 2019、Outlook 2021、Outlook 2024、Microsoft 365版クラシックOutlookです。新しいOutlook(Outlook for Windows new)ではVBAが利用できないためこのマクロは動作しません。

Sub ChangeHolidayBusyStatus()
'祝日の公開方法を一括で「外出中」に変更するマクロ
'対応バージョン: Outlook 2016 / 2019 / 2021 / 2024 / Microsoft 365 (クラシック)

Dim olNS As Outlook.NameSpace
Dim olFolder As Outlook.MAPIFolder
Dim olItems As Outlook.Items
Dim olAppt As Object
Dim lngCount As Long

Set olNS = Application.GetNamespace("MAPI")
Set olFolder = olNS.GetDefaultFolder(olFolderCalendar)
Set olItems = olFolder.Items

lngCount = 0

For Each olAppt In olItems
If TypeOf olAppt Is Outlook.AppointmentItem Then
'分類項目に「祝日」が含まれている予定を対象にする
If InStr(1, olAppt.Categories, "祝日", vbTextCompare) > 0 Then
If olAppt.BusyStatus <> olOutOfOffice Then
olAppt.BusyStatus = olOutOfOffice
olAppt.Save
lngCount = lngCount + 1
End If
End If
End If
Next olAppt

MsgBox lngCount & " 件の祝日を「外出中」に変更しました。", vbInformation, "完了"

Set olItems = Nothing
Set olFolder = Nothing
Set olNS = Nothing
End Sub

このマクロは分類項目(Categories)に「祝日」という文字列が含まれている予定アイテムを検索し、公開方法を「外出中(olOutOfOffice)」に一括変更します。Outlookの祝日インポート機能で追加された祝日には自動的に「祝日」カテゴリが付与されているため、この条件で正確に対象を絞り込めます。

注意点として、予定表に数百件以上のアイテムがある場合は処理に数十秒かかることがあります。また、.holファイルで独自に追加した祝日にカテゴリを付けていない場合は検出されません。その場合はLocationプロパティ(場所)で「日本」を条件にするか、Subjectで祝日名を直接指定する方法に変更してください。

VBA②2027年以降の日本の祝日を一括登録するマクロ

動作確認環境はOutlook 2019、Outlook 2021、Outlook 2024、Microsoft 365版クラシックOutlookです。Outlook 2016でも基本的に動作しますが、2016はサポート終了済みのため推奨しません。

Sub AddJapanHolidays2027()
'2027年の日本の祝日を予定表に一括登録するマクロ
'対応バージョン: Outlook 2019 / 2021 / 2024 / Microsoft 365 (クラシック)
'注意: 春分の日・秋分の日は暫定計算値です。
' 正式な日付は前年2月に国立天文台が官報で公表します。

Dim holidays As Variant
holidays = Array( _
Array("元日", #1/1/2027#), _
Array("成人の日", #1/11/2027#), _
Array("建国記念の日", #2/11/2027#), _
Array("天皇誕生日", #2/23/2027#), _
Array("春分の日", #3/21/2027#), _
Array("昭和の日", #4/29/2027#), _
Array("憲法記念日", #5/3/2027#), _
Array("みどりの日", #5/4/2027#), _
Array("こどもの日", #5/5/2027#), _
Array("海の日", #7/19/2027#), _
Array("山の日", #8/11/2027#), _
Array("敬老の日", #9/20/2027#), _
Array("秋分の日", #9/23/2027#), _
Array("スポーツの日", #10/11/2027#), _
Array("文化の日", #11/3/2027#), _
Array("勤労感謝の日", #11/23/2027#) _
)

Dim olAppt As Outlook.AppointmentItem
Dim i As Long
Dim lngCount As Long
lngCount = 0

For i = LBound(holidays) To UBound(holidays)
Set olAppt = Application.CreateItem(olAppointmentItem)
With olAppt
.Subject = holidays(i)(0)
.Start = holidays(i)(1)
.AllDayEvent = True
.ReminderSet = False
.BusyStatus = olOutOfOffice '最初から「外出中」に設定
.Categories = "祝日"
.Location = "日本"
.Save
End With
lngCount = lngCount + 1
Next i

MsgBox lngCount & " 件の祝日を登録しました。", vbInformation, "完了"

Set olAppt = Nothing
End Sub

このマクロの特徴は、最初からBusyStatusを「外出中」に設定している点です。標準のインポート機能では「予定なし」で追加されてしまいますが、このマクロなら追加と同時に公開方法も設定されるため、後から一括変更する手間が省けます。また、CategoriesとLocationも正しく設定しているので、既存の祝日と同じフォーマットで管理できます。

春分の日と秋分の日の日付は、天文学的な計算に基づく暫定値です。正式な日付は前年の2月に国立天文台が官報で公表するので、毎年2月以降にこのマクロの日付を確認・修正してから実行することをおすすめします。内閣府のWebサイトに掲載されるCSVファイルが最も信頼できる情報源です。

VBA③祝日の重複を検出して一括削除するマクロ

動作確認環境はOutlook 2019、Outlook 2021、Outlook 2024、Microsoft 365版クラシックOutlookです。

Sub RemoveDuplicateHolidays()
'重複する祝日を検出し、2件目以降を削除するマクロ
'対応バージョン: Outlook 2019 / 2021 / 2024 / Microsoft 365 (クラシック)

Dim olNS As Outlook.NameSpace
Dim olFolder As Outlook.MAPIFolder
Dim olItems As Outlook.Items
Dim olAppt As Object
Dim dictHolidays As Object
Dim strKey As String
Dim lngDeleted As Long
Dim colToDelete As New Collection

Set olNS = Application.GetNamespace("MAPI")
Set olFolder = olNS.GetDefaultFolder(olFolderCalendar)
Set olItems = olFolder.Items
Set dictHolidays = CreateObject("Scripting.Dictionary")

lngDeleted = 0

'重複チェック(件名+日付をキーにする)
For Each olAppt In olItems
If TypeOf olAppt Is Outlook.AppointmentItem Then
If InStr(1, olAppt.Categories, "祝日", vbTextCompare) > 0 Then
strKey = olAppt.Subject & "_" & Format(olAppt.Start, "yyyymmdd")
If dictHolidays.Exists(strKey) Then
'重複発見削除対象としてコレクションに追加
colToDelete.Add olAppt
Else
dictHolidays.Add strKey, True
End If
End If
End If
Next olAppt

'確認メッセージ
If colToDelete.Count = 0 Then
MsgBox "重複する祝日は見つかりませんでした。", vbInformation, "結果"
GoTo Cleanup
End If

If MsgBox(colToDelete.Count & " 件の重複祝日が見つかりました。" & vbCrLf & _
"削除してよろしいですか?", vbYesNo + vbQuestion, "確認") = vbNo Then
GoTo Cleanup
End If

'削除実行
Dim item As Object
For Each item In colToDelete
item.Delete
lngDeleted = lngDeleted + 1
Next item

MsgBox lngDeleted & " 件の重複祝日を削除しました。", vbInformation, "完了"

Cleanup:
Set dictHolidays = Nothing
Set olItems = Nothing
Set olFolder = Nothing
Set olNS = Nothing
End Sub

このマクロは件名と日付の組み合わせをキーにして重複を検出します。たとえば「元日」が2027年1月1日に2件登録されていれば、2件目以降を削除対象としてマークし、確認ダイアログの後に一括削除します。Dictionary オブジェクトを使っているため、数百件の予定があっても高速に処理できます。

実行前の注意として、必ず予定表のバックアップを取ってから実行してください。「ファイル」→「開く/エクスポート」→「インポート/エクスポート」→「ファイルにエクスポート」で.pstファイルとして保存しておくと、万が一の際に復元できます。

VBA④特定の年の祝日をすべて削除するマクロ

動作確認環境はOutlook 2016、Outlook 2019、Outlook 2021、Outlook 2024、Microsoft 365版クラシックOutlookです。

Sub DeleteHolidaysByYear()
'指定した年の祝日をすべて削除するマクロ
'対応バージョン: Outlook 2016 / 2019 / 2021 / 2024 / Microsoft 365 (クラシック)

Dim strYear As String
Dim intYear As Integer
Dim olNS As Outlook.NameSpace
Dim olFolder As Outlook.MAPIFolder
Dim olItems As Outlook.Items
Dim olAppt As Object
Dim colToDelete As New Collection
Dim lngDeleted As Long

strYear = InputBox("削除する祝日の年を入力してください(例: 2026)", "年の指定")
If strYear = "" Then Exit Sub
If Not IsNumeric(strYear) Then
MsgBox "数値を入力してください。", vbExclamation
Exit Sub
End If
intYear = CInt(strYear)

Set olNS = Application.GetNamespace("MAPI")
Set olFolder = olNS.GetDefaultFolder(olFolderCalendar)
Set olItems = olFolder.Items

For Each olAppt In olItems
If TypeOf olAppt Is Outlook.AppointmentItem Then
If InStr(1, olAppt.Categories, "祝日", vbTextCompare) > 0 Then
If Year(olAppt.Start) = intYear Then
colToDelete.Add olAppt
End If
End If
End If
Next olAppt

If colToDelete.Count = 0 Then
MsgBox intYear & "年の祝日は見つかりませんでした。", vbInformation
GoTo Cleanup
End If

If MsgBox(intYear & "年の祝日 " & colToDelete.Count & " 件を削除します。" & vbCrLf & _
"よろしいですか?", vbYesNo + vbQuestion, "確認") = vbNo Then
GoTo Cleanup
End If

lngDeleted = 0
Dim item As Object
For Each item In colToDelete
item.Delete
lngDeleted = lngDeleted + 1
Next item

MsgBox lngDeleted & " 件の祝日を削除しました。", vbInformation, "完了"

Cleanup:
Set olItems = Nothing
Set olFolder = Nothing
Set olNS = Nothing
End Sub

年単位で祝日を消したいとき用のマクロです。たとえば「2026年分だけ消して入れ直したい」「古い年の祝日は不要だから消したい」といったケースで重宝します。InputBoxで年を入力する仕組みなので、コードを書き換えずに任意の年を対象にできるのがポイントです。

VBAマクロを使う前に必ず確認すべき3つのポイント

VBAマクロは強力なツールですが、情シスとしてユーザーに配布する際に毎回伝えている注意事項があります。

1つ目はマクロのセキュリティ設定です。企業のグループポリシーでマクロの実行が制限されている場合、上記のコードはそのままでは実行できません。IT管理者にポリシーの確認を取るか、デジタル署名付きのマクロとして配布する必要があります。個人利用の場合は「ファイル」→「オプション」→「セキュリティセンター」→「マクロの設定」から一時的に有効にできますが、使い終わったら必ず元の設定に戻すことを忘れないでください。

2つ目は新しいOutlookではVBAが使えないという点です。新しいOutlook(封筒アイコン)にはVBEが搭載されていません。VBAマクロを実行する場合は、必ずクラシックOutlook(四角いアイコン)に切り替えてから行ってください。なお、Microsoftはクラシック版のサポートを段階的に縮小していますが、2026年2月時点ではまだ12か月以上の猶予があります。

3つ目は必ず予定表をバックアップしてから実行することです。マクロの処理は元に戻せません(Ctrl+Zが効きません)。.pstファイルへのエクスポートは必ず実行前に行い、問題が起きた際のリストア手段を確保しておきましょう。

.holファイル作成で情シスが踏みがちな3大トラップ

独自の.holファイルを作って社内に配布する際、経験上ほぼ確実に誰かがハマるのが以下の3つの罠です。

トラップ1エンコードの選択ミスで文字化けする

メモ帳で.holファイルを作成する際、保存時のエンコードを必ず「UTF-16 LE」にしなければなりません。Windows 11のメモ帳ではデフォルトが「UTF-8」になっているため、何も考えずに保存すると文字化けします。具体的には、Outlookで.holファイルを読み込んだ際に祝日名が「?????」や意味不明な記号列になってしまいます。

もしすでにUTF-8で保存してしまった.holファイルがある場合は、メモ帳で開き直して「名前を付けて保存」からエンコードを「UTF-16 LE」に変更するだけで修正できます。ファイル内容はそのままで問題ありません。

トラップ2ヘッダー行の件数とデータ行数が一致しない

.holファイルの1行目には 件数の形式でヘッダーを記述します。たとえば「 5」と書いた場合、その後ろに5行の祝日データがなければなりません。件数が実際のデータ行数と一致しない場合、Outlookがファイルを正しく読み込めないか、途中までしかインポートされないという現象が起きます。

これは地味にハマるポイントで、「あと1件追加しよう」とデータ行を増やしたのにヘッダーの件数を更新し忘れる、というのが典型的な失敗パターンです。配布前に必ず件数を数え直しましょう。

トラップ3BOM(バイトオーダーマーク)が付いてインポートに失敗する

PowerShellやテキストエディタの種類によっては、UTF-16 LEで保存した際にファイルの先頭にBOM(バイトオーダーマーク)という見えない制御文字が付加されることがあります。通常のメモ帳で保存すれば問題ありませんが、Visual Studio Codeやサクラエディタなどの高機能エディタで作成した場合、BOMの有無が原因でOutlookがヘッダー行を正しく認識できず、インポートダイアログで国名が空白になったり文字化けしたりするケースがあります。

確実に動作させたい場合は、Windowsに標準搭載されているメモ帳(notepad.exe)を使うのが最も安全です。余計なBOMや改行コードの問題を気にしなくて済みます。

Outlookの予定表をさらに便利にする隠れた設定テクニック

祝日の前日にリマインダーを自動表示する方法

祝日の前日に「明日は祝日です」という通知を受け取れたら便利だと思いませんか? 標準の祝日インポート機能ではリマインダーが無効になっていますが、後から有効にすることができます。

リストビューで祝日を全選択し、右クリックから任意の1件を開きます。「リマインダー」のチェックボックスをオンにして、時間を「18時間前」などに設定すれば、前日の夕方に通知が届きます。ただし、これは1件ずつしか設定できないのが難点です。前述のVBA①マクロを少し改造して、.ReminderSet = True.ReminderMinutesBeforeStart = 1080(18時間=1080分)の2行を追加すれば、一括でリマインダーを設定できます。

稼働日数を正確に把握するための「稼働日計算」設定

Outlookの予定表には「稼働日」の概念があり、「ファイル」→「オプション」→「予定表」→「稼働時間」セクションで週の稼働日と開始・終了時刻を設定できます。デフォルトでは月曜日から金曜日が稼働日になっていますが、業種によっては土曜日を含めたり、水曜日を休みにしたりと柔軟に変更可能です。

この設定が祝日と連動しているわけではありませんが、会議のスケジュールアシスタント機能で空き時間を検索する際に影響します。祝日を「外出中」に設定したうえで稼働日も正しく設定しておくと、チームメンバーとの会議調整で祝日や非稼働日が自動的に除外されるため、無駄なやりとりが減ります。

Power Automateを使って祝日の通知をTeamsに自動投稿する

これは上級者向けのテクニックですが、Outlookの祝日カレンダーとPower Automate(旧Microsoft Flow)を連携させることで、翌週の祝日を毎週金曜日にTeamsチャネルに自動投稿するフローを構築できます。

基本的なフローの設計思想としては、「スケジュール済みのクラウドフロー」を毎週金曜日の15時に実行し、「Outlook – イベントの取得(V4)」アクションで翌週月曜〜日曜の予定を取得、分類項目に「祝日」が含まれるイベントをフィルタリングし、見つかった場合はTeamsの指定チャネルにメッセージを投稿する、という流れです。特に祝日が飛び石になっている週や、有給奨励日と組み合わせた連休のお知らせを自動化すると、総務部やマネージャーから非常に喜ばれます。

Outlook祝日にまつわる「よくあるけど検索しても出てこない」問題

春分の日・秋分の日の日付がOutlookと実際で異なっている場合は?

これは数年に一度起きる問題です。春分の日と秋分の日は天文学上の春分日・秋分日に基づいて決まりますが、正式な日付は前年の2月1日に国立天文台が閣議決定をもとに官報で公表します。Outlookに内蔵されている祝日データは天文計算による予測値なので、まれに1日ずれることがあります。

実際にずれが発生した場合は、予定表上の該当する祝日をダブルクリックして開き、日付を手動で修正してください。VBAを使えるなら、Find メソッドで対象の祝日を特定し、Startプロパティを更新する方法が効率的です。

Exchange Online環境で祝日が同期されないときの確認ポイント

企業のExchange Online(Microsoft 365 Business以上)環境で、管理者がOutlook Web Appのポリシーで予定表のカスタマイズを制限している場合、ユーザーが祝日カレンダーを追加できないことがあります。このような場合は、Exchange管理センターでOWAメールボックスポリシーの設定を確認し、カレンダーの購読が許可されているか確認する必要があります。

もう1つよくあるのが、キャッシュモードの同期範囲に起因する問題です。クラシックOutlookの「ファイル」→「アカウント設定」→「変更」→「オフライン設定」で、メールの同期範囲が短く設定されていると、過去や未来の祝日が表示されないことがあります。予定表の同期範囲を広げるか、オンラインモードに切り替えて確認してみてください。

共有メールボックスの予定表に祝日を追加したい場合はどうする?

部署の代表メールアドレスなど、共有メールボックスの予定表に祝日を追加したいケースは意外と多いです。しかし、Outlookの「祝日の追加」機能はデフォルトの予定表(自分のメールボックス)にしか祝日をインポートできません。

この場合は前述のVBAマクロを改造して、GetDefaultFolderの代わりにGetSharedDefaultFolderを使い、共有メールボックスの予定表フォルダを指定するのが現実的な方法です。あるいは、.holファイルをダブルクリックした際に表示されるダイアログで追加先を変更することはできないため、一度自分の予定表にインポートしてからドラッグ&ドロップで共有予定表にコピーするという手段もあります。ただし後者はアイテム数が多いと手間がかかるので、VBA経由が推奨です。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで長々と解説してきましたが、ぶっちゃけた話をしますね。15年以上Outlookと付き合ってきた身として、祝日の管理で一番楽な方法は結局これに尽きます。

クラシックOutlookの祝日インポート機能は、もう使わない方がいいです。

理由はシンプルで、あの機能は「静的なデータの1回限りのインポート」でしかないからです。祝日が変更されても更新されない、2026年までしかデータがない、追加するたびに重複する、公開方法が「予定なし」で入る、VBAで後から一括修正しなきゃいけない……。正直、トラブルの温床なんですよね。

じゃあどうするかというと、Outlook on the webの祝日サブスクリプションカレンダーに一本化してください。新しいOutlookでもWeb版でも同じ方法で、「予定表を追加」→「祝日」→「日本」にチェックを入れるだけ。これでMicrosoftのクラウド上で管理された祝日データが同期され、祝日の追加・変更があれば自動的に更新されます。2027年以降の祝日もMicrosoftが更新する限り自動で反映されます。管理コストはほぼゼロです。

ただし「祝日を外出中にしたい」という問題はサブスクリプションカレンダーでは解決しません。サブスクリプション祝日は読み取り専用なので公開方法を変更できないんです。これだけはどうしても別途対応が必要で、私はPower Automateで「祝日カレンダーのイベントが作成されたら、自分の予定表に外出中の終日予定を自動作成する」というフローを組んで対処しています。一度作ってしまえばあとは全自動なので、VBAマクロよりもさらに保守が楽です。

VBAマクロは確かに強力ですが、クラシックOutlookでしか動かないという制約があります。Microsoftが新しいOutlookへの移行を進めている以上、VBAに依存した運用は長期的に見るとリスクです。今のうちにPower AutomateやGraph APIベースの仕組みに移行しておくのが、情シス的には最善の戦略だと個人的には考えています。

もちろん「今すぐ手っ取り早く祝日を外出中にしたい」という場合はVBAマクロが一番速いです。用途に応じて使い分けてください。ただ、「長く楽に管理したい」なら、サブスクリプションカレンダー+Power Automateの組み合わせが、2026年時点では最適解だと確信しています。

Outlookで祝日を表示する方法に関するよくある疑問

クラシックOutlookと新しいOutlookの両方で祝日を追加すると重複しますか?

はい、重複します。クラシックOutlookの「ファイル→オプション→予定表→祝日の追加」で追加した祝日は、個別の予定としてカレンダーに直接書き込まれます。一方、新しいOutlookやOutlook on the webで追加した「日本の休日」はサブスクリプションカレンダーです。両方を有効にすると、同じ日に2つの祝日イベントが表示されてしまいます。どちらか一方に統一するのがおすすめです。特にこれから使い始める方は、自動更新されるWeb版・新しいOutlookの方式を選ぶのが賢明です。

Outlookの祝日データが間違っていた場合はどうすれば修正できますか?

予定表上の祝日イベントをダブルクリックすれば、通常の予定と同じようにタイトルや日付を手動で編集できます。この操作はクラシックOutlookでも新しいOutlookでも同様です。ただし、Web版のサブスクリプションカレンダーの場合、個別の祝日を直接編集することはできません。誤りがある場合はMicrosoftのデータ更新を待つか、別途手動で正しい日付の終日予定を作成する方法で対応してください。

MacのOutlookでも祝日を追加できますか?

Mac版のOutlookでは、2026年2月時点ではデスクトップアプリ内のオプションからの祝日インポート機能は提供されていません。ただし、ブラウザからOutlook on the webにアクセスして祝日カレンダーをサブスクライブすれば、カレンダー同期が有効である限り、Mac版Outlookにも祝日が表示されます。

会社独自の休日(創立記念日や夏季休暇など)もOutlookに追加できますか?

できます。.holファイルを作成して全社員に配布する方法が最も効率的です。たとえば「会社の休日」という名前で.holファイルを作成し、創立記念日や年末年始の休業日、夏季休暇などを記載しておけば、USBメモリやファイルサーバーを通じて簡単に共有できます。各社員がダブルクリックするだけでインポートできるので、IT部門の負担も軽くて済みます。

祝日が2026年までしか入っていないのですが、2027年以降はどうすればいいですか?

3つの選択肢があります。まず最も推奨されるのは、Outlook on the webの祝日カレンダーへの切り替えです。サブスクリプション方式なのでMicrosoftのデータ更新に合わせて自動的に新しい年の祝日が追加されます。次に、Outlookを最新バージョンに更新することで祝日データの範囲が拡張される可能性があります。最後の手段として、.holファイルを自作して手動でインポートする方法もあります。内閣府のWebサイトで公表されている祝日一覧を参考にすれば、正確なデータで.holファイルを作成できます。

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まとめ

Outlookで祝日を表示する方法は、お使いのバージョンによって異なりますが、基本的な考え方はどれも共通しています。クラシックOutlookなら「ファイル→オプション→予定表→祝日の追加」、新しいOutlookやWeb版なら「予定表の追加→祝日→日本にチェック」。たったこれだけの操作で、予定表に日本の祝日がきれいに並びます。

2026年は祝日データの収録期間が終わる節目の年でもあるので、これを機にWeb版のサブスクリプションカレンダーに切り替えるのがベストな選択です。自動更新で常に最新の祝日が反映されるうえ、複数デバイスやモバイルアプリとの同期もスムーズです。ぜひ今日のうちに設定を済ませて、祝日のうっかりダブルブッキングとはさよならしましょう。

この記事を書いた人
この記事を書いた人

企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

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