初心者必見!Linuxファイル作成コマンド「dd」を完全解説!データ復旧から証拠保存まで使える実践的な活用法

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Linux環境でのファイル作成やコピーを行う際に欠かせないコマンド「dd」。ただのファイルコピーではなく、ディスク全体を低レベルでコピーできるこのコマンドは、データ復旧やセキュリティ対策にも欠かせません。実際にどのように使われるのか、初心者でも実践できる手順とともに解説します。

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ddコマンドの基本を押さえよう

Linuxのイメージ

Linuxのイメージ

「dd」は、データのコピーを行うための非常に強力なツールです。しかし、普通のコピーコマンド「cp」や「mv」とは異なり、より深いレベルでの作業が可能です。では、まずは基本的な使い方を確認しておきましょう。

ddコマンドの基本構文

「dd」コマンドの基本的な構文は以下の通りです

dd if=入力ファイル of=出力ファイル bs=入出力ブロックサイズ count=ブロック数

if入力ファイル(コピー元)
of出力ファイル(コピー先)
bsブロックサイズ(データの単位サイズ)
countコピーするブロックの数

例えば、USBメモリの内容を別の場所にコピーする際に使用します。

ddコマンドの特徴と用途

ddは「低レベルコピー」と呼ばれ、ファイルシステムや空白部分(未使用領域)も含めてディスク全体をコピーします。この特徴が、データ復旧やフォレンジック作業などで非常に役立ちます。

低レベルコピーcpコマンドではコピーできない空白部分(未使用領域)も含めてコピーできる
データ復旧削除されたファイルの復元作業にも使える
セキュリティ証拠保存やデータ消去、証拠隠滅にも利用できる

実際に使う!ddコマンドの実践例

ddコマンドの本当の力を発揮するのは、ただファイルをコピーするだけではありません。実際のユースケースを紹介し、さらにその活用方法を解説します。

データ復旧のためのコピー

ハードディスクが故障してデータ復旧が必要な場合、ddコマンドを使ってディスク全体をコピーすることで、削除されたファイルも含めて復旧可能です。実際には以下のようなコマンドを使います

dd if=/dev/sda of=/mnt/forensics/disk_image.dd bs=4M conv=sync,noerror status=progress

このコマンドは、ハードディスクの内容を「disk_image.dd」ファイルとして保存します。復旧ツールを使って後から解析可能な状態にします。

証拠保存のためのディスクコピー

セキュリティ調査や法的手続きのために、ddコマンドを使用してディスクを丸ごとコピーすることがあります。このコピーは証拠物として保管され、後から解析が行われます。重要な証拠を失わないためにも、ddコマンドでの丸ごとコピーが推奨されます。

データ消去(証拠隠滅)のための使用

意図的にデータを消去したい場合、ddコマンドを使ってディスクをゼロで上書きすることができます。これはセキュリティ的に非常に重要で、例えば「/dev/zero」や「/dev/urandom」を使ってランダムなデータで上書きすることができます。

dd if=/dev/zero of=/dev/sda bs=1M

このコマンドは、指定したディスク(ここでは「/dev/sda」)の内容をゼロで上書きし、データを完全に消去します。

ddコマンドの応用例セキュリティとデータ管理

ddコマンドは、ただのファイルコピーの枠を超え、セキュリティやデータ管理にも利用されます。特に、フォレンジックやバックアップ作業での活用が顕著です。

バックアップ作業

システムのバックアップを取る際にも、ddコマンドは役立ちます。システム全体やディスクのイメージを作成し、後から完全な復元ができるようにします。

dd if=/dev/sda of=/path/to/backup.img bs=4M

これにより、システム全体をバックアップとして保存し、問題が発生した場合でも素早く復元できます。

システムのクローン作成

新しいハードウェアに移行したい場合、ddコマンドでディスクのクローンを作成することができます。これにより、システムやデータをそのままコピーし、移行作業が簡単になります。

Linuxファイル作成コマンド「dd」に関する疑問解決

読者の中には、「ddコマンドを使うにはどうすればいいの?」という疑問を持っている方も多いでしょう。ここでは、よくある質問に対する回答をお届けします。

ddコマンドを使う際の注意点は?

ddコマンドを使う際の最大の注意点は、ディスク全体をコピーするため、誤って重要なデータを上書きしないようにすることです。特に、出力先(of)のディスクやファイルに誤って上書きしないよう、細心の注意を払いましょう。

ddコマンドのコピー速度は遅い?

ddコマンドは大量のデータをコピーするため、速度が遅く感じることがあります。しかし、`status=progress`オプションをつけることで、進行状況を確認することができます。コピー速度が遅い場合は、`bs`(ブロックサイズ)を調整してみると改善する場合があります。

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まとめ

ddコマンドは、ただのコピーコマンドではなく、非常に多くの場面で役立つ強力なツールです。データ復旧やセキュリティ、バックアップなど、多岐にわたる用途があります。しっかりと使い方を理解し、適切に運用することで、Linux環境での作業が格段に効率的になります。

ddコマンドを駆使して、セキュリティを強化し、データ管理を効率的に行いましょう。

この記事を書いた人
この記事を書いた人

企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

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