子どもにiPhoneを持たせるとき、心配なのは「何を見ているのか」「どれくらい使っているのか」「知らない人とやり取りしていないか」などですよね。でも、安心してください。iPhoneには「ペアレンタルコントロール(親による管理機能)」が備わっていて、これを使えば、子どものデジタルライフをしっかり守ることができます。
今回は、初心者の方でもわかりやすいように、iPhoneのペアレンタルコントロールの設定方法を、実際の手順や注意点を交えてご紹介します。
iPhoneのペアレンタルコントロールとは?
ペアレンタルコントロールとは、親が子どものiPhoneの使用を管理・制限できる機能のことです。これを使うことで、以下のことが可能になります。
- アプリのインストールや削除を制限する
- アプリ内課金を防ぐ
- 不適切なコンテンツ(映画、音楽、Webサイトなど)を制限する
- 使用時間や使用できる時間帯を設定する
- 連絡先や位置情報の共有を管理する
これらの機能を活用することで、子どもが安全にiPhoneを使えるようになります。
ペアレンタルコントロールの設定手順
では、実際に設定してみましょう。以下の手順で進めてください。
- 「設定」アプリを開く
- 「スクリーンタイム」をタップ
- 「スクリーンタイムをオンにする」をタップし、指示に従って設定
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップし、スクリーンタイムのパスコードを設定
- 必要な制限項目を設定(アプリのインストール、課金、コンテンツ制限など)
これで、基本的なペアレンタルコントロールの設定が完了です。
よくある質問とその対策
Q1: 子どものiPhoneでアプリのインストールや課金を防ぐにはどうすればいいですか?
「コンテンツとプライバシーの制限」内で、「iTunesおよびApp Storeでの購入」を選択し、「アプリのインストール」「アプリ内課金」を「許可しない」に設定してください。これで、子どもが勝手にアプリをインストールしたり、課金したりするのを防げます。
Q2: 不適切なWebサイトへのアクセスを制限するにはどうすればいいですか?
「コンテンツとプライバシーの制限」内で、「Webコンテンツ」を選択し、「成人向けWebサイトを制限」または「許可されたWebサイトのみ」を選択してください。後者を選ぶと、指定したWebサイトのみアクセス可能になります。
Q3: 子どものiPhoneの使用時間を制限するにはどうすればいいですか?
「スクリーンタイム」内で、「アプリ使用時間の制限」を選択し、「制限を追加」をタップして、アプリカテゴリや個別のアプリを選択し、1日あたりの使用時間を設定してください。
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まとめと保護者へのお願い
iPhoneのペアレンタルコントロールを活用することで、子どもの安全なデジタルライフを守ることができます。しかし、設定だけでは完璧ではありません。定期的に設定内容を確認し、子どもと一緒にデジタルマナーや安全な使い方について話し合うことが大切です。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。





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