iPhoneのダークモードでバッテリーを節約！初心者でもできる設定方法と注意点

スマートフォンのバッテリーがすぐに減ってしまうと感じていませんか？特に、外出先での長時間の使用時や旅行中など、充電の心配がつきものですよね。そんなとき、iPhoneの「ダークモード」を活用することで、バッテリーの持ちを改善できるかもしれません。

でも、「ダークモードって何？」、「本当に効果があるの？」と疑問に思う方も多いはず。今回は、ダークモードの仕組みから設定方法、注意点まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

ダークモードとは？
ダークモードのバッテリー節約効果
1. 有機ELディスプレイ搭載のiPhoneの場合
2. 液晶ディスプレイ搭載のiPhoneの場合
ダークモードの設定方法
ダークモード使用時の注意点
よくある質問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

ダークモードとは？

iPhoneのイメージ

ダークモードとは、iPhoneの画面表示を暗くするモードです。背景が黒や濃いグレーになり、文字が白や薄いグレーで表示されます。これにより、目の疲れを軽減したり、バッテリーの消費を抑えたりする効果が期待できます。

ダークモードのバッテリー節約効果

ダークモードがバッテリーに与える影響は、ディスプレイの種類によって異なります。

有機ELディスプレイ搭載のiPhoneの場合

iPhone X以降のモデル（iPhone 11 Pro、iPhone 12以降など）は、有機EL（OLED）ディスプレイを採用しています。これらのディスプレイは、黒い部分の画素が発光しないため、ダークモードにすると消費電力が減少します。実際、ある実験では、ダークモードを適用することでバッテリー消費が約60%抑えられたとの報告もあります。

液晶ディスプレイ搭載のiPhoneの場合

一方、iPhone 8やiPhone XRなどの液晶ディスプレイを搭載したモデルでは、ダークモードにしても消費電力に大きな差は見られません。これは、液晶ディスプレイがバックライトを使用しているため、黒い部分でも光を発しており、ダークモードの効果が限定的だからです。

ダークモードの設定方法

iPhoneでダークモードを設定する方法は簡単です。

「設定」アプリを開きます。
「画面表示と明るさ」をタップします。
「外観モード」の項目で「ダーク」を選択します。

また、コントロールセンターからも簡単に切り替えが可能です。

画面の下から上にスワイプしてコントロールセンターを開きます。
明るさ調整バーを長押しします。
表示された「外観」アイコンをタップしてダークモードを切り替えます。

さらに、時間帯によって自動で切り替える設定もできます。

「設定」アプリを開きます。
「画面表示と明るさ」をタップします。
「自動」をオンにし、「オプション」をタップします。
「日の入から日の出まで」または「カスタムスケジュール」を選択します。

ダークモード使用時の注意点

ダークモードを使用する際には、以下の点に注意しましょう。

画面の明るさ設定に注意ダークモードにすると文字が見づらく感じることがあります。そのため、画面の明るさを上げすぎないようにしましょう。明るさを上げすぎると、ダークモードの省エネ効果が薄れてしまいます。
アプリの対応状況すべてのアプリがダークモードに対応しているわけではありません。対応していないアプリでは、ダークモードを有効にしても効果がありません。
目の疲れ対策ダークモードは目の疲れを軽減しますが、長時間の使用は避け、適度に休憩を取ることが大切です。