iPhoneのクイックスタートでデータ移行！初心者でも安心の完全ガイド

iPhoneの機種変更を考えているけれど、データ移行が不安で手を出せていない方へ。今回は、iPhoneの「クイックスタート」機能を使って、古いiPhoneから新しいiPhoneへデータを簡単に移行する方法を、初心者の方でもわかりやすく解説します。これを読めば、機種変更も怖くない！

クイックスタートとは？

iPhoneのイメージ

クイックスタートは、iPhone同士を近づけるだけで、設定やデータを自動で移行できる便利な機能です。これまでのようにパソコンやiTunesを使わなくても、Wi-FiとBluetoothがあれば、誰でも簡単にデータ移行が可能です。

クイックスタートを利用するには、両方のiPhoneがiOS 12.4以降である必要があります。設定アプリから「一般」→「情報」を選択し、iOSのバージョンを確認してください。

移行元と移行先のiPhoneで、Wi-FiとBluetoothがオンになっていることを確認してください。これらがオフになっていると、クイックスタートが正常に動作しません。

データ移行にはApple IDとそのパスコードが必要です。事前に確認し、手元に準備しておきましょう。

データ移行中にバッテリーが切れないよう、両方のiPhoneを充電しながら作業することをおすすめします。

新しいiPhoneの電源を入れると、「こんにちは」の画面が表示されます。

移行元のiPhoneを新しいiPhoneの近くに置くと、移行元のiPhoneに「新しいiPhoneを設定」という画面が表示されます。「続ける」をタップしてください。

新しいiPhoneに表示されたアニメーションを、移行元のiPhoneのカメラで読み取ります。

移行元のiPhoneのパスコードを、新しいiPhoneに入力します。

新しいiPhoneで、Face IDまたはTouch IDの設定を行います。設定しない場合は、「あとで設定」を選択できます。

「iPhoneから転送」を選択し、「続ける」をタップします。

Apple IDとそのパスワードを入力し、「サインイン」をタップします。

「iPhoneから転送」の画面が表示されたら、「続ける」をタップします。データ転送が開始されます。

データ転送が完了するまで、両方のiPhoneを近くに置いておきます。転送が完了すると、新しいiPhoneが再起動し、設定が完了します。

ここがポイント！

LINEやSuicaなどのアプリは別途設定が必要です。これらのアプリは、クイックスタートでのデータ移行では引き継がれません。各アプリの公式サイトなどで引き継ぎ方法を確認し、設定を行ってください。
新しいiPhoneのストレージ容量が十分か確認してください。移行するデータ量が新しいiPhoneのストレージ容量を超えると、データ移行ができません。必要に応じて、不要なデータを削除してから移行を行ってください。
安定したWi-Fi環境を利用してください。Wi-Fi接続が不安定だと、データ転送に時間がかかる場合があります。できるだけ高速で安定したWi-Fi環境で作業を行いましょう。