iPhoneのクイックスタートでデータ移行を簡単に！初心者でも安心の手順ガイド

iPhoneの機種変更を考えているけれど、データの移行方法がわからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、Appleが提供する「クイックスタート」という機能です。これを使えば、古いiPhoneから新しいiPhoneへ、わずかな手間でデータを移行できます。

今回は、初心者の方でも安心して操作できるよう、クイックスタートの手順をわかりやすく解説します。さらに、YouTube動画の台本としても活用できるように構成していますので、ぜひ最後までご覧ください。

クイックスタートとは？

iPhoneのイメージ

クイックスタートは、iPhone同士を近づけるだけで、無線通信を利用してデータの移行ができる機能です。iOS 12.4以降を搭載したiPhone同士で利用可能で、パソコンやiCloudを使わずに、写真やアプリ、連絡先などのデータを簡単に移行できます。

クイックスタートをスムーズに利用するために、以下の点を事前に確認しましょう。

ここがポイント！

iOSのバージョンを確認クイックスタートはiOS 12.4以降が必要です。設定から「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認し、必要に応じて最新のiOSにアップデートしましょう。
Wi-FiとBluetoothをオンに両方のiPhoneでWi-FiとBluetoothを有効にしてください。これらはデータ転送に必要な通信手段です。
Apple IDとパスワードを準備クイックスタート中にApple IDの入力を求められることがあります。事前に確認しておきましょう。
充電を確認データ移行中にiPhoneのバッテリーが切れないよう、両方のiPhoneを充電しておくか、電源に接続しておきましょう。

それでは、実際にクイックスタートを使ってデータを移行する手順を見ていきましょう。

新しいiPhoneの電源を入れる新しいiPhoneの電源を入れると、「こんにちは」と表示されます。
古いiPhoneを近づける古いiPhoneを新しいiPhoneの近くに置くと、古いiPhoneに「新しいiPhoneを設定しますか？」という画面が表示されます。「続ける」をタップします。
アニメーションをスキャン新しいiPhoneに表示されるアニメーションを、古いiPhoneのカメラでスキャンします。
Face IDまたはTouch IDの設定新しいiPhoneでFace IDまたはTouch IDの設定を行います。
データ転送方法の選択データ転送方法として、「iPhoneから転送」または「iCloudバックアップから復元」を選択します。直接転送する場合は、両方のiPhoneを近づけたままにしておきます。
設定の完了データ転送が完了したら、新しいiPhoneの設定を続けます。