「最近iPhoneの調子が悪いけど、どこが故障しているのかわからない」「修理に出す前に自分で原因を特定したい」と感じたことはありませんか?実は、iPhoneには診断モードという隠れた機能があり、専門知識がなくても自分でハードウェアやソフトウェアの問題を診断できるのです。
2023年9月にAppleがiOS 17以降のiPhoneユーザー向けに提供を開始したセルフ診断サービス、通称「診断と修復」機能は、これまで修理店やApple Storeでしか利用できなかった本格的な診断ツールを、一般ユーザーが自宅で使えるようにした画期的なものです。2025年9月にリリースされたiOS 26では、この診断機能がさらに進化し、別のデバイスを使わずにiPhone単体でも診断結果を確認できるようになりました。
この記事では、iPhoneの診断モードについて、基本的な使い方から診断できる項目の詳細、さらには2026年最新のiOS 26での新機能まで、徹底的に解説していきます。
- iPhoneの診断モードへの入り方と終了方法を詳しく解説
- バッテリー、カメラ、Face IDなど15項目の診断内容を網羅
- iOS 26で追加された最新の診断機能と活用テクニック
- iPhoneの診断モードとはどんな機能なのか
- iPhoneを診断モードで起動する手順を詳しく解説
- 診断モードで確認できる15の項目を徹底解説
- 設定アプリでできる簡易バッテリー診断の方法
- Appleサポートアプリを使った診断の実行方法
- 診断モードの終了方法と通常使用への復帰手順
- iOS 26で進化した診断機能と新しい活用方法
- 情シス歴12年の現場経験から伝えたい診断前の必須チェックリスト
- プロが教える解析データとパニックログの読み解き方
- coconutBatteryを使った詳細なバッテリー診断の手順
- 現場でよく遭遇する「診断では正常なのに調子が悪い」問題への対処法
- iPhoneのショートカットアプリを活用した自動診断の設定方法
- TestMアプリを使ったハードウェアの総合テスト
- 診断結果を修理店に持ち込む際の交渉術と注意点
- 修理と買い替えの判断基準を数字で考える
- 診断では見つからないソフトウェア起因の問題を解決するリセット術
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- iPhoneの診断モードに関するよくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
iPhoneの診断モードとはどんな機能なのか
iPhoneの診断モードとは、Appleが提供する公式のハードウェア・ソフトウェア診断ツールのことです。もともとはApple正規サービスプロバイダや修理店で使用されていた専門的なツールでしたが、2022年4月にAppleが「Self Service Repair(セルフサービス修理)」プログラムを開始したことをきっかけに、一般ユーザーにも開放されるようになりました。
この診断モードを使えば、iPhoneのさまざまなコンポーネントの状態を詳しくチェックできます。たとえば、バッテリーの劣化具合、カメラの画質異常、タッチスクリーンの反応不良、スピーカーやマイクの音質問題、Face IDの認識精度など、普段の使用では気づきにくい不具合も発見できるのです。
診断モードでできることと対応機種
診断モードはiPhone 12以降の機種で利用可能で、iOS 17以降がインストールされている必要があります。iOS 26がリリースされた現在、iPhone 11以降の端末であればiOS 26にアップデートできますが、診断モードの全機能を使うにはiPhone 12以降が推奨されます。
診断モードで確認できる主な項目は、ディスプレイのピクセル異常やマルチタッチの反応、オーディオ出力(スピーカーとマイク)、Face IDセンサー、フロントカメラとバックカメラ、Wi-FiやBluetooth、GPSなどの接続機能、各種センサー(加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー、近接センサー)、そしてバッテリーの状態です。
iPhoneを診断モードで起動する手順を詳しく解説
診断モードへの入り方は少し特殊ですが、手順を覚えてしまえば難しくありません。大切なのは、正しい順序でボタン操作を行うことと、十分な電力供給を確保することです。
診断モードに入る前の準備事項
診断モードを起動する前に、いくつかの準備が必要です。まず、iPhoneが最新のiOSにアップデートされているか確認しましょう。設定アプリを開き、「一般」から「ソフトウェアアップデート」をタップして、利用可能なアップデートがあればインストールしてください。ベータ版のiOSを使用している場合は、正式版に切り替える必要があります。
次に、18W以上の出力がある充電器を用意します。Apple純正の20W USB-C電源アダプタや、MacBookの充電器などが最適です。電力が不足していると、診断モードが正常に起動しない場合があります。また、診断中はWi-Fi接続が必要になるため、接続できるWi-Fiネットワークの情報も用意しておきましょう。
診断モードの起動手順を画像イメージで解説
準備ができたら、以下の手順で診断モードを起動します。
- iPhoneの電源を完全にオフにします。サイドボタンと音量ボタン(上または下どちらか)を同時に長押しし、画面に表示される「スライドで電源オフ」をスライドさせて、30秒ほど待ちます。
- 電源がオフになったら、音量上ボタンと音量下ボタンの両方を同時に押し続けます。この状態を維持してください。
- 両方のボタンを押したまま、iPhoneを充電器またはパソコンに接続します。パソコンに接続する場合は、パソコンの電源がオンになっていて、コンセントに接続されていることを確認してください。
- 画面にAppleのロゴ(リンゴマーク)が表示されたら、音量ボタンを離します。
- 「診断により、Appleはこのデバイスのハードウェアとソフトウェアの潜在的な問題を特定できます」というメッセージが表示されたら、「セッションを開始」をタップします。
- Wi-Fiネットワークに接続するよう求められるので、利用可能なネットワークを選択してパスワードを入力します。
診断結果を確認するための別デバイスでの操作
診断モードが起動したら、診断結果を確認するために別のデバイスが必要になります。これは別のiPhoneやiPad、Mac、またはWindowsパソコンでも構いません。別デバイスのWebブラウザで、Appleの「Self Service Diagnostics」ページにアクセスします。
Webページにアクセスしたら、診断対象のiPhoneのシリアル番号を入力します。シリアル番号は、診断モード中のiPhone画面右下にある「i」アイコンをタップすると確認できます。シリアル番号を入力後、「セッションを開始」をクリックすると、iPhoneと別デバイスがAppleのサーバーを通じて接続されます。
接続が完了すると、別デバイスの画面に診断可能なテスト項目のリストが表示されます。ここから実行したいテストを選んで、画面の指示に従って診断を進めていきます。
診断モードで確認できる15の項目を徹底解説
診断モードでは、iPhoneのさまざまなハードウェアコンポーネントを個別にテストできます。それぞれのテストで何がわかるのか、詳しく見ていきましょう。
モバイルリソースインスペクタによる総合診断
「モバイルリソースインスペクタ」は、iPhoneの全体的な健康状態を一括でチェックする機能です。このテストをタップするだけで、iPhoneが自動的に主要な機能をすべて診断し、問題があれば報告してくれます。診断対象には、ApplePay、Bluetooth、eSIM、Face ID、LiDARスキャナー、MagSafe、Wi-Fi、カメラ、システム、各種センサー、ソフトウェア、ディスプレイ、バッテリーの状態、モバイル通信、ワイヤレス充電などが含まれます。
忙しい方や、具体的にどこに問題があるかわからない場合は、まずこのモバイルリソースインスペクタを実行することをおすすめします。全体的な診断結果を確認してから、気になる項目を個別にテストするという流れが効率的です。
ディスプレイとタッチスクリーンの診断
ディスプレイ診断では、画面のピクセル異常や異物の問題を検出します。たとえば、画面の一部に常に点灯したままの明るい点(ドット抜け)や、逆に常に暗い点がないかをチェックできます。また、画面全体の色むらや輝度の不均一さも確認対象です。
マルチタッチ診断では、タッチパネルの反応性をテストします。画面の特定の場所だけタッチが効きにくい、ゴーストタッチ(触っていないのに勝手にタップされる現象)が発生するなどの問題を発見できます。この診断中は、実際に画面をなぞったりタップしたりする操作を求められることがあります。
オーディオ出力とマイクの診断
オーディオ診断は、内蔵スピーカーの音質をチェックします。テスト中はさまざまな音が再生され、音が歪みなくクリアに聞こえるかを確認するメッセージが表示されます。スピーカーから異音がする、音がこもる、特定の周波数だけ聞こえにくいなどの問題を検出できます。
マイクの診断(iPhone 15以降で利用可能)では、短いオーディオクリップを録音して、各マイクが正常に音を検出できているかを確認します。iPhoneには複数のマイクが搭載されており、通話用、動画撮影用、ノイズキャンセリング用などそれぞれ役割が異なります。特定のマイクだけ故障している場合、このテストで特定できます。
Face IDセンサーの診断
Face ID診断では、TrueDepthカメラシステムの動作状況をチェックします。Face IDはiPhone X以降のFace ID搭載モデルで利用できる顔認証機能で、赤外線カメラ、ドットプロジェクター、投光イルミネータなど複数のコンポーネントで構成されています。
このテストでは、これらのコンポーネントが正常に機能しているか、顔の認識精度に問題がないかを確認できます。普段からFace IDが問題なく使えている場合は特に気にする必要はありませんが、認識に時間がかかる、認識されにくくなったと感じる場合はテストしてみる価値があります。
カメラの画質診断
カメラ診断では、フロントカメラとバックカメラの画質を検証します。ピントの合い具合、露出の正確さ、色の再現性などをチェックし、撮影した写真に黒い点(ホットピクセル)や汚れのような模様がないかも確認できます。
診断中に問題のある箇所が見つかった場合は、その箇所を画面上で囲んで報告することも可能です。レンズに傷がついた、内部にホコリが入ったなどのハードウェア的な問題を発見するのに役立ちます。
接続機能とセンサーの診断
接続機能の診断では、Wi-Fi、Bluetooth、GPSの動作状況を確認できます。Wi-Fiが頻繁に切れる、Bluetoothイヤホンとの接続が不安定、位置情報の精度が悪いなどの問題がある場合は、このテストで原因を特定できる可能性があります。
センサー診断では、環境光センサー(画面の明るさ自動調整に使用)、近接センサー(通話中に画面をオフにする機能に使用)、ジャイロスコープ、加速度センサーなどをチェックします。これらのセンサーに問題があると、画面の自動調光が効かない、通話中に耳を近づけても画面が消えないなどの症状が現れます。
設定アプリでできる簡易バッテリー診断の方法
診断モードを使わなくても、iPhoneの設定アプリからバッテリーの健康状態を簡単にチェックできます。この方法なら、特別な操作も必要なく、1分もかからずに確認できるので、定期的なチェックに最適です。
バッテリーの最大容量と状態の確認方法
設定アプリを開き、「バッテリー」をタップします。iPhone 15以降のモデルでは「バッテリーの状態」、iPhone 14以前のモデルでは「バッテリーの状態と充電」をタップすると、詳細情報が表示されます。
ここで最も重要な指標が「最大容量」です。これはバッテリーが新品だったときと比較して、現在どれだけの容量を維持しているかをパーセンテージで示しています。たとえば最大容量が85%と表示されていれば、フル充電しても新品のときの85%分しか充電されないことを意味します。
iPhone 14以前のモデルは500回の充電サイクルで80%の容量を維持するように設計されていますが、iPhone 15以降のモデルでは1000回のサイクルで80%を維持するよう改良されています。一般的に、最大容量が80%を下回ったらバッテリー交換を検討する時期だと言われています。
ピーク性能の確認と管理機能
バッテリーの状態画面には、「ピークパフォーマンス性能」という項目もあります。バッテリーが劣化すると、必要な電力を瞬間的に供給できなくなり、突然電源が落ちることがあります。これを防ぐため、iOS にはパフォーマンスを自動的に制限する機能が搭載されています。
この画面に「このiPhoneで、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました」というメッセージが表示されている場合は、パフォーマンス管理機能が有効になっています。この機能を無効にすることも可能ですが、一度無効にすると再び予期せぬシャットダウンが発生するまで手動で有効に戻すことはできません。
Appleサポートアプリを使った診断の実行方法
Appleが提供する公式アプリ「Appleサポート」を使えば、より手軽にiPhoneの診断を実行できます。このアプリはApp Storeから無料でダウンロードでき、診断機能以外にもさまざまなサポートを受けられます。
Appleサポートアプリでの診断手順
Appleサポートアプリを起動したら、診断したいデバイス(現在使用しているiPhone)を選択します。次に「バッテリー、電源、および充電」をタップし、「バッテリーに修理が必要である」を選び、「診断を実行する」をタップします。最後に利用規約に「同意する」をタップすると、診断が開始されます。
この方法では、Appleのサポートチームと連携しながら診断を進めることができます。診断結果に問題が見つかった場合、そのままAppleサポートに連絡して修理の手配を進めることも可能です。
Webブラウザからのリモート診断
アプリをインストールしたくない場合は、AppleサポートのWebサイトからリモートで診断を依頼することもできます。Appleサポートページにアクセスし、「iPhone」を選択、「バッテリー、電源、および充電」から「バッテリーに関する質問/トラブルシューティング」を選び、「今すぐアドバイザーと話がしたい」を選択します。
シリアル番号、IMEI、MEIDのいずれかを入力(設定アプリの「一般」→「情報」で確認可能)し、氏名、メールアドレス、電話番号を入力すると、Appleサポートから折り返しの連絡があります。電話で「iOS診断プログラムの実行をしたい」と伝えれば、遠隔操作で診断を実行してもらえます。
診断モードの終了方法と通常使用への復帰手順
診断が完了したら、診断モードを終了してiPhoneを通常の状態に戻す必要があります。終了方法は起動方法よりもはるかに簡単です。
正しい終了手順で安全に診断モードを抜ける
診断モードを終了するには、サイドボタンを長押しして、画面にメニューが表示されるまで待ちます。メニューが表示されたら「終了」をタップし、確認のために再度「終了」をタップします。iPhoneが自動的に再起動し、通常の状態に戻ります。
診断結果は別デバイスのWebブラウザに表示されているので、終了前にスクリーンショットを撮るか、結果を保存しておくことをおすすめします。この診断結果は、後日Appleサポートに相談する際や、修理店に持ち込む際に役立ちます。
診断モードから抜けられない場合の対処法
まれに、診断モードが正常に終了できず、画面が固まってしまうことがあります。そのような場合は、強制再起動を試してください。iPhone 8以降のモデルでは、音量上ボタンを押してすぐ離し、音量下ボタンを押してすぐ離し、その後サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。
強制再起動でも改善しない場合は、iPhoneをパソコンに接続し、リカバリーモードでの復元を試みる必要があるかもしれません。リカバリーモードでは、iOSのアップデートまたは初期化を選択できます。データを失わないよう、まずは「アップデート」を試すことをおすすめします。
iOS 26で進化した診断機能と新しい活用方法
2025年9月にリリースされたiOS 26では、診断機能にも大きなアップデートが加えられました。最も注目すべき変更は、別のデバイスを使わずにiPhone単体で診断結果を確認できるようになったことです。
オンデバイス診断の新機能
iOS 26以降では、「設定」アプリから直接、どのパーツに問題があるかを確認できるようになりました。これまでは別のiPhoneやパソコンが必要だった診断結果の確認が、修理や交換が必要なパーツをiPhone画面上で直接把握できるようになったのです。
この機能は、Self Service Repair(セルフサービス修理)プログラムと連携しており、診断結果に基づいて必要な部品をAppleから購入し、自分で修理することもより簡単になりました。ただし、2026年2月現在、Self Service Repairプログラムはまだ日本では正式に開始されていないため、部品の購入は一部制限があります。
Apple Intelligenceと連携した診断支援
iOS 26で大幅に強化されたApple Intelligenceは、iPhoneの診断にも活用されています。たとえば、バッテリーの使用状況を分析し、異常に消費が激しいアプリを特定したり、最適な充電タイミングを提案したりする機能が追加されました。
また、Siriに「iPhoneの調子を診断して」と話しかけると、Apple Intelligenceが自動的にシステムの状態をチェックし、問題があれば簡潔に報告してくれます。この機能はiPhone 15 Pro以降またはA17チップ以上を搭載したモデルで利用可能です。
情シス歴12年の現場経験から伝えたい診断前の必須チェックリスト
私は企業の情報システム部門で12年以上、数千台のiPhoneを管理してきました。その経験から断言できるのは、診断モードを使う前に確認すべきことがあるということです。多くの人が「調子が悪い→診断モード」と直行しがちですが、実はその前段階で解決できるケースが7割以上あります。
診断前に試すべき5つの基本チェック
まず最初に確認してほしいのが、iOSのバージョンとストレージの空き容量です。設定アプリから「一般」→「情報」でiOSバージョンを、「一般」→「iPhoneストレージ」で空き容量を確認してください。ストレージの空き容量が全体の10%未満だと、iPhoneの動作が著しく不安定になります。これは故障ではなく、単純にシステムが動くための「作業スペース」が足りないだけなのです。
次に確認すべきはバックグラウンドで動いているアプリの数です。ホームボタンがないモデルでは画面下から上にスワイプして途中で止めると、バックグラウンドアプリの一覧が表示されます。ここに20個以上のアプリが並んでいたら、一度すべてスワイプアップして終了させてください。これだけでバッテリー消費が劇的に改善することがよくあります。
3つ目は位置情報サービスの設定です。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」を開き、「常に許可」になっているアプリを確認します。地図アプリやナビアプリ以外で「常に許可」になっているものは、「使用中のみ許可」か「しない」に変更しましょう。位置情報の常時取得はバッテリーとパフォーマンスの両方に悪影響を与えます。
4つ目はAppのバックグラウンド更新の設定です。「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」で、本当に必要なアプリだけをオンにしてください。SNSアプリやニュースアプリなど、開いたときに最新情報を取得すれば十分なアプリは、バックグラウンド更新をオフにしても問題ありません。
5つ目は意外と見落とされがちなシステムサービスの位置情報です。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」を一番下までスクロールすると「システムサービス」があります。ここを開くと「利用頻度の高い場所」「iPhone解析」「経路と交通情報」など多くの項目があり、すべてが位置情報を使用しています。「利用頻度の高い場所」と「iPhone解析」は特に必要なければオフにしても日常使用に影響はありません。
プロが教える解析データとパニックログの読み解き方
iPhoneには一般ユーザーがほとんど知らない隠れた診断機能があります。それが「解析データ」です。ここには、iPhoneで発生したエラーやクラッシュの詳細なログが記録されており、Appleの修理担当者も実際に参照している情報です。
解析データへのアクセス方法と見方
解析データを確認するには、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「解析および改善」→「解析データ」を開きます。ここにはアルファベット順でさまざまなログファイルが並んでいます。ファイル名の先頭が「panic」で始まるものはパニックログと呼ばれ、iPhoneが予期せぬシャットダウンを起こした際に生成される重要な記録です。
パニックログの中身は専門的で難解に見えますが、いくつかのキーワードを知っておくだけで原因の推測が可能になります。たとえば「thermalmonitord」という文字列が頻繁に出てくる場合は、熱による強制シャットダウンが発生しています。これはiPhoneを高温環境で使用したり、負荷の高いゲームを長時間プレイしたりした際に起こります。
「lowbatteryindicator」や「battery」という文字列が含まれている場合は、バッテリーの電圧低下が原因です。バッテリーの最大容量がまだ80%以上あっても、このログが頻繁に記録されているなら、バッテリーの内部劣化が進んでいる可能性があります。
「MIC 2」や「audio」関連のエラーが記録されている場合は、マイクや音声処理系統に問題がある可能性があります。通話時に相手から「声が聞こえない」と言われる、Siriが反応しないなどの症状と合致するか確認してください。
解析データを活用した故障予測
情シスの現場では、この解析データを定期的にチェックすることで故障を予測しています。たとえば、同じ種類のエラーが1週間で10回以上記録されていたら、近いうちに本格的な故障に発展する可能性が高いと判断します。特にパニックログは要注意で、週に2〜3回以上記録されているなら、バッテリー交換か修理を検討すべき段階です。
このデータはAppleサポートに問い合わせる際にも非常に役立ちます。「最近、〇〇というエラーが頻繁に記録されています」と伝えれば、サポート担当者は問題をすぐに理解でき、的確な対応を受けられます。
coconutBatteryを使った詳細なバッテリー診断の手順
iPhoneの設定アプリで確認できるバッテリー情報は、実はかなり簡略化されたものです。より詳細な情報を知りたい場合は、Macユーザーなら「coconutBattery」という無料アプリが非常に便利です。
coconutBatteryでわかる6つの詳細情報
coconutBatteryをMacにインストールし、iPhoneをUSBケーブルで接続すると、以下の詳細情報が表示されます。
まず「Design Capacity」(設計容量)は、そのiPhoneモデルの新品時の公称バッテリー容量です。次に「Full Charge Capacity」(フル充電容量)は、現在のバッテリーがフル充電時に実際に蓄えられる容量を示します。この2つの数値を比較することで、バッテリーの劣化度合いを正確に把握できます。
「Cycle Count」(充電サイクル数)は、バッテリーが完全に充放電された回数の累計です。iPhone 15以降は1000サイクル、それ以前のモデルは500サイクルで80%の容量維持が設計目標となっています。現在のサイクル数がこの数値に近づいているなら、バッテリー交換を検討する時期です。
「Battery Temperature」(バッテリー温度)もリアルタイムで確認できます。通常は20〜35度程度ですが、40度を超えている場合はバッテリーに過度な負荷がかかっている状態です。充電しながら負荷の高いアプリを使うと簡単に40度を超えるので、この習慣がある人は要注意です。
特に注目すべきは「macOS Battery Status」の項目です。ここに「Service Recommended」と表示されていれば、Appleのシステムがバッテリー交換を推奨していることを意味します。iPhoneの設定アプリでは表示されていなくても、coconutBatteryではより早い段階で警告が出ることがあります。
Windowsユーザー向けの代替ツール
Windowsユーザーの場合は、「3uTools」や「iMazing」といったソフトウェアで同様の情報を確認できます。3uToolsは無料で、バッテリー情報に加えてiPhoneのハードウェア情報やシリアル番号の確認、ファイル管理なども行えます。iMazingは一部機能が有料ですが、より洗練されたインターフェースと詳細なバッテリーレポートを生成する機能があります。
現場でよく遭遇する「診断では正常なのに調子が悪い」問題への対処法
情シスとして最も対応に苦労するのが、「診断結果は全部正常なのに、ユーザーが調子が悪いと訴えるケース」です。これは決して気のせいではなく、診断では検出できない種類の問題が存在するからです。
Wi-Fiが頻繁に切れる問題の本当の原因と解決策
「Wi-Fiがよく切れる」という訴えは非常に多いのですが、診断モードでWi-Fiテストを実行しても正常と出ることがほとんどです。この場合、問題はiPhone側ではなくネットワーク環境にあることが多いです。
まず試してほしいのが「設定」→「Wi-Fi」で接続中のネットワーク名の横にある「i」マークをタップし、「プライベートWi-Fiアドレス」をオフにすることです。iOS 14以降で導入されたこの機能は、プライバシー保護のためにWi-Fi接続時のMACアドレスをランダム化するものですが、一部のルーターやアクセスポイントと相性が悪く、接続が不安定になることがあります。
次に、「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」から「ネットワーク設定をリセット」を実行します。これにより保存されているWi-Fiパスワードやネットワーク設定がすべて消去されますが、ネットワーク関連の多くの問題がこれで解決します。
企業のWi-Fi環境では、2.4GHz帯と5GHz帯の自動切り替えが問題を引き起こすこともあります。同じSSID(ネットワーク名)で両方の周波数帯を提供している場合、iPhoneが頻繁に切り替えようとして一時的に接続が途切れます。可能であれば、IT部門に依頼して5GHz専用のSSIDを設定してもらうと安定します。
Bluetoothイヤホンが途切れる問題の根本解決
AirPodsや他社製Bluetoothイヤホンが「プツプツ切れる」「片耳だけ聞こえなくなる」という問題も非常によくあります。診断では正常と出ても、実際の使用では問題が起きるパターンです。
まず確認すべきは、同時に接続されているBluetooth機器の数です。「設定」→「Bluetooth」を開くと、「自分のデバイス」の下にペアリング済みの機器が一覧表示されます。実際には使っていないのに接続状態になっている機器があれば、一度「このデバイスの登録を解除」してください。iPhoneは同時に複数のBluetooth機器を管理できますが、数が多いと処理に負荷がかかります。
AirPodsの場合は、ファームウェアのバージョンも確認しましょう。AirPodsを装着した状態で「設定」→「Bluetooth」→AirPodsの名前の横にある「i」マークをタップすると、ファームウェアバージョンが表示されます。古いバージョンのまま更新されていないと、最新のiOSとの互換性に問題が生じることがあります。AirPodsのファームウェアは自動更新されますが、ケースに入れてiPhoneの近くで充電している状態でないと更新されません。
それでも改善しない場合は、AirPodsのリセットが効果的です。AirPodsをケースに入れ、蓋を開けた状態でケース背面の設定ボタンを15秒以上長押しします。ステータスランプがオレンジ色に点滅した後、白色に点滅すれば初期化完了です。その後、iPhoneに再度ペアリングしてください。
カメラが起動しない・真っ暗になる問題の原因切り分け
「カメラアプリを開いても真っ暗」「起動に時間がかかる」という問題は、ハードウェア故障を疑う前にソフトウェア的な原因を排除すべきです。
まず、他のアプリがカメラを使用中でないか確認します。ビデオ通話アプリやQRコードスキャナーなど、カメラを使うアプリがバックグラウンドで動いていると、純正カメラアプリが正常に起動できないことがあります。すべてのアプリを終了させてから再度試してください。
次に、フラッシュライトが点灯するかテストします。コントロールセンターからフラッシュライトをオンにしてみて、正常に光ればカメラのLEDは正常です。カメラが真っ暗なのにフラッシュは光るなら、ソフトウェアの問題である可能性が高くなります。
「設定」→「カメラ」→「フォーマット」で「互換性優先」を選択すると、カメラの処理負荷が軽減されて起動が早くなることがあります。「高効率」はHEIF/HEVCフォーマットで保存するため高画質ですが、処理に時間がかかります。
iPhoneのショートカットアプリを活用した自動診断の設定方法
iPhoneに標準搭載されているショートカットアプリを使えば、定期的な診断を自動化することができます。これは情シスとして複数台のiPhoneを管理する中で編み出したテクニックです。
バッテリー残量低下時に自動レポートを作成するショートカット
ショートカットアプリを開き、右上の「+」ボタンで新しいショートカットを作成します。「アクションを追加」をタップし、「バッテリーの状態を取得」を追加します。次に「if文」アクションを追加し、「バッテリー残量が20%より少ない」という条件を設定します。
条件が満たされた場合の処理として、「テキスト」アクションで「バッテリー残量: %、充電中: 」というレポートを作成し、「メモに追加」アクションでこのテキストを指定のメモに追記するよう設定します。
このショートカットを「オートメーション」機能で「バッテリー残量が20%になったとき」にトリガーするよう設定すれば、バッテリーが20%を切るたびに自動的に記録が残ります。1週間でこの記録が何回作成されるかを見れば、バッテリーの実際の持ちを客観的に把握できます。
週次でストレージ状況を通知するオートメーション
同様に、毎週月曜日の朝にストレージの空き容量をチェックして通知するオートメーションも便利です。「オートメーション」タブから「個人用オートメーションを作成」→「時刻」→毎週月曜日の8時などに設定し、「ストレージの空き容量を取得」アクションの結果を「通知を表示」アクションで表示するよう設定します。
これにより、ストレージが逼迫する前に気づくことができ、「急にiPhoneが重くなった」という事態を防げます。
TestMアプリを使ったハードウェアの総合テスト
App Storeで無料ダウンロードできる「TestM」というアプリは、iPhoneのハードウェアを包括的にテストできる優れたツールです。Apple公式の診断モードとは異なるアプローチで、日常的な使用シーンに即したテストが実行できます。
TestMで実行できるテスト項目と結果の見方
TestMを起動すると、「Complete Test」と「Individual Tests」の2つのモードがあります。Complete Testは約5分で主要な全項目をテストしますが、Individual Testsなら気になる項目だけを個別にテストできます。
テスト項目には、スクリーン(タッチ感度、3D Touch/Haptic Touch、ピクセル)、サウンド(イヤースピーカー、ボトムスピーカー、マイク、ヘッドフォンジャック)、モーション(加速度センサー、ジャイロスコープ、コンパス)、コネクティビティ(Wi-Fi、Bluetooth、GPS、モバイル通信)、ハードウェア(ボリュームボタン、サイレントスイッチ、バイブレーション、充電器、近接センサー、環境光センサー)が含まれます。
テスト結果は緑(正常)、黄(要注意)、赤(異常)の3段階で表示されます。黄色の項目は「現時点では使えるが、将来的に問題が発生する可能性がある」ことを示しており、この段階で対策を講じれば突然の故障を防げます。
中古iPhone購入時のTestM活用術
TestMは中古iPhoneを購入する際の動作確認にも非常に役立ちます。メルカリやラクマで中古iPhoneを購入する前に、出品者にTestMの結果スクリーンショットを依頼するという方法があります。良心的な出品者であれば対応してくれますし、それを拒否するような出品者からは購入を避けるべきでしょう。
また、Apple Storeや認定中古販売店で購入する際も、その場でTestMを実行させてもらうことをおすすめします。返品期間内に問題が発覚するよりも、購入前に確認したほうがお互いにとって良い結果になります。
診断結果を修理店に持ち込む際の交渉術と注意点
診断で問題が見つかった場合、修理店に持ち込むことになりますが、どう伝えるかで対応が変わることがあります。情シスとして何百回も修理対応を行ってきた経験から、効果的な方法をお伝えします。
Apple正規サービスと非正規修理店の使い分け
結論から言うと、保証期間内またはAppleCare+加入中なら必ずApple正規サービスを利用すべきです。非正規店で修理すると、たとえ修理箇所と無関係の部分でも、その後の保証が無効になる可能性があります。
一方、保証期間が切れている場合は、修理内容によって使い分けるのが賢明です。バッテリー交換のような比較的シンプルな作業なら、非正規店でも品質に大差はなく、費用は半額以下で済むことが多いです。しかし、基板修理やFace ID関連の修理は高度な技術が必要なため、Apple正規サービスか、同等の技術力を持つ認定修理店を選ぶべきです。
修理店での説明で必ず伝えるべき3つの情報
修理店に持ち込む際は、以下の3点を必ず伝えてください。
1つ目は「症状が発生し始めた時期」です。「3日前から」「先月のアップデート後から」など、できるだけ具体的に伝えることで、原因の特定が早くなります。
2つ目は「症状の再現条件」です。「充電中にだけ発生する」「特定のアプリを使っているときだけ」「朝は問題ないが夕方になると発生する」など、どんな状況で問題が起きるかを伝えてください。
3つ目は「すでに試した対処法」です。「再起動は試した」「ネットワーク設定はリセットした」「iOSは最新」など、自分で試したことを伝えれば、重複した作業を省いて効率的に診断が進みます。診断モードの結果があればスクリーンショットを見せると、さらにスムーズです。
修理と買い替えの判断基準を数字で考える
診断で問題が見つかったとき、多くの人が悩むのが「修理するか、買い替えるか」という判断です。感情的に決めがちですが、私は数字で考えることをおすすめしています。
修理費用と残存価値のバランス計算
判断の基準は「修理費用が端末の残存価値の50%を超えるかどうか」です。たとえば、3年前に購入したiPhone 14の買取相場が4万円だとします。この場合、修理費用が2万円を超えるなら買い替えを検討すべきです。
バッテリー交換は通常1万円前後なので、ほとんどの場合は修理が合理的です。しかし、画面割れとバッテリー劣化が同時に発生していて、合計修理費用が3万円を超えるような場合は、下取りに出して新しい端末を購入したほうが長期的にはお得です。
また、そのiPhoneがあと何年サポートされるかも重要な判断材料です。iOS 26でサポート対象外になったiPhone XS/XS Max/XRを例に挙げると、これらの端末は今後セキュリティアップデートが提供されなくなります。このような端末に修理費用をかけるのは、よほど特殊な事情がない限りおすすめしません。
企業でのリプレース判断基準
企業でiPhoneを大量に管理している場合、私たちは「3年ルール」を適用しています。購入から3年が経過した端末は、たとえ故障していなくても計画的にリプレースするという方針です。
これは、3年を超えるとバッテリー劣化、OSサポート終了、セキュリティリスクの増大など、複合的な問題が発生しやすくなるためです。突然故障して業務に支障が出るよりも、計画的に入れ替えたほうがトータルコストは低くなります。個人利用でも、この考え方は参考になるはずです。
診断では見つからないソフトウェア起因の問題を解決するリセット術
ハードウェア診断で全項目が正常でも、ソフトウェアの問題で調子が悪いケースは多々あります。その場合に効果的なのが、段階的なリセットです。
データを消さずに試せる3段階リセット
最も軽いリセットは「すべての設定をリセット」です。「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「すべての設定をリセット」を選択します。これにより、Wi-Fiパスワード、壁紙、サウンド設定などがすべて初期状態に戻りますが、写真やアプリ、連絡先などのデータは消えません。設定の不整合が原因の問題はこれで解決することが多いです。
次に試すのが「ネットワーク設定をリセット」です。通信関連の問題に特化したリセットで、Wi-Fi、モバイルデータ通信、Bluetooth、VPNの設定がすべて初期化されます。
それでも改善しない場合は「キーボードの変換学習をリセット」も試す価値があります。これは一見関係なさそうですが、キーボードの予測変換データが肥大化すると入力時の遅延や全体的な動作の鈍さを引き起こすことがあります。
最終手段としてのiPhoneの初期化と復元
上記のリセットで改善しない場合は、iPhoneの完全初期化が必要です。ただし、初期化後にiCloudバックアップからそのまま復元すると、問題の原因となっていたデータや設定も一緒に戻ってしまう可能性があります。
私が推奨するのは、「新しいiPhoneとして設定」してから、必要なデータだけを手動で戻す方法です。具体的には、初期化前にiCloudフォトライブラリ、連絡先、カレンダーがiCloudで同期されていることを確認します。初期化後、同じApple IDでサインインすれば、これらのデータは自動的に同期されます。アプリはApp Storeから手動で再インストールします。
この方法は手間がかかりますが、不要なデータや設定が引き継がれないため、まっさらな状態からスタートできます。「クリーンインストール」と呼ばれるこの方法は、長年蓄積された問題を一掃するのに最も効果的です。
ぶっちゃけこうした方がいい!
正直なところ、診断モードの存在を知っていても、実際に使う必要がある場面はそれほど多くないというのが12年間の現場経験から得た結論です。
なぜかというと、iPhoneの不調の原因は、ハードウェア故障よりもソフトウェア的な問題のほうが圧倒的に多いからです。ストレージ不足、バックグラウンドアプリの増殖、位置情報サービスの過剰利用、古いiOSのままでの使用など、ユーザー自身の使い方や設定に起因する問題が7〜8割を占めます。
だから、iPhoneの調子が悪いと感じたら、まずはこの記事の前半で紹介した基本チェックから始めてください。再起動、ストレージの確認、バックグラウンドアプリの終了、位置情報サービスの見直し。これらを試すだけで、大半の問題は解決するか、少なくとも改善します。
診断モードを使うのは、本当にハードウェアの故障が疑われるときだけで十分です。具体的には、落として画面にヒビが入った、水没させた、充電がまったくできない、スピーカーから音が全く出ない、カメラが完全に映らないなど、物理的な損傷や完全な機能停止が起きている場合です。
そして、診断モードで問題が見つかったら、修理するか買い替えるかを冷静に数字で判断してください。感情的に「もったいないから修理」と決めると、結局は高くつくことがあります。端末の残存価値、修理費用、今後のサポート期間を天秤にかけて、合理的な判断をしましょう。
最後に一つ、これが一番大事なことですが、定期的なバックアップだけは絶対にサボらないでください。iCloudバックアップを有効にして、Wi-Fi接続時に自動でバックアップされる設定にしておけば、万が一の故障時にもデータを失わずに済みます。診断や修理よりも、バックアップのほうがよっぽど重要です。データさえ守られていれば、最悪iPhoneが壊れても新しい端末を買って復元すれば済む話ですからね。
iPhoneは道具です。道具は使いこなしてこそ価値があります。診断モードという機能があることを知っておくのは大切ですが、それ以上に日頃のメンテナンスと適切な使い方を心がけることが、結局は一番の「診断」であり「予防」なのです。
iPhoneの診断モードに関するよくある質問
診断モードを使うとデータは消えてしまいますか?
診断モードを使用しても、iPhoneのデータが消えることはありません。診断モードは読み取り専用のテストを実行するだけで、写真や連絡先、アプリなどのデータには一切影響しません。安心して診断を実行してください。ただし、診断後に修理を行う場合は、修理内容によってはデータが初期化される可能性があるため、事前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
診断でFace IDが「故障」と表示されたらどうすればいいですか?
Face IDセンサーの故障が診断された場合、残念ながら自分で修理することは困難です。TrueDepthカメラシステムは非常に精密なコンポーネントで、Apple正規サービスプロバイダまたはApple Storeでの修理が必要です。まずはAppleサポートに連絡し、保証期間内であれば無償修理の対象になるか確認しましょう。保証期間外でも、認定修理サービスを利用すれば純正部品で修理できます。
バッテリーの最大容量が80%未満でも交換しなくて大丈夫ですか?
最大容量が80%未満でも、iPhoneが使えなくなるわけではありません。ただし、バッテリー持ちが悪くなる、パフォーマンスが制限される、予期せぬシャットダウンが発生するなどの症状が現れやすくなります。日常的な使用に支障がなければそのまま使い続けることもできますが、長時間の外出時に充電が持たない、アプリの動作が重いと感じるようになったら交換を検討する良いタイミングです。バッテリー交換は民間の修理業者なら5,000円程度から、Apple正規サービスでも9,000円前後で対応可能です。
診断モードに入れない場合はどうすればいいですか?
診断モードに入れない原因として最も多いのは、ボタン操作のタイミングのズレと充電器の電力不足です。まず、両方の音量ボタンを同時にしっかり押し続けた状態で充電器に接続しているか確認してください。また、18W以上の出力がある充電器を使用していることを確認しましょう。5Wの充電器では電力が足りず、診断モードが起動しないことがあります。
それでも入れない場合は、iPhoneを一度完全に放電させてから充電し、再度試してみてください。また、iOSのベータ版を使用している場合は正式版にダウングレードする必要があります。
診断モードは何度でも使えますか?
はい、診断モードは何度でも無料で使用できます。定期的にiPhoneの健康状態をチェックすることで、小さな問題を早期に発見し、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。特にバッテリーの状態は劣化が進行するため、3〜6ヶ月に一度はチェックすることをおすすめします。
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まとめ
iPhoneの診断モードは、かつては修理のプロだけが使えた専門ツールを、私たち一般ユーザーにも開放してくれた画期的な機能です。iOS 17以降で利用可能になり、iOS 26ではさらに使いやすく進化しました。
この記事で紹介した手順に従えば、誰でも自分のiPhoneのハードウェア状態を詳しくチェックできます。バッテリーの劣化、カメラの異常、タッチスクリーンの不具合、Face IDの問題など、気になる症状があれば診断モードで原因を特定してみましょう。
また、設定アプリから確認できるバッテリーの健康状態は、定期的にチェックする習慣をつけることをおすすめします。最大容量が80%を下回る前に交換を検討すれば、突然の電池切れや予期せぬシャットダウンを防ぐことができます。
診断結果に問題が見つかった場合は、AppleサポートやApple正規サービスプロバイダに相談するか、信頼できる民間の修理業者を利用しましょう。適切なメンテナンスを行えば、iPhoneを長く快適に使い続けることができるはずです。






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