【いまさら聞けない】Excelで別シートのテーブルを参照する方法

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Excelを使ってデータを整理する際、別シートのテーブルを参照したいことがあります。これは特に、複数のシートにデータが分散している場合や、データを集約して分析する際に便利です。本記事では、Excel初心者にもわかりやすく、別シートのテーブルを参照する方法を紹介します。

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結論

Excelで別シートのテーブルを参照するには、「VLOOKUP」関数「INDEX」関数「MATCH」関数を使う方法があります。また、最新のExcelバージョンでは、「XLOOKUP」関数も利用できます。

別シートのデータを参照することにより、データの一貫性を保ちながら作業効率を向上させることができます。これにより、データの重複を避け、エラーを減少させることができます。また、大規模なデータセットを扱う場合でも、簡単に必要な情報を取得できるため、作業時間を短縮することができます。

問題解決の手順

ここでは、具体的な手順を示します。

  1. 参照先シートと参照元シートを用意します。例として、「Sheet1」にデータを入力し、「Sheet2」でそのデータを参照します。
  2. 参照元シート(例:「Sheet2」)のセルに移動し、関数を入力します。例えば、「VLOOKUP」を使う場合は以下のように入力します。
  3. =VLOOKUP(A2, Sheet1!A1:B10, 2, FALSE)
  4. 「A2」には、検索したい値を入力します。
  5. 「Sheet1!A1:B10」には、別シートのデータ範囲を指定します。シート名の後に「!」を付けて範囲を指定します。
  6. 「2」には、検索結果として返したい列番号を指定します。この例では、2番目の列を返します。
  7. 「FALSE」には、完全一致を意味します。
  8. 関数を入力したら、Enterキーを押して結果を確認します。

その他の関数の使い方

INDEXとMATCH関数を使用する方法

  1. 参照先シートと参照元シートを用意します。
  2. 「INDEX」と「MATCH」関数を組み合わせて使用します。以下のように入力します。
  3. =INDEX(Sheet1!B1:B10, MATCH(A2, Sheet1!A1:A10, 0))
  4. 「MATCH」関数で検索する値の位置を取得し、「INDEX」関数でその位置の値を返します。

XLOOKUP関数を使用する方法(最新のExcelバージョン)

  1. XLOOKUP関数を使う場合は、以下のように入力します。
  2. =XLOOKUP(A2, Sheet1!A1:A10, Sheet1!B1:B10, “見つかりません”, 0, 1)
  3. XLOOKUPはVLOOKUPよりも柔軟で、範囲の前後関係を考慮せずに使用できます。

よくある質問(FAQ)

以下は、よくある問題とその解決策です。

#N/Aエラーがでたらどうしたらいい?

検索値が見つからない場合に発生します。検索範囲や検索値が正しいか確認してください。

#REF!エラーがでたらどうする?

範囲指定が間違っている場合に発生します。範囲が正しく指定されているか確認してください。

これで、Excelで別シートのテーブルを参照する方法がわかりました。ぜひ試してみてください。

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