Google Apps ScriptでCSVファイルをスプレッドシートに変換する方法｜初心者向けガイド

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こんにちは！今回は、Google Apps Script（GAS）を使って、CSVファイルをGoogleスプレッドシートに変換する方法をご紹介します。パソコンやスマホの操作に不安がある方でも安心して取り組めるよう、わかりやすく解説しますね。

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CSVファイルとは？

Googleスプレッドシートのイメージ

Googleスプレッドシートのイメージ

まず、CSVファイルとは何かを簡単に説明します。

ここがポイント！

  • CSVは「Comma Separated Values」の略で、データをカンマで区切ったテキスト形式のファイルです。
  • 例えば、住所録や売上データなど、表形式のデータを保存するのに使われます。
  • パソコンやスマホで簡単に開けるので、データのやり取りに便利です。

Google Apps Script（GAS）って何？

次に、Google Apps Script（GAS）について説明します。

ここがポイント！

  • GASは、Googleが提供するプログラミング言語で、Googleのサービス（スプレッドシートやドライブなど）を自動化するためのものです。
  • 難しそうに聞こえるかもしれませんが、基本的な操作はとてもシンプルです。
  • 例えば、GASを使うと、CSVファイルをスプレッドシートに自動で取り込むことができます。

CSVファイルをスプレッドシートに変換する手順

それでは、実際にCSVファイルをスプレッドシートに変換する手順を見ていきましょう。

  1. Googleスプレッドシートを開く
  2. 「拡張機能」から「Apps Script」を選択
  3. 以下のコードをコピーして貼り付け

function importCSV() {
const folderId = 'YOUR_FOLDER_ID'; // CSVファイルが保存されているフォルダのID
const folder = DriveApp.getFolderById(folderId);
const files = folder.getFiles();
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
sheet.clear(); // 既存のデータをクリア

while (files.hasNext()) {
const file = files.next();
const csvData = file.getBlob().getDataAsString();
const values = Utilities.parseCsv(csvData);
sheet.getRange(sheet.getLastRow() + 1, 1, values.length, values.length).setValues(values);
}
}

  1. 「YOUR_FOLDER_ID」の部分を、実際のフォルダIDに置き換える
  2. 「保存」ボタンをクリックしてスクリプトを保存
  3. 「実行」ボタンをクリックしてスクリプトを実行

これで、指定したフォルダ内のCSVファイルがスプレッドシートに取り込まれます。

注意点とアドバイス

  • フォルダIDの取得方法
    Googleドライブで対象のフォルダを開き、URLの「folders/」以降の部分がフォルダIDです。
    例: https://drive.google.com/drive/folders/abc123xyz → フォルダIDは「abc123xyz」
  • 文字コードの問題
    CSVファイルの文字コードがUTF-8以外の場合、文字化けが起こることがあります。
    その場合、ファイルをUTF-8に変換してから使用してください。
  • ファイルサイズに注意
    大きなCSVファイルを一度に取り込むと、処理が遅くなることがあります。
    必要に応じて、ファイルを分割して取り込むことを検討してください。

よくある質問

Q1: CSVファイルの文字化けを防ぐにはどうすればよいですか？

CSVファイルをUTF-8形式で保存することで、文字化けを防ぐことができます。
ExcelやGoogleスプレッドシートで「名前を付けて保存」または「ダウンロード」の際に、UTF-8を選択してください。

Q2: 複数のCSVファイルを一度に取り込むことはできますか？

はい、上記のスクリプトでは、指定したフォルダ内のすべてのCSVファイルを順番に取り込むことができます。

Q3: スクリプトの実行に時間がかかる場合、どうすればよいですか？

大きなファイルを扱う際は、スクリプトの処理を分割するなどして、負荷を軽減することをおすすめします。

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まとめ

今回は、Google Apps Scriptを使ってCSVファイルをスプレッドシートに変換する方法をご紹介しました。手順をしっかりと守れば、初心者の方でも簡単に実行できます。もし操作に不安がある場合や、他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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