Google Apps Scriptでスプレッドシートの特定範囲をクリアする方法

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こんにちは!今日は、Google Apps Script(GAS)を使って、スプレッドシートの特定の範囲をクリアする方法についてお話しします。パソコンやスマホの操作に不安がある方でも、安心して取り組めるように、わかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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はじめになぜ範囲をクリアするのか?

Googleスプレッドシートのイメージ

Googleスプレッドシートのイメージ

例えば、毎月の売上データを管理しているシートがあるとします。新しい月が始まるたびに、前月のデータをクリアして新しいデータを入力する必要がありますよね。そんなときに、手動で一つ一つ消すのは大変です。そこで、GASを使って自動で範囲をクリアする方法を学びましょう。

範囲をクリアする方法3つのメソッド

GASには、スプレッドシートのセル範囲をクリアするためのメソッドがいくつかあります。目的に応じて使い分けることが大切です。

`clear()` メソッドすべてをクリア

このメソッドを使うと、指定した範囲の値、書式、コメント、データの入力規則など、すべてがクリアされます。例えば、からB10までの範囲をすべてクリアするには、以下のように記述します。

javascript
function clearAll() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
sheet.getRange("B10").clear();
}

`clearContent()` メソッド値のみをクリア

このメソッドは、セルの中身(値や数式)だけをクリアし、書式やコメントなどはそのまま残します。テンプレートのデータを新しい内容に更新する際に便利です。

javascript
function clearValues() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
sheet.getRange("B10").clearContent();
}

`clearFormat()` メソッド書式のみをクリア

このメソッドは、セルの書式(色、フォント、罫線など)だけをクリアし、値やコメントなどはそのまま残します。デザインをリセットしたいときに役立ちます。

javascript
function clearFormatting() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
sheet.getRange("B10").clearFormat();
}

範囲の指定方法行数・列数を使って指定する

範囲を指定する方法には、セルのアドレスを使う方法と、行数・列数を使う方法があります。後者の方法は、データの量が変動する場合に便利です。

javascript
function clearDynamicRange() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
const lastRow = sheet.getLastRow();
const lastColumn = sheet.getLastColumn();
sheet.getRange(2, 1, lastRow - 1, lastColumn).clearContent();
}

このコードでは、2行目以降のすべてのデータをクリアしています。`getLastRow()` と `getLastColumn()` を使うことで、データのある範囲を自動で取得しています。

複数の範囲を一度にクリアする方法

複数の範囲を一度にクリアしたい場合、`getRangeList()` メソッドを使うと便利です。

javascript
function clearMultipleRanges() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
const ranges = sheet.getRangeList);
ranges.clearContent();
}

このコードでは、\:B10、D1\:E10、G1\:H10 の3つの範囲の値を一度にクリアしています。

ボタンを作成して範囲をクリアする方法

スプレッドシートにボタンを作成し、そのボタンをクリックすることで範囲をクリアすることもできます。以下の手順で設定できます。

  1. スプレッドシートを開き、「挿入」→「図形描画」を選択します。
  2. 好きな形のボタンを描き、「保存して閉じる」をクリックします。
  3. 作成したボタンを右クリックし、「スクリプトの割り当て」を選択します。
  4. 表示されたダイアログに、先ほど作成した関数名(例`clearAll`)を入力し、「OK」をクリックします。

これで、ボタンをクリックすることで指定した範囲をクリアできるようになります。

よくある質問や疑問

Q1: セルの内容をクリアしても、隣のセルに影響はありますか?

セルの内容をクリアしても、隣のB1セルやC1セルには影響はありません。指定したセルのみがクリアされます。

Q2: セルの内容をクリアした後、元に戻すことはできますか?

GASでセルの内容をクリアすると、その操作は元に戻すことができません。クリアする前に内容をバックアップしておくことをおすすめします。

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まとめ

今回は、Google Apps Scriptを使ってスプレッドシートの特定範囲をクリアする方法について解説しました。手動での作業を自動化することで、業務の効率化が図れます。ぜひ、今回紹介したコードを参考にして、自分の業務に役立ててください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。

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