GASでスプレッドシートのコメントを取得する方法｜初心者でもできる簡単ステップ

こんにちは！今回は、Google Apps Script（GAS）を使って、Googleスプレッドシートに付けられたコメントを自動で取得し、整理する方法をご紹介します。パソコンやスマホの操作に不安がある方でも安心して取り組める内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

コメント取得の準備Drive APIを有効にしよう
コメントを取得するコードの作成
コードの解説どう動くのか
コメントを特定の条件で取得する方法
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

コメント取得の準備Drive APIを有効にしよう

Googleスプレッドシートのイメージ

まず最初に、Google Apps Script（GAS）でスプレッドシートのコメントを取得するためには、Google Drive APIを有効にする必要があります。手順は以下の通りです。

スプレッドシートを開き、上部メニューの「拡張機能」から「Apps Script」を選択します。
スクリプトエディタが開いたら、左側の「サービス」から「Drive API」を追加します。
Drive APIのバージョンは「v3」を選択してください。

これで、コメントを取得する準備が整いました。

コメントを取得するコードの作成

次に、実際にコメントを取得するためのコードを作成します。以下のコードをスクリプトエディタにコピー＆ペーストしてください。

function extractComments() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  var comments = sheet.getComments();

  var result = ;

for (var i = 0; i < comments.length; i++) { result.push, comments, comments]); } var newSheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().insertSheet('Comments'); newSheet.getRange(1, 1, result.length, 3).setValues(result); }

このコードは、現在アクティブなシートからコメントを取得し、新しいシート「Comments」にその内容を一覧として表示します。

コードの解説どう動くのか

このコードは、以下の手順で動作します。

現在アクティブなスプレッドシートとシートを取得します。
そのシートからコメントを取得します。
取得したコメントを配列に格納します。
新しいシート「Comments」を作成し、コメントの内容をそのシートに書き込みます。

これにより、コメントの内容を簡単に一覧化することができます。

コメントを特定の条件で取得する方法

特定の条件でコメントを取得したい場合、Drive APIを使用することで、より柔軟な取得が可能です。以下のコードは、特定のファイルIDのコメントを取得する例です。

function getCommentsFromFile() {

  var fileId = 'YOUR_FILE_ID'; // 対象のファイルIDを指定

  var comments = Drive.Comments.list(fileId);

  var result = ;
  comments.items.forEach(function(comment) {

    result.push);

  });

var newSheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().insertSheet('FileComments'); newSheet.getRange(1, 1, result.length, 3).setValues(result); }

このコードでは、指定したファイルIDのコメントを取得し、新しいシート「FileComments」にその内容を一覧として表示します。