スプレッドシートを開いたときに自動でメニューを表示したり、特定の処理を実行したりできる「onOpen関数」。これを使えば、毎回手動で操作する手間を省けて、作業がぐっと楽になります。今回は、初心者の方にもわかりやすく、スプレッドシートでの自動化の第一歩を踏み出せるように解説します。
onOpen関数とは?
まず、onOpen関数って何?と思われるかもしれません。簡単に言うと、スプレッドシートを開いたときに自動で実行される特別な関数です。例えば、スプレッドシートを開いたときに「ようこそ!」と表示したり、カスタムメニューを追加したりすることができます。
onOpen関数の基本的な使い方
では、実際にonOpen関数を使ってみましょう。以下のコードをスクリプトエディタに入力してみてください。
javascript
function onOpen() {
var ui = SpreadsheetApp.getUi();
ui.createMenu('カスタムメニュー')
.addItem('メニュー項目1', 'menuItem1')
.addToUi();
}
function menuItem1() {
SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().toast('メニュー項目1が選ばれました');
}
このコードをスクリプトエディタに入力して保存し、スプレッドシートを再読み込みすると、メニューに「カスタムメニュー」が追加され、その中に「メニュー項目1」が表示されます。これをクリックすると、「メニュー項目1が選ばれました」と表示されます。
onOpen関数を使ってカスタムメニューを作成する
onOpen関数を使うと、スプレッドシートを開いたときに自動でカスタムメニューを追加できます。以下のコードを参考にしてみてください。
javascript
function onOpen() {
var ui = SpreadsheetApp.getUi();
ui.createMenu('カスタムメニュー')
.addItem('メニュー項目1', 'menuItem1')
.addItem('メニュー項目2', 'menuItem2')
.addToUi();
}
function menuItem1() {
SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().toast('メニュー項目1が選ばれました');
}
function menuItem2() {
SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().toast('メニュー項目2が選ばれました');
}
このコードをスクリプトエディタに入力して保存し、スプレッドシートを再読み込みすると、メニューに「カスタムメニュー」が追加され、その中に「メニュー項目1」と「メニュー項目2」が表示されます。これらをクリックすると、それぞれのメッセージが表示されます。
onOpen関数を使って複数の処理を実行する
onOpen関数内で複数の処理を実行することも可能です。例えば、スプレッドシートを開いたときに特定のセルに値を設定したり、シートの保護を設定したりすることができます。
javascript
function onOpen() {
var ui = SpreadsheetApp.getUi();
ui.createMenu('カスタムメニュー')
.addItem('メニュー項目1', 'menuItem1')
.addToUi();
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
sheet.getRange('').setValue('スプレッドシートが開かれました');
}
このコードをスクリプトエディタに入力して保存し、スプレッドシートを再読み込みすると、メニューに「カスタムメニュー」が追加され、その中に「メニュー項目1」が表示されます。また、シートのセルに「スプレッドシートが開かれました」と表示されます。
よくある質問や疑問
Q1: onOpen関数はどのようなタイミングで実行されますか?
onOpen関数は、ユーザーが編集権限を持つスプレッドシートを開いたときに自動で実行されます。表示またはコメント権限のみの場合は実行されません。
Q2: onOpen関数を使ってメールを送信することはできますか?
onOpen関数はシンプルトリガーであり、認証が必要な処理(例Gmailの送信)を実行することはできません。認証が必要な処理を実行するには、インストール可能なトリガーを使用する必要があります。
Q3: onOpen関数を使って外部のスプレッドシートを操作することはできますか?
onOpen関数は、バインドされているスプレッドシート内でのみ実行されます。外部のスプレッドシートを操作するには、インストール可能なトリガーを使用する必要があります。
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まとめ
今回は、スプレッドシートを開いたときに自動で実行される「onOpen関数」について解説しました。これを使うことで、スプレッドシートの自動化やカスタマイズが可能になります。最初は難しそうに感じるかもしれませんが、少しずつ試してみてくださいね。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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