初心者でもできる！GoogleスプレッドシートとAPI連携をGoogle Apps Scriptで簡単に実現する方法

Googleスプレッドシートを使っていると、手動でデータを入力したり更新したりするのが面倒に感じることはありませんか？そんなときに便利なのが、Google Apps Script（GAS）を使ってAPIと連携する方法です。これを使えば、外部のデータを自動で取り込んだり、他のサービスと連携したりすることができます。

今回は、初心者の方でもわかりやすいように、GASを使ってGoogleスプレッドシートとAPIを連携する方法を、親しみやすい語り口調で解説します。

Google Apps Script（GAS）とは？
API連携ってなに？
GASでAPI連携をするメリット
実際にやってみよう！GASでAPI連携する手順
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Google Apps Script（GAS）とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

まず、Google Apps Script（GAS）とは、Googleが提供するスクリプト言語で、Googleのサービス（スプレッドシート、Gmail、カレンダーなど）を自動化したり、拡張したりすることができるツールです。プログラミングの経験がなくても、簡単な手順で始められます。

API連携ってなに？

API（Application Programming Interface）とは、異なるソフトウェア同士が情報をやり取りするための仕組みです。例えば、天気予報のデータを取得したり、株価情報を取り込んだりすることができます。これをGoogleスプレッドシートと連携させることで、手動で入力する手間を省くことができます。

GASでAPI連携をするメリット

GASでAPI連携を行うと、以下のようなメリットがあります

ここがポイント！

手動入力の手間を省ける外部のデータを自動で取り込むことができるので、手動で入力する必要がなくなります。
定期的な更新が可能スクリプトを定期的に実行するように設定すれば、最新のデータを自動で取得できます。
他のGoogleサービスとの連携取得したデータをGmailで通知したり、Googleカレンダーに予定を追加したりすることができます。

実際にやってみよう！GASでAPI連携する手順

それでは、実際にGoogleスプレッドシートとAPIを連携させる手順を見ていきましょう。

Googleスプレッドシートを準備する

まずは、Googleスプレッドシートを開きます。新しいシートを作成し、必要な項目（例えば、日付、天気、気温など）をヘッダーとして入力します。

Apps Scriptエディタを開く

次に、スプレッドシートのメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択します。これで、スクリプトエディタが開きます。

スクリプトを書く

スクリプトエディタが開いたら、以下のようなコードを入力します

javascript

function getWeatherData() {

  const url = 'https://api.openweathermap.org/data/2.5/weather?q=Tokyo&appid=YOUR_API_KEY';

  const response = UrlFetchApp.fetch(url);

  const data = JSON.parse(response.getContentText());
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  const date = new Date();

  const weather = data.weather.description;

  const temperature = data.main.temp;

sheet.appendRow); }

このコードでは、OpenWeatherMapのAPIから東京の天気情報を取得し、スプレッドシートに追加しています。`YOUR_API_KEY`の部分は、OpenWeatherMapで取得したAPIキーに置き換えてください。