Googleフォームとスプレッドシートを連携させると、手間のかかる作業を自動化できてとても便利です。特に、Google Apps Script（GAS）を活用すれば、フォームの回答をスプレッドシートに自動で転記したり、特定の処理を自動で行ったりできます。今回は、初心者の方でもわかりやすく、GASを使った自動化の方法をご紹介します。
Googleフォームとスプレッドシートを連携するメリット
Googleスプレッドシートのイメージ
- 手動入力の手間を省けるフォームの回答が自動でスプレッドシートに転記されるので、手動で入力する必要がなくなります。
- 集計作業が簡単になる回答がスプレッドシートにまとまることで、集計や分析がしやすくなります。
- 自動通知が可能フォームの送信時に自動でメール通知を送ることができ、迅速な対応が可能です。
GASを使ってGoogleフォームとスプレッドシートを連携する方法
ステップ1Googleフォームとスプレッドシートを作成する
まずは、Googleフォームとそれに対応するスプレッドシートを作成します。フォームを作成したら、「回答」タブからスプレッドシートのアイコンをクリックし、新しいスプレッドシートを作成します。
ステップ2GASエディタを開く
次に、スプレッドシートのメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択し、GASエディタを開きます。
ステップ3GASコードを記述する
以下のようなコードをGASエディタに記述します。このコードは、フォームの送信時にスプレッドシートに回答を転記するものです。
function onFormSubmit(e) {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('フォームの回答 1');
var responses = e.values;
sheet.appendRow(responses);
}
このコードを保存し、トリガーを設定することで、フォームの送信時に自動で処理が実行されます。
ステップ4トリガーを設定する
GASエディタの左側の時計アイコンをクリックし、「トリガーを追加」を選択します。イベントの種類を「フォーム送信時」に設定し、先ほど作成した関数（この場合は「onFormSubmit」）を選択します。
よくある質問や疑問
Q1: GASのコードを書くのが初めてで不安です。大丈夫でしょうか？
はい、大丈夫です。GASはJavaScriptをベースにしており、初心者の方でもわかりやすい構文です。今回ご紹介したコードもシンプルで、コピー＆ペーストするだけで動作します。
Q2: フォームの送信時にメール通知を送りたいのですが、どうすれば良いですか？
メール通知を送るには、GASの「GmailApp.sendEmail」メソッドを使用します。フォームの送信時に特定の条件を満たす場合に、指定したメールアドレスに通知を送ることができます。
Q3: スプレッドシートに転記されたデータを自動で並べ替えたいのですが、可能ですか？
はい、可能です。GASを使用して、スプレッドシートに転記されたデータを自動で並べ替えることができます。例えば、タイムスタンプを基準に最新のデータを上に表示するように設定できます。
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まとめ
GoogleフォームとスプレッドシートをGASで連携させることで、業務の効率化や作業の自動化が可能になります。初心者の方でも、今回ご紹介した手順を参考にすれば、簡単に自動化を始めることができます。さらに、GASを活用すれば、メール通知やデータの並べ替えなど、さまざまな自動化が実現できます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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