Googleスプレッドシートでプルダウンリストを作成する方法|初心者向け解説

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Googleスプレッドシートを使っていると、データ入力のミスを減らしたり、入力をスムーズにしたりするために「プルダウンリスト」を活用したくなることがありますよね。今回は、そんなプルダウンリストの作り方から、ちょっとした応用テクニックまで、初心者の方でもわかりやすく解説します。

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プルダウンリストって何?

Googleスプレッドシートのイメージ

Googleスプレッドシートのイメージ

まず、プルダウンリストとは、セルをクリックすると選択肢が表示され、その中から選ぶことができる機能です。これを使うと、例えば「部署名」や「担当者名」など、決まった項目を簡単に入力できるようになります。

プルダウンリストの基本的な作り方

プルダウンリストを作成するには、以下の手順を踏みます。

  1. プルダウンを設定したいセルを選択します。
  2. 上部メニューの「データ」から「データの入力規則」を選択します。
  3. 表示されたサイドメニューで、「条件」を「リストを範囲で指定」または「リストを直接指定」に設定します。
  4. リストの内容を入力します。直接入力する場合は、項目をカンマで区切って入力します。
  5. 必要に応じて、「詳細オプション」でエラーメッセージの表示や入力制限を設定します。
  6. 設定が完了したら、「完了」をクリックします。

これで、選択したセルにプルダウンリストが作成されます。

連動プルダウンリストの作り方

次に、1つ目の選択肢に応じて2つ目の選択肢が変わる「連動プルダウンリスト」の作り方を紹介します。

例えば、1つ目で「部署」を選ぶと、2つ目でその部署に所属する「担当者」が表示されるように設定します。

  1. まず、部署と担当者の対応表を作成します。
  2. 部署のセルにプルダウンリストを設定します。
  3. 担当者のセルに、部署に応じた担当者リストを表示させるために、INDIRECT関数を使用します。
  4. 具体的には、担当者のセルに「=INDIRECT()」と入力します。ここで、は部署が入力されているセルです。
  5. これで、部署を選ぶと、担当者のリストが自動で更新されるようになります。

VLOOKUP関数を使った連動入力の方法

さらに進んで、選択した項目に応じて他のセルの内容も自動で入力されるようにするには、VLOOKUP関数を使用します。

例えば、品名を選ぶと、その価格が自動で入力されるように設定します。

  1. 品名と価格の対応表を作成します。
  2. 品名のセルにプルダウンリストを設定します。
  3. 価格のセルに、「=VLOOKUP(D3, B5, 2, FALSE)」と入力します。ここで、D3は品名が入力されているセル、B5は品名と価格の対応表の範囲です。
  4. これで、品名を選ぶと、価格が自動で入力されるようになります。

よくある質問や疑問

Q1: プルダウンリストに項目を追加するにはどうすればいいですか?

プルダウンリストの設定を開き、「条件」の部分でリストを直接指定している場合は、項目をカンマで区切って追加します。リストを範囲で指定している場合は、範囲に新しい項目を追加し、設定を更新します。

Q2: プルダウンリストから複数の項目を選択することはできますか?

標準のプルダウンリストでは複数選択はできませんが、Google Apps Scriptを使用することで、複数選択できるようにカスタマイズすることが可能です。

Q3: プルダウンリストのデザインを変更することはできますか?

はい、「データの入力規則」の「詳細オプション」から、プルダウンの表示スタイルを「チップ」や「矢印」に変更することができます。

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まとめ

Googleスプレッドシートのプルダウンリストは、データ入力を効率化し、ミスを減らすための強力なツールです。基本的な作成方法から、連動プルダウンリストやVLOOKUP関数を使った応用まで、幅広く活用できます。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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