Google スプレッドシートでデータを整理する際、よく使われるのが「重複削除」機能です。でも、実は関数を使ってもっと簡単に重複を削除できる方法があるんです。この記事では、初心者にも分かりやすく、関数を使った重複削除の方法をご紹介します。
スプレッドシートで重複削除をする理由とその重要性
Googleスプレッドシートのイメージ
Google スプレッドシートでのデータ管理は、情報を整理して効率的に作業を進めるために欠かせません。特に、同じデータが何度も繰り返し表示されると、必要な情報を見つけにくくなったり、計算結果に誤差が出てしまうことがあります。
例えば、あなたが顧客リストを作成しているとき、同じ名前やメールアドレスが重複していると、後でメールを送るときに余計な手間がかかってしまいますよね。そんな時、重複データを削除することが非常に重要です。
Google スプレッドシートで重複削除する方法
Google スプレッドシートで重複を削除する方法にはいくつかの方法があります。最も簡単な方法の一つが、関数を使う方法です。ここでは、関数を使った方法を順を追って説明していきます。
UNIQUE関数を使う方法
まず最初に紹介するのは、Google スプレッドシートで最もよく使われる関数「UNIQUE」です。この関数は、指定した範囲内から重複を取り除いたユニークな値を抽出してくれます。
たとえば、A列に以下のようなデータがあるとしましょう。
- りんご
- バナナ
- りんご
- オレンジ
- バナナ
このデータから重複を削除したい場合、以下のように関数を入力します。
- 空いているセルを選択します。
- 次に、次のように関数を入力します。
=UNIQUE()
これで、A列の重複を取り除いたリストが表示されます。出力されるのは、以下の通りです。
- りんご
- バナナ
- オレンジ
この方法を使うと、手間をかけずに簡単に重複を取り除くことができます。
UNIQUE関数とSORT関数を組み合わせる方法
次に紹介するのは、重複を削除し、かつその結果を昇順（または降順）で並べ替える方法です。この方法では、UNIQUE関数とSORT関数を組み合わせます。
例えば、以下のようなデータがあるとします。
- オレンジ
- りんご
- バナナ
- オレンジ
- りんご
ここで、重複を削除した上で、アルファベット順に並べ替えたい場合、次のように入力します。
=SORT(UNIQUE())
これで、以下のように重複のない、並べ替えられたリストが表示されます。
- りんご
- オレンジ
- バナナ
よくある質問や疑問
UNIQUE関数を使うときに注意するべき点はありますか？
UNIQUE関数を使用する際には、指定した範囲内に空白のセルが含まれていると、そのセルもユニークな項目としてカウントされてしまうことがあります。もし空白のセルを除外したい場合は、空白を事前に取り除くか、フィルタを使用して空白を除外する方法を考えるとよいでしょう。
重複削除後に元のデータが消えてしまうことはありませんか？
UNIQUE関数を使用しても、元のデータが削除されることはありません。関数で抽出された結果は、新しいセル範囲に表示されるだけです。そのため、元のデータはそのまま残り、安心して操作できます。
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まとめ
今回は、Google スプレッドシートで重複削除を関数で簡単に行う方法をご紹介しました。UNIQUE関数を使うことで、手軽にデータの整理ができ、さらにSORT関数と組み合わせれば、並べ替えも一緒にできて非常に便利です。重複データがあると作業が効率的に進まないことがありますが、この方法を覚えておけば、すぐに解決できます。
もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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