Googleスプレッドシートで「0」が消えないようにする方法【初心者向け解決ガイド】

Googleスプレッドシートで「00123」と入力しても、いつの間にか「123」に変わってしまう――そんな経験はありませんか？特に郵便番号や商品コードなど、先頭の「0」が重要な場合、この現象はとても困りますよね。今回は、そんな「0が消える問題」を解決するための方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

なぜ「0」が消えてしまうのか？

Googleスプレッドシートのイメージ

Googleスプレッドシートは、数字を入力すると自動的に数値として認識します。そのため、「00123」と入力しても、数値としては「123」と同じと判断され、先頭の「0」が削除されてしまうのです。これは、郵便番号や商品コードなど、先頭の「0」が重要なデータを扱う際に問題となります。

「0」を消さないための方法

セルの書式設定を「プレーンテキスト」に変更する

一番簡単な方法は、セルの書式設定を「プレーンテキスト」に変更することです。これにより、入力した内容がそのまま表示されます。

これで、例えば「00123」と入力すると、そのまま「00123」と表示されるようになります。ただし、この方法では数値としての計算はできなくなるので、注意が必要です。

カスタム数値形式を使用する

計算も行いたい場合は、カスタム数値形式を使用する方法があります。これにより、表示上は先頭の「0」を維持しつつ、数値としての計算も可能です。

これで、例えば「123」と入力すると、「00123」と表示されるようになります。

アポストロフィを使う

一時的な対処法として、入力の前にアポストロフィ（’）を付ける方法があります。例えば、「’00123」と入力すると、「00123」と表示されます。ただし、この方法は手間がかかるため、大量のデータには向いていません。

TEXT関数を使用する

既に入力されている数値に対して、先頭の「0」を付けたい場合は、TEXT関数を使用する方法があります。

これにより、セルの数値が5桁の文字列として表示されます。

CSVファイルにエクスポートする際の注意点

GoogleスプレッドシートからCSVファイルにエクスポートすると、先頭の「0」が消えてしまうことがあります。これを防ぐためには、エクスポート前に対象の列を「プレーンテキスト」に設定しておくことが重要です。

よくある質問や疑問

Q1: 数値として計算もしたい場合、どうすれば良いですか？

セルに「123」と入力し、B1セルに以下の式を入力することで、計算を行いながら先頭の「0」を表示できます。

Q2: 他の方法で先頭の「0」を維持する方法はありますか？

他にも、Google Apps Scriptを使用して自動的に書式設定を行う方法がありますが、初心者の方には少し難しいかもしれません。まずは、上記の方法から試してみてください。

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まとめ

Googleスプレッドシートで先頭の「0」を消さないためには、セルの書式設定を「プレーンテキスト」に変更する、カスタム数値形式を使用する、TEXT関数を活用するなどの方法があります。状況に応じて適切な方法を選択し、大切なデータの整合性を保ちましょう。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。