Googleスプレッドシートを使っていると、データの重複が気になることがありますよね。例えば、名簿やリストを作成しているときに、同じ情報が何度も入力されてしまうと、後で整理するのが大変です。そんなときに役立つのが、スプレッドシートの「重複データの確認・削除」機能です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、重複データを確認・削除する方法をご紹介します。
重複データを確認する方法
重複データを確認するには、まず「COUNTIF」関数を使います。この関数は、指定した範囲内で特定の条件に一致するセルの数を数えることができます。
COUNTIF関数の使い方
例えば、A列に名前のデータがあるとします。この中で、各名前が何回出現しているかを調べるには、B列に以下の数式を入力します。
=COUNTIF(A, )
これで、セルの名前がA列全体で何回出現しているかがB1セルに表示されます。この数式をB列の他のセルにもコピーすれば、各名前の出現回数を確認できます。出現回数が2以上のものが重複しているデータです。
重複データを削除する方法
重複データを削除するには、いくつかの方法があります。
「重複を削除」機能を使う方法
スプレッドシートには、重複データを一括で削除する「重複を削除」機能があります。
- 削除したいデータが含まれる範囲を選択します。
- メニューから「データ」→「データクリーンアップ」→「重複を削除」を選択します。
- 重複を削除する列を選択し、「重複を削除」ボタンをクリックします。
これで、選択した範囲内の重複データが削除されます。
UNIQUE関数を使う方法
UNIQUE関数を使うと、重複しないデータだけを新しい範囲に抽出することができます。
=UNIQUE(A)
これで、A列の重複しないデータだけが表示されます。元のデータを残しつつ、重複を除いたリストを作成したいときに便利です。
条件付き書式で重複を色付けする方法
重複データを視覚的に確認したいときは、条件付き書式を使って重複セルに色を付けることができます。
- 重複を確認したい範囲を選択します。
- メニューから「書式」→「条件付き書式」を選択します。
- 「書式ルールを追加」の下にある「カスタム数式」を選択します。
- 数式として以下を入力します。
=COUNTIF(A, )>1
- 書式スタイルを設定し、「完了」をクリックします。
これで、A列の重複しているセルに色が付き、視覚的に確認できるようになります。
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まとめ
Googleスプレッドシートで重複データを確認・削除する方法は、いくつかの手段があります。状況に応じて、最適な方法を選んで作業を効率化しましょう。もし操作に不安がある場合や、他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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