Googleスプレッドシートのメニューをカスタマイズして作業効率をアップ！初心者でもできる簡単ガイド

Googleスプレッドシートを使っていると、同じ操作を何度も繰り返すことがありませんか？例えば、毎回「データを並べ替える」「特定の書式を適用する」など、同じ作業を手動で行うのは面倒ですよね。そんなときに便利なのが、「カスタムメニュー」です。これを使うと、よく使う操作をメニューに追加して、ワンクリックで実行できるようになります。

「でも、プログラムなんてできないし…」と思うかもしれませんが、大丈夫！実は、ちょっとした設定で誰でも簡単にカスタムメニューを作成できるんです。この記事では、初心者の方にもわかりやすく、Googleスプレッドシートのカスタムメニューの作り方をご紹介します。

カスタムメニューとは？
カスタムメニューを作成するための準備
カスタムメニューを活用するアイデア
よくある質問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

カスタムメニューとは？

Googleスプレッドシートのイメージ

カスタムメニューとは、Googleスプレッドシートのメニューに自分専用の項目を追加できる機能です。例えば、「データを並べ替える」「セルの色を変える」など、よく使う操作を自分だけのメニューに登録しておくことで、作業効率が大幅にアップします。

カスタムメニューを作成するための準備

カスタムメニューを作成するには、Google Apps Scriptというツールを使います。これを使うことで、スプレッドシートに自分専用の機能を追加することができます。難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はとても簡単なんです。

手順1: スプレッドシートを開く

まずは、カスタムメニューを追加したいGoogleスプレッドシートを開きます。

手順2: スクリプトエディタを開く

次に、上部のメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択します。これで、スクリプトエディタが開きます。

手順3: コードを入力する

スクリプトエディタが開いたら、以下のコードをコピーして貼り付けてください。

javascript

function onOpen() {

  var ui = SpreadsheetApp.getUi();

  ui.createMenu('カスタムメニュー')

    .addItem('セルの色を青にする', 'setBlue')

    .addItem('セルの色を赤にする', 'setRed')

    .addToUi();

}
function setBlue() {

  var range = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveRange();

  range.setBackground('blue');

}

function setRed() { var range = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveRange(); range.setBackground('red'); }

このコードは、スプレッドシートを開いたときに「カスタムメニュー」という新しいメニューを追加し、その中に「セルの色を青にする」「セルの色を赤にする」という2つの項目を作成します。それぞれの項目を選択すると、選択したセルの背景色が青または赤に変わります。